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ベンツEQAとEQBの違いを徹底比較!サイズ・価格・7人乗りの選び方

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EQA&EQBイメージイラスト

メルセデス・ベンツの電気自動車ブランド「メルセデスEQ」の中でも、特に日本の道路事情にマッチし、人気を博しているのがコンパクトSUVの「EQA」と「EQB」です。

「初めてのEVとしてベンツを検討しているけれど、EQAとEQB、どちらを選べばいいのか分からない」

「デザインは似ているけれど、決定的な違いは何?」

「3列シートのEQBは本当に使えるの?」

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。実はこの2台、基本骨格は共有しながらも、「パーソナルな美学」を追求したEQAと、「家族や仲間との実用性」を重視したEQBという、全く異なるキャラクターを持っています。

本記事では、プロの視点から両車のサイズ、居住性、航続距離、そして走りの質感を徹底比較し、あなたのライフスタイルに最適な一台を見つけるお手伝いをします。

この記事のポイント

  • スタイリッシュな「EQA」と積載・多人数乗車の「EQB」の決定的なコンセプト差
  • 最新モデル(250+)での航続距離とバッテリー性能の進化
  • 3列シートの有無だけではない、後席の快適性と荷室容量の比較
  • 軽快なEQAと重厚なEQB、意外と異なる「走り」の味付け

EQAとEQBの基本コンセプトとデザインの違い

まずは、この2台が目指した方向性の違いを明確にしましょう。どちらも全長4.5メートル前後の扱いやすいサイズですが、そのシルエットには明確な意図が込められています。

スタイリッシュなクーペライクSUV「EQA」

  • キーワード:都会的、流麗、パーソナル
  • ターゲット:独身、カップル、デザイン重視のユーザー
  • デザイン特徴:ルーフラインがなだらかに下がる美しいシルエット

EQAは、ベースとなった「GLA」同様、都市に映えるスタイリッシュなプロポーションが魅力です。特にマイナーチェンジ後のモデルでは、フロントグリルに無数のスリーポインテッド・スターを散りばめた「スターパターン」のブラックパネルを採用し、より先進的で煌びやかな顔つきになりました。

ルーフが低く抑えられているため、空気抵抗(Cd値)が低く、電費効率が良いのも特徴です。「生活感を出したくない」「車はファッションの一部」と考える方には、EQAの美しいラインが刺さるはずです。

EQAエクステリア
写真出典:メルセデス・ベンツ

スクエアで力強い実用SUV「EQB」

  • キーワード:タフ、多用途、ファミリー
  • ターゲット:子育て世代、アウトドア趣味、多人数乗車が必要な方
  • デザイン特徴:後端まで水平に伸びたルーフと垂直に近いリアゲート

一方のEQBは、「GLB」をベースとしたスクエアなボクシー・スタイルが特徴です。Gクラスから続くメルセデスの「実用的な四角いクルマ」の系譜を感じさせます。

見た目の迫力やタフさを演出しつつ、この形状は室内の頭上空間を最大限に確保するための機能美でもあります。「キャンプ道具をたくさん積みたい」「子供の送り迎えで広さが欲しい」というニーズに応える頼もしい相棒です。

EQBエクステリア
写真出典:メルセデス・ベンツ
比較項目メルセデス・ベンツ EQA (250+)メルセデス・ベンツ EQB (250+)
全長4,465 mm4,685 mm
全幅1,835 mm1,835 mm
全高1,625 mm1,705 mm
ホイールベース2,729 mm2,829 mm
形状クーペライクSUVスクエアSUV

居住性とユーティリティ:EQAの快適空間とEQBの3列シート

EQAとEQBを比較する上で、最大の分かれ道となるのが「室内空間」と「乗車定員」です。ここは購入後の満足度を大きく左右するポイントですので、詳しく見ていきましょう。

パーソナル空間として完結する「EQA」

  • 必要十分な後席スペース
  • プライバシー性の高い空間
  • 荷室の使い勝手

EQAは5人乗り仕様のみです。2列目シートのスライド機能はありませんが、ベースのGLA同様、大人4人が快適に移動できるスペースは確保されています。

荷室容量に関しては、通常時でEQAは約340L、EQBは約495L(3列目格納時)と、EQBに軍配が上がります。しかし、日常の買い物や1〜2泊の旅行であればEQAでも全く不足はありません。「無駄な広さは不要、凝縮感が欲しい」という方にはEQAのパッケージングが心地よく感じられるでしょう。

EQA前席
写真出典:メルセデス・ベンツ

7人乗りの魔法を持つ「EQB」の実力

  • 3列目シートの存在
  • 2列目シートのスライド機能
  • 圧倒的な荷室の高さ

EQBの最大のアドバンテージは、このクラスのEVとしては極めて珍しい**「7人乗り(3列シート)」**が設定されていることです。

ただし、プロとして正直にお伝えすると、3列目は「身長165cm以下の方」が推奨されており、大人が長距離移動するには少々タイトです。しかし、「いざという時に祖父母や子供の友人を乗せられる」という安心感は絶大です。

また、EQBは2列目シートに140mmのスライド機構を備えています。3列目を使わない時は2列目を一番後ろまで下げれば、Sクラス並みの足元空間が出現します。このフレキシビリティこそがEQBの真骨頂です。

EQB後席
写真出典:メルセデス・ベンツ

航続距離と走行性能:バッテリー増強でどう変わった?

EV選びで最も気になる「航続距離」と「走り」。最新モデルではバッテリー容量が増加し、実用性が大幅に向上しています。

最新モデル「250+」の進化

  • バッテリー容量の増加(66.5kWh → 70.5kWh)
  • 航続距離の延長
  • 充電利便性の向上

マイナーチェンジにより、EQA/EQB共に「250+」というグレード名になり、バッテリー容量が70.5kWhへと増強されました。

これにより、WLTCモードの一充電走行距離は以下のようになりました。

  • EQA 250+:591km
  • EQB 250+:556km

空気抵抗の少ないボディ形状と、車重が軽いEQAの方が、航続距離においては約35km有利です。長距離ドライブの頻度が高い方にとって、この差は安心感に繋がるかもしれません。

大容量バッテリー
写真出典:メルセデス・ベンツ

走りのキャラクターの違い

  • 軽快でスポーティなEQA
  • 重厚でフラットなEQB

パワートレイン(モーター)の出力は同じ(最高出力190PS、最大トルク385N・m)ですが、走りの味付けには明確な違いがあります。

EQAはホイールベースが短く車高も低いため、ステアリング操作に対してキビキビと反応する「スポーティな走り」が楽しめます。カーブの多い山道や都市部の交差点では、一体感のあるドライビングフィールを味わえるでしょう。

対してEQBは、長いホイールベースと重量のおかげで、路面の凹凸をゆったりといなす「重厚でフラットな乗り心地」が特徴です。高速道路での直進安定性はEQBの方が一枚上手で、同乗者が酔いにくいのもEQBのメリットと言えます。

価格と装備の比較

EQAコクピット
写真出典:メルセデス・ベンツ

最後に、コストパフォーマンスと装備面を確認します。

車両本体価格の差

(※価格は記事執筆時点のメーカー希望小売価格を基準とします)

  • EQA 250+:771万円〜
  • EQB 250+:811万円〜

両車の価格差は約40万円です。この差額には「ボディサイズ」「3列目シート」「スライド機構」などが含まれます。もし、これら機能を必要としないのであれば、EQAを選ぶことで初期費用を抑えつつ、より長い航続距離を手に入れることができます。

装備面の共通点

インテリアのデザイン、MBUX(音声対話システム)の使い勝手、安全運転支援システム(レーダーセーフティパッケージ)などは、両車とも最新世代のものが搭載されており、大きな差はありません。どちらを選んでも、メルセデス・ベンツとしての高い安全性と質感は保証されています。

まとめ:あなたはどちらを選ぶべき?

ここまでEQAとEQBを比較してきましたが、最終的にどちらを選ぶべきか、プロの視点で結論を出します。

EQAがおすすめな人

  • デザイン重視派:クーペライクな美しいシルエットに魅力を感じる。
  • パーソナルユース:主に1〜2人で乗ることが多く、後席はたまにしか使わない。
  • 運転を楽しみたい:EVらしい軽快なハンドリングや取り回しの良さを求める。
  • 航続距離優先:少しでも長く走れることで、電欠の不安を減らしたい。
EQA外部給電機能
EQAフロントデザイン
EQAリアデザイン

写真出典:メルセデス・ベンツ

EQBがおすすめな人

  • ファミリー・実用派:子供がいる、あるいは友人とゴルフやキャンプに行く機会が多い。
  • 積載量重視:高さのある荷物や、大量の荷物を積む必要がある。
  • 3列目の安心感:普段は使わなくても、「いざという時に7人乗れる」保険が欲しい。
  • 快適性重視:同乗者を乗せて、ゆったりと長距離移動する機会が多い。
EQB外部給電機能
EQBフロントデザイン
EQBリアデザイン

写真出典:メルセデス・ベンツ

EQAは「感性に訴えるスタイリッシュなパートナー」、EQBは「生活を豊かにする多才なギア」と言えるでしょう。

どちらもメルセデス・ベンツが自信を持って送り出したEVです。ご自身のライフスタイルを想像し、駐車場に停まっている姿や、週末に出かけるシーンを思い浮かべてみてください。きっと、あなたに相応しい一台が見えてくるはずです。

気になった方は、ぜひお近くのディーラーで両方の試乗をしてみることを強くお勧めします。実際にステアリングを握り、後席に座ってみることで、カタログスペックでは分からない「相性」を実感していただけるはずです。

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