
レクサスは2026年1月8日、コンパクトFRスポーツセダン「IS」の新型モデルを日本で発売しました。
今回発売された日本仕様は、2.5L直列4気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせた「IS300h」に一本化されています。標準仕様、"version L"、"F SPORT"に加え、特別仕様車"F SPORT Mode Black Ⅴ"が設定され、価格は580万円から675万円(メーカー希望小売価格・税込)です。
今回の変更はフルモデルチェンジではなく、2013年に登場した3代目ISをベースとする一部改良です。新しいフロントデザインに加え、EPSやAVSの改良、12.3インチセンターディスプレイと12.3インチTFT液晶メーター、進化した「Lexus Safety System +」などが採用されました。
本記事では、2026年モデルの価格、グレード構成、主な変更点、旧型との違いをレクサス公式情報に基づいて解説します。
この記事のポイント
- 新型レクサスISは2026年1月8日に日本発売済み
- 日本仕様は2.5LハイブリッドのIS300hに一本化
- 価格は580万円~675万円(メーカー希望小売価格・税込)
- EPS刷新、バリアブルギヤ採用、AVS改良で走行性能を向上
- センターディスプレイとTFT液晶メーターを12.3インチ化
- 「Lexus Safety System +」を進化
- 特別仕様車"F SPORT Mode Black Ⅴ"を設定
新型レクサスISの発売日は2026年1月8日

レクサスISの新型モデルに関する公式スケジュールは以下のとおりです。当初は2026年初頭以降の発売予定と案内されていましたが、日本では2026年1月8日に発売されました。
- 2025年9月9日:新型ISを世界初公開(ワールドプレミア)
- 2026年1月8日:IS300hの一部改良モデルを日本発売
- 2026年1月8日:特別仕様車"F SPORT Mode Black Ⅴ"を同日発売
今回の改良により、ISは電動化が進むレクサスのラインナップにおいて、貴重な「FRスポーツセダン」としての完成度をさらに高めることになりました。
新型レクサスISのグレードと価格
2026年1月8日に発売された日本仕様のグレード構成と価格(メーカー希望小売価格・税込)は以下のとおりです。
| グレード | 駆動方式 | メーカー希望小売価格(税込) |
|---|---|---|
| IS300h | FR/2WD | 5,800,000円 |
| IS300h "version L" | FR/2WD | 6,100,000円 |
| IS300h "F SPORT" | FR/2WD | 6,350,000円 |
| IS300h 特別仕様車"F SPORT Mode Black Ⅴ" | FR/2WD | 6,750,000円 |
日本仕様のパワートレーンは、2.5L直列4気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたIS300hのみです。全車後輪駆動で、トランスミッションは電気式無段変速機、WLTCモード燃費は17.6km/Lです。
従来国内で販売されていたIS300、IS350、IS500は、2026年1月発売の新型国内ラインアップには設定されていません。これらのエンジン車を希望する場合は、中古車を検討することになります。
なお、価格には登録費用、保険料、税金、リサイクル料金、オプション費用などは含まれていません。
2026年モデルの主な変更点
今回の一部改良では、走行性能、外装、インテリア、安全装備の各分野にわたって改良が加えられています。フルモデルチェンジではなく、2013年登場の3代目ISをベースとしながら、各部を大幅にアップデートしています。
- EPS刷新とバリアブルギヤ採用
- AVS改良で安定性と乗り心地を両立
- 低重心・ワイド感を強調した新しい外装
- 12.3インチディスプレイと液晶メーター
- 新素材Forged bambooと新内装色
- Lexus Safety System +の進化
EPS刷新とバリアブルギヤ採用


2026年モデルでは電動パワーステアリング(EPS)を刷新し、ラックギヤにバリアブルギヤを採用しました。交差点やワインディングロードでは少ない操舵角でも狙ったラインをトレースしやすくする一方、直進時の安定性にも配慮されています。路面状況や走行シーンを問わず、ドライバーの意図に忠実な挙動を実現するため、細部までチューニングが見直されています。
AVS改良で安定性と乗り心地を両立
AVS(電子制御サスペンション)にも改良を施し、車両安定性と乗り心地の両立を図っています。路面入力によるショックの低減とフラットな乗り味を両立させ、「Lexus Driving Signature」をさらに深化させています。なお、AVSはグレードやメーカーオプションによって装備内容が異なります。全グレード一律の標準装備ではないため、詳細はレクサス公式サイトの装備一覧でご確認ください。
低重心・ワイド感を強調した新しい外装





写真出典:LEXUS
「Agile(俊敏)&Provocative(挑発的)」なデザインコンセプトはそのままに、より力強く精悍なスタイリングへと進化しました。
- フロントフェイス:フロントバンパー周辺のデザインを変更し、低重心かつワイドなスタンスを強調した新しいフロントフェイスへ。ブレーキダクトを取り込んだスポーティな造形を採用しています。
- リヤデザイン:リヤのLEXUSロゴ意匠を刷新。"F SPORT"系ではリヤスポイラーを背面まで回り込ませ、空力性能を向上させています。
- 新意匠ホイール:グレード別に18インチまたは19インチアルミホイールを設定。足元の引き締め役として新デザインを採用しています。
- ボディカラー:硬質なライトグレーにメタリックの輝きを加えた新色「ニュートリノグレー」を追加。"F SPORT"系では8色のラインアップとなっています(ニュートリノグレー/ホワイトノーヴァガラスフレーク/ソニッククロム/ソニックイリジウム/チタニウムカーバイドグレー/グラファイトブラックガラスフレーク/ラディアントレッドコントラストレイヤリング/ヒートブルーコントラストレイヤリング)。選択可能な色はグレードによって異なります。
- レッドブレーキキャリパー:LEXUSロゴ入りのレッドブレーキキャリパーは"F SPORT"および"F SPORT Mode Black Ⅴ"向けの装備です(全グレード共通ではありません)。
12.3インチディスプレイと液晶メーター



センターディスプレイだけでなく、運転席前のTFT液晶式メーターも12.3インチに大型化されました。センターディスプレイはメーターとの一体感を意識した位置と角度に配置され、走行中の視線移動や操作性にも配慮されています。旧型(改良前)の10.3インチタッチ対応ディスプレイから、12.3インチセンターディスプレイへと大型化しています。
新素材Forged bambooと新内装色
センターコンソール上面とスタートスイッチベゼルには、竹繊維を活用した新開発のオーナメントパネル「Forged bamboo」を採用。素材の質感と独自の意匠が、上質なコックピットを演出しています。
内装色には、太陽を覆う紅炎をイメージした「PROMINENCE(プロミネンス)」が新設定されています。鮮やかなレッドとブラックのコントラストが、スポーツセダンらしい高揚感を演出します。
Lexus Safety System +の進化
「Lexus Safety System +」も今回の一部改良で進化しています。プリクラッシュセーフティの検知対象や支援範囲を拡大するなど、安全運転支援機能が向上しました。
- プリクラッシュセーフティ:検知対象・支援範囲を拡大
- レーダークルーズコントロール
- レーントレーシングアシスト
- レーンディパーチャーアラート
- ロードサインアシスト
- ドライバー異常時対応システム
- 発進遅れ告知機能
- プロアクティブドライビングアシスト
- Lexus Teammate Advanced Drive(渋滞時支援)
なお、各装備の標準・オプション設定はグレードによって異なる場合があります。詳細はレクサス公式サイトの装備一覧または販売店でご確認ください。
特別仕様車"F SPORT Mode Black Ⅴ"の特徴
2026年1月8日の発売と同時に、特別仕様車"F SPORT Mode Black Ⅴ"も設定されました。IS300h "F SPORT"をベースに、専用装備でブラックを基調とした内外装を仕立てています。価格は675万円(メーカー希望小売価格・税込)です。
- ベース車:IS300h "F SPORT"
- BBS製19インチ鍛造アルミホイール(ブラック塗装)を採用
- ブラックを基調とした内外装
- ウルトラスエードとL texを組み合わせたスポーツシート
- 三眼フルLEDヘッドランプ
- ブラック塗装やスモークメッキを施したドアミラー
- ブラックステンレスのウインドゥモール
特別仕様車の正式表記は"F SPORT Mode Black Ⅴ"(末尾はローマ数字の「Ⅴ」)です。
旧型ISと2026年モデルの違いを比較
2026年1月8日発売の新型(現行モデル)と、改良前の旧型ISを主要項目で比較します。
(〜2025年)
(現行)
オーナーレビューに見るレクサスISの実感
新旧の比較材料として、オーナーの評価も見ておきましょう。carview!(カービュー)のレクサスISユーザーレビューは歴代通算で1,000件を超え、総合評価は5点満点中4点台。デザインと走りの完成度への満足が中心で、新型についても内外装の改良を評価する初期レビューが投稿され始めています(参考:carview! レクサスIS ユーザーレビュー)。
一方で、後席の狭さと燃費への指摘は世代を通じて共通しています。旧型中古を選ぶ場合もこの2点は変わらないため、後席の使用頻度と予算を軸に新型か旧型かを判断するのがおすすめです。
新型ISと旧型中古車はどちらがおすすめ?
2026年1月に発売された新型ISと旧型中古車では、特徴が大きく異なります。それぞれどのような人に向いているかを整理します。なお、「現行モデル」は2026年1月発売の新型を、「旧型」は改良前の2025年以前のモデルを指します。
新型IS(2026年モデル)がおすすめの人
- 最新の内外装デザインを求める人
- 12.3インチディスプレイや液晶メーターなど最新デジタル装備を重視する人
- 進化した安全運転支援機能(Lexus Safety System +)を重視する人
- 新車保証や最新装備を重視する人
- IS300hの燃費とFRセダンらしい走りを両立したい人
旧型IS中古車がおすすめの人
- IS300、IS350、IS500などガソリンエンジン車を選びたい人
- V6やV8エンジンの走りに魅力を感じる人
- 購入価格を抑えたい人
- 旧型後期のフロントデザインが好みの人
- 中古車の豊富なグレードや年式から選びたい人
新型レクサスISに関するよくある質問
新型ISはフルモデルチェンジですか?
フルモデルチェンジではありません。レクサス公式の発表では「IS300hを一部改良」と表現されています。2013年に登場した3代目ISをベースとした一部改良モデルです。
新型ISの価格はいくらですか?
IS300hが580万円、IS300h "version L"が610万円、IS300h "F SPORT"が635万円、特別仕様車"F SPORT Mode Black Ⅴ"が675万円です。いずれもメーカー希望小売価格・税込です。登録費用、保険料、税金、リサイクル料金、オプション費用などは含まれていません。
IS500やIS350は新型でも購入できますか?
2026年1月に発売された日本仕様の新車ラインアップはIS300hのみで、IS350やIS500は設定されていません。これらのエンジン車を希望する場合は、中古車を検討することになります。
新型ISの燃費はどのくらいですか?
IS300hのWLTCモード燃費は17.6km/Lです。
新型ISはいつ発売されましたか?
日本では2026年1月8日に発売されました。2025年9月9日に世界初公開(ワールドプレミア)されており、その後2026年1月8日に国内発売となりました。
まとめ
新型レクサスISは2026年1月8日に日本で発売されました。国内仕様はIS300hに一本化され、価格は580万円から675万円(メーカー希望小売価格・税込)です。
今回の一部改良では、低重心かつワイドな印象を強めたフロントデザインに加え、EPSの刷新、バリアブルギヤの採用、AVSの改良によって走行性能を向上。12.3インチセンターディスプレイと12.3インチTFT液晶メーター、進化した「Lexus Safety System +」も大きな変更点です。竹繊維を活用した「Forged bamboo」や新内装色「PROMINENCE」など、インテリアの質感も高められています。
一方、IS300、IS350、IS500などのガソリンエンジン車は新型の国内ラインアップに設定されていません。最新装備や新車保証を重視するなら新型IS300h、V6・V8エンジンや価格の選択肢を重視するなら旧型中古車が候補になります。
- 発売日:2026年1月8日
- 国内パワートレーン:IS300h(2.5Lハイブリッド)のみ
- 価格:580万円〜675万円(メーカー希望小売価格・税込)
- 主な変更点:EPS刷新・バリアブルギヤ採用・AVS改良・12.3インチディスプレイ・TFT液晶メーター・LSS+進化
※本記事の価格・装備・仕様は2026年6月時点のレクサス公式情報に基づいています。グレード、オプション、販売状況などは変更される場合があるため、最新情報はレクサス公式サイトまたは販売店でご確認ください。
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