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「いつかはメルセデス・ベンツのSUVに乗りたい」。そう考えてGLCを検討し始めたものの、現行モデルの新車価格が1,000万円近くに高騰している現実に、購入をためらっている方は多いのではないでしょうか。
そこで有力な選択肢となるのが中古車のベンツGLCです。「中古車なら手が届くけれど、故障が心配」「前期型と後期型、結局どちらが良いのか分からない」といった不安や疑問を抱えていませんか?
実は、先代GLC(X253型)は、熟成された完成度と価格のバランスが非常に良く、今こそが「狙い目」のタイミングです。本記事では、後悔しないための中古車GLCの選び方、前期・後期の決定的な違い、そして故障リスクの真実までを徹底解説します。あなたに最適な一台を見つけ、憧れのメルセデスライフを実現しましょう。
この記事のポイント
- 新車価格高騰の今だからこそ、先代GLC(X253)の中古車が圧倒的に高コスパ
- 「前期型」と「後期型」の最大の違いは、ナビシステム(MBUX)とディーゼルエンジンの静粛性
- 予算重視なら「前期220d」、満足度重視なら「後期220d」が鉄板の選択肢
- 購入前に知っておくべき「NOxセンサー」や「エアサス」の故障リスクと対策
なぜ今、ベンツGLCの中古車が狙い目なのか?
メルセデス・ベンツのベストセラーSUVであるGLC。なぜ今、あえて中古車(先代モデル X253)を選ぶべきなのか、その理由は明確です。
新車価格の高騰と先代モデルのコストパフォーマンス
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2023年に登場した現行型GLC(X254)は、素晴らしい進化を遂げた一方で、新車乗り出し価格は1,000万円を超えるケースが珍しくありません。一方で、先代モデルの中古車市場を見てみると、状態の良い個体が400万円〜600万円台で豊富に流通しています。新車の半額近い価格で、メルセデスのプレミアムなSUVライフが手に入るコストパフォーマンスの高さは、今だけの特権と言えるでしょう。
時代遅れを感じさせない完成されたデザイン
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先代GLCのデザインは、今の目で見ても十分に洗練されています。メルセデスらしい重厚感と流麗なラインは健在で、街中で現行モデルとすれ違っても見劣りするような「古臭さ」はほとんどありません。また、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」も多くのグレードで標準装備されており、現代の交通事情でも安心して運転できる機能性を備えています。
失敗しない選び方①:前期型 vs 後期型の違いを徹底比較
GLCの中古車選びで最も頭を悩ませるのが、2019年10月のマイナーチェンジを境にした「前期型」と「後期型」の違いです。見た目以上に中身が大きく進化しているため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが重要です。
「ハイ、メルセデス」MBUXの有無とインテリア
最大の違いはインフォテインメントシステムです。
- 前期型: 従来のコマンドシステム。ナビ画面は8.4インチで、操作は手元のダイヤルで行います。
- 後期型: 対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載。「ハイ、メルセデス」と話しかけるだけでエアコンやナビの操作が可能です。画面も10.25インチのワイドディスプレイになり、タッチパネル操作に対応しました。
スマホ連携や最新ガジェットのような操作感を求めるなら、後期型が圧倒的に有利です。
ディーゼルエンジンの進化と静粛性
主力グレードである「220d(ディーゼル)」のエンジンも刷新されています。
- 前期型 (OM651): 実用性は十分ですが、ディーゼル特有の「ガラガラ音」や振動が多少気になります。
- 後期型 (OM654): 新世代エンジンに変更され、静粛性とスムーズさが劇的に向上しました。
「高級車らしい静かな走り」を重視するなら、後期型の進化は見逃せません。
前期・後期・現行型の比較まとめ
| 比較項目 | 前期型 (〜2019/9) | 後期型 (2019/10〜) | 現行型 (X254) |
| 中古相場 | 300万〜450万円 | 450万〜700万円 | 900万円〜 |
| フロント顔 | 2本のルーバー | 台形グリル・新意匠 | スターパターングリル |
| ナビ操作 | コマンドシステム | MBUX (タッチ/音声) | 第2世代MBUX (縦型) |
| ディーゼル | 2.2L (OM651) | 2.0L (OM654) | 2.0L + ISG |
| Apple CarPlay | 一部要確認 | 標準対応 | 標準対応 (ワイヤレス) |
失敗しない選び方②:ボディタイプとパワートレイン
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GLCには通常のSUVタイプと、スタイリッシュなクーペタイプが存在します。また、ガソリンかディーゼルかの選択も重要です。
SUV vs クーペ:実用性かスタイルか
- SUV: 後席のヘッドクリアランス(頭上空間)が広く、荷室もスクエアで使いやすいのが特徴。家族での移動やキャンプなど、積載性を重視する方におすすめです。
- クーペ: ルーフラインが滑らかに下がる美しいシルエットが魅力。後席や荷室は若干狭くなりますが、生活感が出にくく、リセールバリュー(再販価値)もSUVよりやや高値で推移する傾向があります。
ガソリン vs ディーゼル:維持費と走りの質
中古車市場の約7〜8割を占めるのがディーゼルモデル(220d)です。
- ディーゼル (220d): 低回転からのトルクが太く、重い車体を軽々と加速させます。軽油で燃費も良いため、ランニングコストを抑えたい方に最適です。
- ガソリン (200 / 250 / 300): 高回転まで気持ちよく回り、振動も少ないのがメリット。街乗り中心で走行距離が短い場合や、ディーゼル特有の音がどうしても苦手な方はこちらを選びましょう。
【予算・目的別】ベンツGLC中古車のおすすめグレード3選
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数あるグレードの中から、あなたのニーズに合わせた「正解」のグレードを3つ厳選しました。
- 1. コスパ最強なら「前期型 GLC 220d 4MATIC スポーツ」
- 2. 完成度と所有満足度なら「後期型 GLC 220d 4MATIC」
- 3. 人とは違う個性を楽しむなら「AMG GLC 43 4MATIC」
1. コスパ最強なら「前期型 GLC 220d 4MATIC スポーツ」
- おすすめ理由:総額300万円台〜400万円ほどで狙える最も流通量の多いグレードです。AMGスタイリングパッケージによるスポーティな外観は今でも十分通用します。
- 注意点:前期ディーゼル特有のエンジン音はある程度許容する必要があります。また、本革仕様を選ぶと「エアサスペンション」が装備されることが多いため、故障リスクを避けたい場合は、あえて標準仕様(バネサス)を探すのも賢い選択です。
2. 完成度と所有満足度なら「後期型 GLC 220d 4MATIC」
- おすすめ理由:予算500万円前後出せるなら、迷わずこちらです。MBUXによる先進的な操作性と、驚くほど静かなディーゼルエンジンにより、現行モデルに近い満足感が得られます。長く乗ることを考えるなら、最もバランスの取れた選択肢です。
3. 人とは違う個性を楽しむなら「AMG GLC 43 4MATIC」
- おすすめ理由:V6ツインターボエンジンの圧倒的な加速と、AMG専用のエキゾーストサウンドを楽しみたい方へ。SUVながらスポーツカー顔負けの走りを楽しめます。
- 注意点:燃費や税金、タイヤ代などの維持費は通常モデルより確実に高くなります。「好き」で選ぶ趣味性の高い一台です。
購入前に知っておくべき故障リスクと注意点
輸入中古車を購入する際、避けて通れないのが「故障」への不安です。GLCでよくあるトラブルと、その対策を知っておきましょう。
よくあるトラブル事例:NOxセンサーとエアサス
- NOxセンサー: ディーゼル車で排ガス浄化装置のセンサーが不具合を起こし、エンジン警告灯が点灯するケースがあります。修理費は数万円〜10万円程度かかることが一般的です。
- エアサスペンション: 乗り心地は最高ですが、経年劣化でエア漏れを起こすと車高が下がり、走行不能になります。4本全て交換すると数十万円の高額修理になるため、購入時に「エアサス車かバネサス車か」を確認することが重要です。
- AdBlue(アドブルー): ディーゼル車は定期的なAdBlueの補充が必要です。システムトラブルも稀にあるため、警告灯がついたら早めの点検が必要です。
保証の重要性:認定中古車か、保証付き販売店か
故障リスクをゼロにすることはできませんが、リスクヘッジは可能です。
- 認定中古車: メーカー基準の厳しい点検をクリアしており、万が一の際も手厚い保証が受けられます。価格は高めですが、安心感は段違いです。
- 一般中古車店: 価格の安さが魅力ですが、必ず「保証内容(期間・対象部品・上限金額)」を確認してください。「輸入車専門保証」などに加入できる店舗で購入することを強くおすすめします。
まとめ:あなたに最適なGLCは見つかりましたか?
ベンツGLCは、中古車市場において今まさに「旬」を迎えています。
- 予算を抑えてメルセデスのSUVライフを始めたいなら、前期型の220d。
- 最新機能と快適性を長く楽しみたいなら、後期型の220d。
- 故障リスクを避けたいなら、バネサス仕様や保証の充実した個体を選ぶ。
この基準を持って探せば、きっと後悔しない最高の一台に出会えるはずです。あなたも賢い選択で、GLCのある豊かなカーライフをスタートさせてください。