
ついにこの時が来ました。2025年9月のアップデートで、『グランツーリスモ7(GT7)』にマツダファン待望の一台、「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」が収録されました。「ロードスター」といえば、軽快な走りが魅力のライトウェイトスポーツですが、今回収録されたモデルは一味違います。
なんと、日本国内のソフトトップモデルには通常設定されていない2.0Lエンジンを搭載し、さらにメーカー純正チューンで200PSまで引き上げられたモンスターマシンです。「グランツーリスモ」シリーズのファンはもちろん、実車のロードスターオーナーにとっても見逃せない一台となっています。
本記事では、この特別なロードスターの特徴や、通常のND型との違い、そしてGT7内での挙動や楽しみ方について徹底的に解説します。実車は抽選販売の限定モデルですが、バーチャルの世界でその真価を味わい尽くしましょう。
この記事のポイント
- GT7に追加された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」の詳細スペック
- 通常のNDロードスター(1.5L)と12R(2.0L改)の性能比較
- スーパー耐久のノウハウが詰まった専用エアロと足回りの特徴
- ゲーム内での走行フィールとおすすめの楽しみ方
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12Rとは?

写真出典:Mazda Motor Corporation
今回『グランツーリスモ7』に収録された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」は、単なるグレード追加ではありません。マツダが立ち上げたサブブランド「MAZDA SPIRIT RACING」が手掛けた、メーカーコンプリートカーの第一弾とも言える象徴的なモデルです。
スーパー耐久直系の「手が入った」エンジン
最大の特徴は、心臓部にあります。ベースとなっているのはND型ロードスターですが、搭載されているのは2.0Lの直列4気筒エンジンです。通常、日本国内仕様のソフトトップロードスターは1.5Lエンジンのみの設定ですが、この12Rは海外仕様やRF(リトラクタブルファストバック)用の2.0Lをベースにしています。
しかし、ただ載せ替えただけではありません。スーパー耐久レースシリーズに参戦している「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」で培った技術を投入。専用のシリンダーヘッドやピストン、コンロッドを採用し、吸排気系も徹底的に見直されています。その結果、自然吸気ながら最高出力は200PSに到達。レブリミットも引き上げられ、突き抜けるような高回転の伸びを実現しています。
戦うための機能美を纏ったデザイン
外観も特別仕様です。派手なウィングこそ装着されていませんが、サーキットでの実効空力を追求したアンダースポイラーやサイドステップが装着されています。
- 専用グレー塗装: エアロパーツ類は引き締まったグレーで統一
- 専用ホイール: RAYS製の軽量鍛造ホイールを採用し、バネ下重量を軽減
- インテリア: 滑りにくいウルトラスエードを使用したステアリングや、ホールド性の高いフルバケットシートを装備
これらはGT7の精細なグラフィックでも忠実に再現されており、コックピット視点でプレイした際の満足感は非常に高いものになっています。
通常モデルと12Rの徹底スペック比較

写真出典:Mazda Motor Corporation
では、既存のロードスターと比べてどれほどスペックが異なるのでしょうか。GT7内でのデータおよび公表値を基に比較してみます。
圧倒的なパワーウェイトレシオ
表を見ると一目瞭然ですが、12Rのパワーウェイトレシオは約5.15kg/PSという数値を叩き出しています。これは初期型ND(1.5L)と比較して圧倒的に速く、純粋なスポーツカーとして一段上のクラスに足を踏み入れています。
特に注目すべきは、2.0Lエンジンを搭載しながらも、RF(ハードトップ)より軽量に仕上げられている点です。ソフトトップの軽量ボディにハイパワーエンジンというパッケージは、日本のファンが長年夢見てきた「理想のロードスター」の具現化と言えるでしょう。
グランツーリスモ7での走行インプレッション

写真出典:Mazda Motor Corporation
実際にGT7で「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」をドライブしてみると、その違いは最初のコーナーで分かります。
7,500回転まで突き抜けるエンジンフィール
エンジンを始動した瞬間から、野太いエキゾーストノートが響きます。走り出すと、低回転からトルクが太く、アクセル操作に対するツキが抜群に良いことに気づくでしょう。
特筆すべきは高回転域の伸びです。ノーマルの2.0Lエンジン(RFなど)は高回転で少し頭打ち感がありますが、12Rは7,500回転まで澱みなく吹け上がります。PS5のDualSenseコントローラーを通じて伝わる振動や、3Dオーディオによる吸気音の演出も相まって、これまでのロードスターにはない「本気の走り」を感じさせます。
限界の高い足回りとコントロール性
パワーアップに合わせて、シャシー性能も大幅に強化されています。
ノーマルのロードスターは「ロールさせて曲がる」ヒラヒラとした挙動が特徴ですが、12Rはサスペンションが引き締められており、ロールスピードが抑えられています。
- コーナリング: タイヤの接地感が高く、高速コーナーでも安心して踏んでいける
- ブレーキ: ブレンボ製キャリパーの制動力が再現されており、ハードブレーキングでも姿勢が乱れにくい
- スライドコントロール: パワーがあるためテールスライドを誘発しやすいが、収束が早くコントロールしやすい
筑波サーキットや鈴鹿サーキットのようなテクニカルなコースでは、格上のスポーツカーを追い回せるポテンシャルを秘めています。
ゲーム内での入手方法と楽しみ方

写真出典:Mazda Motor Corporation
入手方法
「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」は、GT7内の**「ブランドセントラル」**の「マツダ」ディーラーから購入可能です。
- ディーラー: 日本 > マツダ
- 価格: Cr. 8,000,000(ゲーム内クレジット推計)
- ※限定車やコンセプトカー扱いのため、通常のロードスターより高額設定ですが、ハイパーカーに比べれば手が出しやすい価格帯です。
おすすめの楽しみ方
- ワンメイクレース:カスタムレース設定で、敵車をすべてロードスター(NDおよび12R)にしてレースを行うと、性能差を活かした熱いオーバーテイクを楽しめます。
- スケープス撮影:専用色のエアロパーツや内装のディテールが美しいため、「京都」や「ニュルブルクリンク」などのフォトスポット映えも抜群です。特に内装のアルカンターラの質感は必見です。
- リバリーエディター:実車のスーパー耐久参戦車両(120号車など)を模したカラーリングを作成・ダウンロードして、レーシングカー気分を味わうのも一興です。
まとめ
『グランツーリスモ7』に追加された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」は、単なるデータ追加にとどまらない、マツダの「走る歓び」への執念が込められた一台です。
- 希少性: 日本では通常乗れない「ソフトトップ×2.0Lメカチューン」
- 性能: 200PSのパワーと鍛え上げられた足回りで、FRスポーツの真髄を体感可能
- 体験: 実車は抽選販売の超限定モデルだが、GT7なら今すぐオーナーになれる
もしあなたが、まだこの車をガレージに入れていないなら、今すぐクレジットを貯めて購入することをおすすめします。いつものコースを走るだけで、ロードスターという車の奥深さ、そしてマツダが目指すスポーツカーの未来を肌で感じることができるはずです。
さあ、バーチャルなコクピットに収まり、200PSのエンジンを目覚めさせましょう。