
クルマにも"誕生日"がある。
発売されたその日は、まさにその車がこの世に生まれた瞬間。メーカーはその"家柄"、車名はその"名前"。もしクルマたちが人間だったら、どんな性格をしているのだろう?
このシリーズでは、「発売日=誕生日」「メーカー=名字」「車名=名前」として、星座や由来からそのクルマの"人格"を占います。
統計でも科学でもなく、あくまでエンターテインメントです。でも読んでいるうちに「このクルマ、やっぱりそういう性格だよな」と感じてもらえたなら——それがこのシリーズの正解です。
今回は2022年9月15日生まれ、おとめ座の「マツダ・CX-60(KH型)」の登場です。マツダのラージ商品群第一弾にふさわしい縦置きプラットフォーム、直列6気筒ディーゼルやPHEVといった多彩なパワートレイン、そして走行性能から環境・安全性能までを高い次元で両立させようとした緻密な設計――その全てが、おとめ座らしい「理想を緻密に形にする、孤高の技術家」の姿から生まれた一台です。
自己紹介
こんにちは。
私はマツダ・CX-60。2022年9月15日、おとめ座のもとに誕生しました。
私の名前を聞いて、「マツダが本気を出した」と思った人も多いはず。
その通り。ただし私が本気を注いだのは、勢いではなく緻密さです。理想を思いつきで終わらせず、設計や機能として一つひとつ具体的に形にする——それが私の流儀です。
私はマツダのラージ商品群第一弾。縦置きプラットフォームとFRを基本とする駆動レイアウトを土台に、直列6気筒ディーゼルやPHEVなど、多様なパワートレインを緻密に組み上げました。
走行性能、デザイン、環境性能、安全性能——そのすべてを高い次元で成立させようとした、分析と実務のかたまりです。
家系診断:理想を設計図に落とし込む技術派
このシリーズの見立てでは、CX-5が“理想を思い描く兄”だとすれば、
私は「理想を図面に描き起こす」次男坊です。
家族の中でもっとも実務的で、
理想論ではなく、具体的な仕組みとして結果を出すタイプです。
走りもデザインも、すべてが具体的な検証の積み重ね。
目指したのは、マツダらしい走りと美意識を、従来よりも上質な領域へ引き上げること。
私はマツダのラージ商品群第一弾として、その新しい技術基盤を実用車として成立させる役割を担って生まれました。
名前の由来:「CX」と「60」が示す上級SUVとしての立ち位置
「CX」は、マツダのクロスオーバーSUVに用いられる名称です。「60」はCX-5より上位に位置する車格を印象づける数字ですが、数字そのものの意味をマツダが明確に定義しているわけではありません。
CX-60という名前からは、マツダのSUVラインアップにおける上級モデルとしての役割が読み取れます。兄たちが築いてきた信頼を受け継ぎながら、新しい技術基盤を一台の実用車として仕上げる——それが、この名前に静かに込められた私の役割だと考えています。
星座性格診断:おとめ座のCX-60
おとめ座の私は、
観察力と分析力に優れた、緻密な設計者タイプ。
感情や勢いだけで突き進むことはしません。新しい縦置きプラットフォーム、直列6気筒ディーゼル、ディーゼルマイルドハイブリッド、PHEVという複数のパワートレイン——理想を思いつきで終わらせず、一つひとつ実現可能な仕組みへと落とし込んでいくのが、私のやり方です。
走りの質だけでなく、日本的な美意識を映した内外装、環境性能、安全性能、快適性まで——目立つ一点だけを磨くのではなく、正しく機能する総合力を求めました。見えない部分にも手を抜かない。それがおとめ座らしい品質へのこだわりです。
ただし、完璧を求めすぎるあまり、自分にも周囲にも厳しくなりがちなのもおとめ座の性分。高い理想を掲げて挑んだからこそ、一度で満点にはたどり着けず、細かな欠点が気になって考え込むこともあります。それでも歩みを止めず、熟成を重ねながら完成度を高めていく——それが私の性格です。
もし人間なら:
40代、設計と品質管理を知り尽くしたプロジェクトリーダー。
華やかな言葉で注目を集めるより、図面や数値を一つずつ確かめ、理想を現実的な形へ仕上げていく。
服装は端正で、机の上は整然。
小さな違和感を見逃さず、「細部の積み重ねが、全体の品質を決める」が信条。
性格特徴
- 緻密な理想主義者:
大きな理想を掲げるだけでなく、技術や設計として実現する方法を考える。見えない部分にも妥協しない。 - 分析力に優れた実務家:
走り、快適性、安全性、環境性能を一つずつ検討し、総合的な完成度を高めようとする。 - 自分に厳しい完璧主義者:
高い基準を持つ一方、細部を気にしすぎたり、改善すべき点を探し続けたりすることもある。
相性診断
- 良い相性:マツダCX-5(みずがめ座)
→ 分析力に優れたCX-60と、独自の発想を持つCX-5。考え方は異なっても、互いの足りない部分を補い、新しい答えを生み出せる関係。 - 刺激的な相性:MAZDA3(ふたご座)
→ 緻密に一つの答えを磨き上げるCX-60と、好奇心のまま軽やかに発想を広げるMAZDA3。進め方は違うものの、互いの視野を広げられる関係。 - 苦手な相性:レクサスNX(しし座)
→ 目立つことより正しく機能することを重視するCX-60にとって、堂々とした存在感で魅せるNXの流儀はまぶしく映る相手。価値観の違いから、歩調を合わせるのに時間がかかる関係。
まとめ
マツダCX-60は、
「理想を緻密に形にする、孤高の技術家」。
勢いや華やかさだけに頼らず、
走り、デザイン、環境性能、安全性能を一つずつ検討し、
マツダが思い描く上質なSUVを現実の形へ落とし込もうとします。
高い基準を持つからこそ、
細部まで気を配り、改善と熟成を重ねていく。
「理想は、細部を磨いてこそ現実になる。」
——それが、おとめ座のCX-60が持つ哲学です。