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フェアレディZとNISMOの違いを徹底比較|価格・性能・おすすめグレード

2025年1月23日

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※本記事は2026年6月時点の日産公式情報を基に作成しています。

日産が世界に誇るピュアスポーツカー、フェアレディZ。2022年に日本で発売された現行フェアレディZ(RZ34)は、歴代モデルを想起させるデザインと、最高出力405PSを発生する3.0L V6ツインターボエンジンを特徴としています。さらに、そのパフォーマンスをより高次元に引き上げた「NISMO」もラインナップに加わり、選択の幅が広がっています。「標準モデルとNISMO、具体的に何が違うのか?」「価格差に見合う価値はあるのか?」そんな疑問を持つあなたへ。

本記事では、フェアレディZの各グレードを詳しく比較し、あなたにとって最適なZを選ぶための判断材料を提供します。

この記事のポイント

フェアレディZの特徴と魅力:伝統と技術の融合

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写真出典:日産自動車

現行フェアレディZ(RZ34)は、50年以上にわたる「Z」の歴史と日産の技術が融合したモデルです。S30型のシルエットを想起させるロングノーズ・ショートデッキのプロポーション、Z32型を現代的に解釈したテールランプなど、歴代モデルを意識したデザインが特徴です。走行性能の要となるVR30DDTTエンジンと、それを支えるボディ・サスペンションについて解説します。

心臓部「VR30DDTT」エンジンの実力

  • エンジン:3.0L V6ツインターボ「VR30DDTT」。最高出力298kW(405PS)/6400rpm、最大トルク475N・m/1600〜5600rpm。
  • レスポンス:小径タービンとターボ回転数センサーの採用により、踏み込んだ瞬間から鋭く加速するレスポンスを実現。
  • サウンド:アクティブ・サウンド・コントロール(一部グレード)により、エンジンサウンドを演出。

フェアレディZに搭載される「VR30DDTT」エンジンは、スカイライン400Rにも使われているユニットです。ツインターボ化により、低回転域から力強いトルクが得られ、高回転まで伸びのある加速を楽しめます。ボディ剛性の強化やサスペンションの最適化と組み合わせることで、スポーツカーとしての操縦性を高めています。

徹底比較:標準モデル vs NISMO「速さ」の質はどう違う?

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写真出典:日産自動車

「標準モデルでも405PSもあるのに、NISMOは何が違うのか?」これは多くの人が抱く疑問です。標準モデルが公道での扱いやすさとスポーツ性能を両立しているのに対し、NISMOはエンジン、トランスミッション、空力、シャシー、ブレーキを専用チューニングし、より高い走行性能を重視したモデルです。出力向上だけでなく、空力、ボディ剛性、足回りまで含めた包括的な専用設計が特徴です。

NISMO専用チューニングの内容

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写真出典:日産自動車
  • エンジン:NISMO専用チューニングにより最高出力は309kW(420PS)/6400rpm、最大トルクは520N・m/2000〜5200rpmへ向上。ターボのブーストアップ、電動ウエストゲートバルブ制御の変更、気筒別点火時期制御の採用、水冷式インタークーラー用サブラジエーターの強化、高剛性エンジンマウントの採用などが施されています。
  • 空力:往年のフェアレディZを想起させる形状の専用フロントバンパーとカナード、専用リヤスポイラー、フェンダープロテクター、エアガイドなどを採用。ダウンフォースを高めながら空気抵抗を抑え、冷却性能にも配慮した設計です。
  • ボディ補強・足回り:専用フロントクロスバー、専用ラゲッジアンダーブレース、専用リヤアンダーフロアVバーを追加してフロントエンドとリヤフロアを補強。さらに専用ステアリングラックインシュレーター、高剛性サスペンションブッシュ、専用ダンパー・スプリング・スタビライザーなどを採用しています。

NISMOのデザインは単なるドレスアップではありません。フロントグリルは冷却性能を優先した専用メッシュに変更されています。タイヤも標準モデルより幅広の専用ダンロップタイヤ(SP SPORT MAXX GT600)をリヤに装着し、パワーを路面へ伝える設計です。インテリアにもRECARO製専用シートや赤いセンターマークが入ったアルカンターラステアリングなどが採用されています。

フェアレディZ Version ST vs NISMO 詳細比較

2026年6月時点の日産公式情報に基づく比較
比較項目Version STNISMO
車両本体価格6,759,500円
(6MT・9M-ATx共通)
9,352,200円
必須オプションなし特別塗装色 49,500円以上必須
エンジンVR30DDTTVR30DDTT(NISMO専用チューニング)
最高出力298kW(405PS)/6400rpm309kW(420PS)/6400rpm+15PS
最大トルク475N・m/1600〜5600rpm520N・m/2000〜5200rpm+45N・m
トランスミッション6MT または 9M-ATx
(選択可)
9M-ATx のみ
(NISMO専用チューニング)AT専用
全長4380mm4410mm+30mm
車両重量グレード・TM別に異なる
※公式諸元表を参照
1680kg
フロントタイヤ255/40R19
19インチアルミ鍛造ホイール
255/40R19
DUNLOP SP SPORT MAXX GT600
NISMO専用19インチアルミ鍛造ホイール
リヤタイヤ275/35R19285/35R19ワイド化
DUNLOP SP SPORT MAXX GT600
ブレーキスポーツブレーキシステムNISMO専用大径ブレーキ
+スポーツブレーキパッド
サスペンション標準専用ダンパー・スプリング・スタビライザー
高剛性サスペンションブッシュ専用
ボディ補強標準専用フロントクロスバー
ラゲッジアンダーブレース
リヤアンダーフロアVバー専用
ドライブモードNORMAL / SPORT / SPORT+NORMAL / SPORT / SPORT+
(NISMO専用制御)
シート電動・本革/スエード調ファブリックコンビシートRECARO製専用シート専用
おすすめする人走行装備と快適装備のバランスを重視する人。6MTとATの両方から選べる。専用チューニングによる完成度と特別感を重視する人。ATのみの設定。

※数値は2026年6月時点の日産公式情報に基づく比較。標準モデルの車両重量はグレード・トランスミッション・装備により異なります。

グレード別価格と装備の検証:あなたに合うZはどれ?

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写真出典:日産自動車

フェアレディZのラインナップは、ベースグレードからNISMOまで幅広く、価格差も大きくなっています。予算と求めるスペックのバランスを見極めることが重要です。ここでは、主要グレードの特徴と価格(2026年6月時点の日産公式価格)を比較し、それぞれのグレードがどのようなユーザーに向いているかを解説します。

各グレードの特徴と選び方

  • フェアレディZ(ベースグレード):Zの走りをシンプルに楽しめるエントリーモデル。6MTと9M-ATxを選べます。カスタマイズのベース車両としても選択肢になります。
  • Version S:6MT専用グレード。19インチアルミ鍛造ホイールやスポーツブレーキなど、走行性能を重視した装備を採用しています。
  • Version T:9M-ATx専用グレード。電動・本革/スエード調ファブリックコンビシートやBOSEサウンドシステムなど、快適装備を充実させたグレードです。
  • Version ST:Version S系の走行装備とVersion T系の快適装備を組み合わせたグレード。6MTと9M-ATxの両方を選べます。
  • NISMO:エンジン、トランスミッション、空力、シャシーに専用チューニングを施したグレード。9M-ATxのみの設定です。

Version STは、Version S系の走行装備とVersion T系の快適装備を組み合わせたグレードです。6MTと9M-ATxの両方を選べるため、走行性能と快適性を幅広く求める人に向いています。電動・本革/スエード調ファブリックコンビシートや、衝突被害軽減ブレーキ、後側方車両検知警報、車線逸脱警報などの運転支援機能が設定されています。なお、これらの運転支援機能は運転を補助するものであり、あらゆる事故を防ぐものではありません。

一方、NISMOはVersion STより車両本体価格が約259万円高く、必須となる特別塗装色代を含めると最低でも約264万円の差があります(9,352,200円-6,759,500円=2,592,700円、さらに特別塗装色代49,500円以上が加算)。この差額には、エンジン、9M-ATx、空力、ボディ補強、サスペンション、ブレーキ、タイヤ、シートなどの専用装備が含まれます。NISMOは、各部を個別に交換した仕様ではなく、エンジン、トランスミッション、空力、シャシーを車両全体として開発したメーカー完成車である点が特徴です。メーカー保証や車両全体のバランスを重視する人にとって、大きな価値があります。

価格比較チャート(メーカー希望小売価格・税込)

グレードごとの価格と位置づけ(2026年6月時点)
フェアレディZ
5,497,800
Version T
5,959,800
Version S
6,347,000
Version ST
6,759,500
NISMO
9,352,200

※フェアレディZ(ベースグレード)は6MT・9M-ATxとも同価格。Version STは6MT・9M-ATxとも同価格。NISMOは特別塗装色代(49,500円以上)が別途必須。

グレード別 特徴&おすすめユーザー

あなたに合う1台を見つける比較表(2026年6月時点)
グレード名ミッション価格(税込)おすすめユーザー
フェアレディZ
(ベースグレード)
6MT / 9M-ATx5,497,800円シンプルにZを楽しみたい人、カスタム派
Version S6MT6,347,000円走行性能を重視するMT派
Version T9M-ATx5,959,800円快適なドライブを重視するAT派
Version ST6MT / 9M-ATx6,759,500円走行装備と快適装備を両立させたい人
NISMO9M-ATx のみ9,352,200円
+特別塗装色代 49,500円以上(必須)
専用チューニングによる完成度を重視する人

日産公式サイトでは、一部のグレード、ボディカラー、オプションについて新規注文受付を終了している場合があると案内されています。購入を検討する際は、希望する仕様の注文可否や納期を販売店へ確認してください。

※価格はメーカー希望小売価格・消費税込です。税金、登録諸費用、保険料、オプション費用などは含みません。
※NISMOは特別塗装色の選択が必須で、49,500円以上の特別塗装色代が加算されます。
※価格、仕様、注文受付状況は変更される場合があります。最新情報は日産販売店または公式サイトで確認してください。

MTか9M-ATxか?トランスミッションの選び方

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写真出典:日産自動車

スポーツカー選びで悩ましいのが、トランスミッションの選択です。フェアレディZでは、6速マニュアル(6MT)と9速オートマチック(9M-ATx)が用意されています(NISMOは9M-ATxのみ)。それぞれの特徴と選び方を解説します。

進化した2つのトランスミッション

  • 6MTの魅力:大トルクに対応した強化クラッチディスクとギヤトレインを採用。吸い込まれるようなシフトフィールが特徴です。Version SとVersion STの6MT車には、シフトダウン時などにエンジン回転数を自動調整する「シンクロレブコントロール」が採用されており、ヒール&トゥを行わなくても滑らかなシフトダウンをしやすくする機能です。
  • 9M-ATxの魅力:9M-ATxは、幅広いギア比と素早い変速を特徴とする9速オートマチックトランスミッションです。NISMOの9M-ATxは、クラッチプレートの追加やクラッチストロークの短縮など、専用チューニングが施されています。マニュアルモードでは、エンジン制御との協調により、コーナリング前のシフトダウン時間を標準モデル比で半減しています。SPORT+モードでは、シフトダウンのタイミングやコーナリング中のギア保持を最適化し、熟練ドライバーのようなシフトチェンジを目指した制御が採用されています。
  • NISMOは9M-ATxのみの設定:専用9速ATには、クラッチプレートの追加、クラッチストロークの短縮、専用の変速制御、SPORT+モードなどが採用され、420PS・520N・mの性能を生かすためのチューニングが施されています。

「自分でギアを選び、クルマと対話すること」に価値を置くなら、6MT(Version SまたはVersion ST)が選択肢になります。シンクロレブコントロールにより、シフトダウン操作をしやすくサポートしてくれます。一方、「速さ」や「日常の快適性」も重視するなら、9M-ATxも有力な選択肢です。特にSPORT+モードの変速制御は、意図した通りのギアキープを支援します。NISMOは9M-ATxのみの設定ですが、専用チューニングが施されており、ATであることがデメリットになりにくい設計です。

オーナーレビューに見るフェアレディZの実感

グレード・トランスミッション選びの参考に、実際のオーナーの評価も見ておきましょう。carview!(カービュー)のフェアレディZユーザーレビューには歴代通算で1,200件を超える評価が蓄積されており、総合評価は5点満点中4点台。デザインへの愛着と加速力・運転の楽しさが満足点の中心で、現行RZ34型やNISMOのレビューも投稿されています(参考:carview! フェアレディZ ユーザーレビュー)。

一方で、燃費と積載性の項目評価は低く、荒れた路面での振動を指摘する声もあります。スポーツカーとしての割り切りを理解した上で、標準かNISMOか、MTかATかを選ぶのが後悔しないコツです。

まとめ

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写真出典:日産自動車

フェアレディZは、グレードごとに明確なキャラクターを持っています。価格やスペックだけでなく、「Zとどう過ごしたいか」というライフスタイルに合わせて選ぶことが、後悔しないための鍵となります。

  • 走行装備と快適装備のバランスを求めるなら:Version STが有力候補です。6MTと9M-ATxの両方を選べます。
  • 6MTとスポーツ装備を重視するなら:Version SまたはVersion ST(6MT)
  • ATと快適装備を重視するなら:Version Tまたは各グレードの9M-ATx
  • 価格を抑え、自分好みに仕上げたいなら:ベースグレード(フェアレディZ)
  • 専用チューニングによる完成度を重視するなら:NISMO(9M-ATxのみ)

VR30DDTTエンジンの力強い加速感と、歴代Zを意識したデザインは、いずれのグレードにも共通する魅力です。最終的なおすすめは用途と予算によって異なります。まずは販売店で最新の納期情報や注文状況を確認し、希望するグレードの仕様について相談してみてはいかがでしょうか。

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