SUV・クロスオーバー

新型ハイラックス ZとZ“Adventure”の違い|価格・装備・サイズを比較

2026年6月4日

アフィリエイト 広告を利用しています。

新型トヨタ・ハイラックスを自宅前に駐車したイメージイラスト

トヨタは2026年5月28日、ハイラックスをフルモデルチェンジして発売しました。新型では、「Cyber SUMO」をキーワードとした外観デザインを採用するとともに、電動パワーステアリングや電動パーキングブレーキ、12.3インチディスプレイなどを導入。悪路走破性を受け継ぎながら、日常走行での扱いやすさや安全・快適装備も強化されています。

国内仕様は「Z」と「Z“Adventure”」の2グレードです。エンジンや基本的な走行装備は共通ですが、ホイール、外装パーツ、荷台装備、内装色などに違いがあります。

この記事では、トヨタ公式情報をもとに、新型ハイラックスの主要諸元と装備を整理し、ZとZ“Adventure”の違いや選び方、購入前に確認したい注意点を解説します。

この記事のポイント

新型ハイラックスの基本スペック

項目新型ハイラックス
発売日2026年5月28日
乗車定員5名
全長5,325mm
全幅1,885mm
全高1,865mm
ホイールベース3,085mm
最低地上高215mm
エンジン1GD-FTV型 2.8L直列4気筒ディーゼルターボ
最高出力150kW(204PS)/3,000~3,400rpm
最大トルク500N・m(51.0kgf・m)/1,600~2,800rpm
トランスミッション6速AT
駆動方式パートタイム4WD
WLTCモード燃費12.5km/L
燃料軽油
燃料タンク容量80L
最大積載量500kg
車両区分普通貨物車・1ナンバー

※数値はトヨタ公式主要諸元表に基づく2026年5月時点の国内仕様です。グレードや装着オプションによって一部仕様が異なる場合があります。

フルモデルチェンジした新型ハイラックスの実力とは?

新型ハイラックスは、歴代モデルが培ってきたタフなDNAを色濃く継承しつつ、プラットフォームからエクステリアデザイン、さらには走行性能に至るまで大幅な進化を遂げました。ただ堅牢なだけでなく、乗員に安心感と快適性をもたらす現代的なアプローチが随所に光ります。ここでは、新型ハイラックスが持つ特徴を、デザイン、機能的なインテリア、そして根幹をなす走行性能の3つの視点から紐解いていきます。

Cyber SUMOを体現する力強いエクステリアデザイン

  • 力士の「立ち合い」から着想を得たフロントデザイン
  • 安定感とシャープさを両立したフォルム
  • 1ナンバーサイズならではの力強いボディサイズ
新型ハイラックスのフロントエクステリア(岩場でのフロントビュー)
写真出典:トヨタ自動車
新型ハイラックスのリアエクステリア(岩場でのリアビュー)
写真出典:トヨタ自動車

新型ハイラックスでは、「Cyber SUMO」をデザインキーワードに採用しています。力士の立ち合いから着想を得たフロントデザインとされ、オーバーフェンダー、ラジエーターグリル、バンパーによって、安定感と力強さを表現しています。

ボディサイズは全長5,325mm、全幅1,885mm、全高1,865mmです。Bi-Beam LEDヘッドランプやLEDターンランプも標準装備され、タフさとシャープさを組み合わせた外観に仕上げられています。

12.3インチディスプレイ搭載の機能的なインテリア

  • 視線移動を抑える12.3インチディスプレイオーディオ
  • 悪路でも車両姿勢を把握しやすい水平基調のインパネ
  • 運転操作に集中できるよう配置されたスイッチ類
新型ハイラックスの運転席まわり、12.3インチディスプレイオーディオとTFTカラーメーター
写真出典:トヨタ自動車

新型ハイラックスのインテリアは、悪路走行時でも車両の傾きなどの姿勢を把握しやすい「水平基調のインストルメントパネル」を採用しています。インパネ中央には、コネクティッドナビ対応Plusに対応した12.3インチHDディスプレイのディスプレイオーディオが独立して配置され、運転中の視線移動を抑えます。運転席には12.3インチTFTカラーメーターを採用しています。

そのほか、運転席8ウェイパワーシート、左右独立温度コントロールフルオートエアコン、ステアリングヒーター、おくだけ充電、USB Type-C端子などを備え、快適性と利便性を高めています。

ラダーフレームと電子制御4WDによる走行性能

  • IMVシリーズで採用される高剛性ラダーフレーム構造
  • 1GD-FTV型2.8Lディーゼルターボエンジンと6速AT
  • マルチテレインセレクトなど電子制御4WD機能を標準装備
新型ハイラックスのラダーフレームとサスペンション構造
写真出典:トヨタ自動車

新型ハイラックスは、IMVシリーズで採用されるラダーフレーム構造を採用しています。フレームサイドレールの板厚を増し、フロアパネルのスポット溶接打点を36カ所追加することで、車両のねじれや曲げに対する剛性を高めています。サスペンションの減衰力も見直され、オフロードでの走破性とオンロードでの乗り心地の両立を図っています。

パワーユニットには、1GD-FTV型2.8Lディーゼルターボエンジン(最高出力204PS、最大トルク500N・m)と6速ATを組み合わせています。駆動方式はパートタイム4WDで、マルチテレインセレクトやダウンヒルアシストコントロール(DAC)、電動パワーステアリングなどを標準装備し、路面状況に応じた駆動力・制動力の制御により、悪路走行を支援します。マルチテレインセレクトは、路面状況に応じて制御を切り替える仕組みです。

新型ハイラックスの使い勝手と安全性能を徹底検証

ピックアップトラックの大きな特徴である荷台(デッキ)の使い勝手や、日常使いでの運転のしやすさ・安心感は、購入を検討するうえで欠かせない要素です。ここでは、荷台の実用性と、安全・快適性能について詳しく見ていきます。

最大500kgの積載量と進化したデッキスペース

  • キャビンから独立した広大なデッキスペース
  • 積み下ろしをしやすくするデッキステップを採用
  • 最大積載量500kgのゆとりある荷台
新型ハイラックスの荷台(デッキ)内部
写真出典:トヨタ自動車

ピックアップトラックの象徴とも言える荷台(デッキ)は、最大積載量500kgを確保しています。キャビンから独立した広大なスペースを活かし、最大積載量や荷物の固定方法を守ったうえで、アウトドア用品や業務用の荷物を積載できます。

テールゲート開口時の地上高は845mm(社内測定値)に抑えられています。さらに左右のリヤクォーターパネルに「デッキステップ」を採用し、荷物の積み下ろしをしやすくしています。

街乗りからアウトドアまで安心の最新安全装備

  • Toyota Safety Senseの機能を拡充
  • 電動パワーステアリングで低速時の取り回しを支援
  • 電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド機能付)を搭載
新型ハイラックスの電動パワーステアリング機構の透過イメージ
写真出典:トヨタ自動車

新型ハイラックスは、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の機能を拡充しています。主な機能は、プリクラッシュセーフティ、レーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラート、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、オートマチックハイビーム、ロードサインアシスト、ドライバー異常時対応システム、プロアクティブドライビングアシストです。これに加えて、ブラインドスポットモニター、安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニター、マルチテレインモニターなどを備え、市街地走行時の安全確認や運転操作を支援します。

油圧式から「電動パワーステアリング」に変更されたことで、低速時の取り回しや駐車時の操作負担軽減が期待できます。また、電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド機能付)の採用により、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールに停止保持機能が追加されています。

※Toyota Safety Senseをはじめとする運転支援機能には、作動条件や検知能力に限界があります。システムを過信せず、運転者が周囲の状況を確認して安全運転を行う必要があります。

新型ハイラックスのグレード比較!あなたに最適な選択は?

新型ハイラックスには、標準グレード「Z」と、アクティブな個性を際立たせた「Z“Adventure”」の2つのグレードが用意されています。パワートレーンや基本的なボディサイズは共通ですが、エクステリアの装飾や標準装備される実用パーツに違いがあります。それぞれの特徴を整理し、選び方の目安を解説します。

標準グレード「Z」の特徴と実力

  • モダンで洗練されたエクステリアデザイン
  • 主要な走行・安全・快適装備を標準装備
  • カスタマイズのベース車両としても選びやすい

写真出典:トヨタ自動車

標準グレードの「Z」は、価格が4,980,800円(税込・2026年5月時点)に設定されています。専用の装飾を抑えたモダンで洗練されたデザインを持ちながら、2.8Lディーゼルエンジン、パートタイム4WD、マルチテレインセレクト、Toyota Safety Sense、12.3インチディスプレイオーディオ、12.3インチTFTカラーメーター、電動パワーステアリング、電動パーキングブレーキといった主要な走行・安全・快適装備を備えています。

外観の専用装備よりも価格を重視する場合や、購入後のカスタマイズを検討している場合に選びやすいグレードです。

個性を際立たせた「Z“Adventure”」の特徴

  • タフさを強調する専用エクステリアパーツを装備
  • 荷台を保護するベッドライナーを標準装備
  • テールゲートリフトアシストを標準装備

写真出典:トヨタ自動車

上級グレードの「Z“Adventure”」は、価格が5,500,000円(税込・2026年5月時点)です。265/60R18タイヤ、マットグレー仕上げの18インチアルミホイール、車両装着タイヤと同仕様のアルミホイール付きスペアタイヤ、専用フロントロアバンパーガーニッシュ、専用フロントバンパーサイドベゼル、カラードフロントスキッドプレート、サイドモール、スポーツバーなど、専用の外装パーツを標準装備しています。

実用面では、荷台を保護する「ベッドライナー(アンダーレール)」や、重いテールゲートの開閉を支援する「テールゲートリフトアシスト」が標準装備されています。内装には専用色のミネラルを採用し、イエローステッチ付きの専用シートおよびセンターコンソールが組み合わされています。

Z“Adventure”は、Zに対して519,200円高く設定されています。専用の外装パーツに加え、ベッドライナー、スポーツバー、テールゲートリフトアシストなどが標準装備されるため、購入後すぐに荷台を活用したい人や、専用デザインを重視する人に適しています。

ZとZ“Adventure”の違い一覧

比較項目ZZ“Adventure”
価格(税込)4,980,800円5,500,000円
価格差基準Zより519,200円高い
エンジン2.8Lディーゼル2.8Lディーゼル
駆動方式パートタイム4WDパートタイム4WD
タイヤサイズ265/60R18265/60R18
18インチアルミホイール切削光輝マットグレー
スペアタイヤのホイールスチールアルミ
専用フロント外装なし専用ガーニッシュ・専用ベゼル
フロントスキッドプレート標準仕様カラード・シルバー
サイドモールなし標準装備
スポーツバーなし標準装備
ベッドライナーなしアンダーレールタイプを標準装備
テールゲートリフトアシストなし標準装備
内装色ブラックミネラル
シートステッチグレーイエロー

両グレードでエンジン、トランスミッション、駆動方式、主要な安全装備、12.3インチディスプレイなどは共通です。価格差の中心は、専用外装、荷台装備、ホイール、内装デザインにあります。

※価格・装備は2026年5月時点のメーカー希望小売価格および国内仕様です。価格にはリサイクル料金、登録諸費用、販売店装着オプションなどは含まれません。沖縄地区では価格が異なります。

Zがおすすめの人

  • 購入価格を抑えたい人
  • 専用外装やスポーツバーを必要としない人
  • 購入後に好みのパーツでカスタマイズしたい人
  • 仕事と日常利用を中心に考えている人

Z“Adventure”がおすすめの人

  • 専用のタフな外観を重視する人
  • ベッドライナーやスポーツバーを最初から装備したい人
  • テールゲートの開閉負担を軽減したい人
  • 専用内装色やイエローステッチに魅力を感じる人

走行性能や安全装備の基本部分は共通であるため、選択のポイントは約52万円の価格差に対して、Z“Adventure”専用の外装・荷台・内装装備を必要とするかどうかです。

オーナーレビューに見る新型ハイラックスの実感

グレード比較の前に、実際のオーナーの評価も見ておきましょう。carview!(カービュー)のハイラックスユーザーレビューには250件を超える評価が寄せられ、総合評価は5点満点中4点台後半。見た目の満足度の高さ、燃費のよさ、高い着座位置による疲れにくさ、優れたオフロード性能が満足点として挙がっており、2026年モデルのレビューも投稿されています(参考:carview! ハイラックス ユーザーレビュー)。

一方で、車体の大きさによる狭い場所での駐車や取り回しの苦労、後席の狭さ、空荷時の足まわりの硬さへの指摘もあります。本記事で解説した使い勝手の確認ポイントは、オーナーの実感とも一致しています。

新型ハイラックスを購入する前の注意点

1ナンバー車は毎年車検になる

ハイラックスは普通貨物車として1ナンバー登録されます。新車登録後の初回車検は2年後ですが、その後は1年ごとに車検を受ける必要があります。一般的な乗用車とは車検周期が異なるため、維持費を比較する際は注意が必要です。

※税金、保険料、高速道路料金などは使用条件や契約内容によって異なるため、具体的な金額は本記事では断定しません。

駐車場のサイズを確認する

全長5,325mm、全幅1,885mm、全高1,865mmと大きいため、一般的な機械式駐車場では利用できない可能性があります。自宅駐車場だけでなく、普段利用する商業施設や月極駐車場の寸法も確認が必要です。

最小回転半径と内輪差に注意する

ホイールベースが3,085mmあるため、狭い道路や駐車場では乗用車より大きな内輪差が発生します。パノラミックビューモニターなどを活用しても、周囲を直接確認することが重要です。

荷台の防犯・雨対策が必要になる場合がある

オープンデッキのため、荷物の種類や利用方法によっては、トノカバー、キャノピー、荷物固定用品などの追加装備を検討する必要があります。荷物の盗難、飛散、雨濡れにも注意が必要です。

まとめ

新型ハイラックスのリアビュー、荷台に最大積載量500kgの表示
写真出典:トヨタ自動車
  • 新型ハイラックスは2026年5月28日に発売されたフルモデルチェンジ車
  • 国内仕様はZとZ“Adventure”の2グレード
  • 両グレードとも2.8Lディーゼル、6速AT、パートタイム4WDを採用
  • Zの価格は4,980,800円、Z“Adventure”は5,500,000円
  • 価格差は519,200円
  • Z“Adventure”には専用外装、スポーツバー、ベッドライナー、テールゲートリフトアシストなどを標準装備
  • 基本的な走行性能や安全装備は両グレードで共通
  • 購入前にはボディサイズ、毎年車検、駐車環境、荷台の使い方を確認する必要がある

新型ハイラックスは、従来から受け継ぐラダーフレームやパートタイム4WDに加え、電動パワーステアリング、電動パーキングブレーキ、Toyota Safety Sense、12.3インチディスプレイなどを採用し、日常での扱いやすさと快適性を高めています。

ZとZ“Adventure”で、エンジン、駆動方式、主要な安全装備に大きな違いはありません。価格を抑え、必要に応じてカスタマイズしたい場合はZ、専用デザインや荷台装備を最初からそろえたい場合はZ“Adventure”が候補になります。

一方で、ハイラックスは全長5.3mを超える1ナンバー車です。購入時は車両価格や装備だけでなく、駐車環境、車検周期、荷台の使い方まで含めて検討しましょう。

お近くのトヨタ販売店を探す

参考資料

あわせて読みたい

-SUV・クロスオーバー