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ロードスター スピリットレーシングの性能は?2.0L幌の価値を検証

2025年10月15日

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標準モデルと12R

「日本のロードスター(ソフトトップ)にも2.0Lエンジンがあれば完璧なのに……」

長年、多くのファンが抱いてきたその願いが、ついに「MAZDA SPIRIT RACING(マツダ スピリット レーシング)」という形で現実のものとなりました。サーキット直系のDNAを注ぎ込まれたこのモデルは、単なるグレード追加ではありません。

しかし、価格は標準モデルでも500万円超え、トップモデルは700万円超えとなっており、「果たしてそこまでの価値があるのか?」と購入を迷っている方も多いはずです。

この記事では、マツダ スピリット レーシング ロードスターの判明した性能やスペックを徹底分析。既存モデルとの違いや、価格に見合う価値があるのかを、ファンの視点に立って検証します。

この記事のポイント

  • 待望の「ソフトトップ×2.0Lエンジン」国内正規導入の詳細
  • 200ps到達の特別モデル「12R」と標準モデルの違い
  • 専用サスペンション・ブレンボ・レイズ製ホイール等の装備
  • 1.5LモデルやRFとの性能・価格比較による選び方
スピリットレーシング ロードスター スペックハイライト
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER
スペックハイライト
最高出力(12R)
200ps
自然吸気で大台到達
車両重量
1,050kg
軽量ソフトトップ
パワーウェイトレシオ
5.25kg/ps
歴代最強クラス
標準モデル
184ps
526万5,000円
限定 2,200台(先着順)
12R
200ps
761万2,000円
限定 200台(抽選制)
※車両重量・パワーウェイトレシオは12Rモデル基準の概算値

マツダ スピリットレーシング ロードスターとは?

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標準モデル
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12R

写真出典:Mazda Motor Corporation

マツダが新たに立ち上げたサブブランド「MAZDA SPIRIT RACING」。その第一弾として投入されるのが、ロードスターをベースにしたコンプリートカーです。

これまでの「RS」や「NR-A」といったグレードとは一線を画し、スーパー耐久シリーズなどで培ったノウハウを市販車にフィードバック。「街中からサーキットまで意のままに操れる」をコンセプトに、メーカー純正のチューニングカーとして開発されました。

最大の特徴は、日本国内仕様のソフトトップモデルとして初めて2.0Lエンジン(SKYACTIV-G 2.0)を搭載している点です。これまで「軽さの1.5L(幌)」か「余裕の2.0L(RF)」かという二者択一だった選択肢に、第3の最強の選択肢が加わりました。

ラインナップは2種類

以下の2つのラインナップが展開されています。

  • 標準モデル:快適装備も備えつつ、スポーツ走行に対応した2.0Lモデル。
  • 12R:手組みエンジンや徹底した軽量化を施した、よりサーキット志向の限定・受注生産モデル。

史上最強の性能!2.0Lエンジンと足回りの詳細

では、具体的にどのような性能を持っているのでしょうか。注目のスペックを深掘りします。

1. 待望のSKYACTIV-G 2.0搭載

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SKYACTIV-G 2.0(200PS)
写真出典:Mazda Motor Corporation

ベースとなるエンジンはRFに搭載されている2.0L直列4気筒エンジンですが、スピリットレーシングのために専用チューニングが施されています。

  • 標準スペック:RFと同様の184psを発揮しつつ、レスポンスを向上。
  • 12Rスペック:吸排気系やカムシャフトに見直しが入り、自然吸気ながら200psの大台に到達しています。

軽量なソフトトップボディ(約1,050kg前後)に200馬力のエンジンを積むことで、そのパワーウェイトレシオは驚異的な数値を実現しています。

2. 足回りとボディの強化

写真出典:Mazda Motor Corporation

パワーアップに合わせて、シャーシ性能も大幅に引き上げられています。

  • 専用サスペンション:サーキットでの縁石カットなどを想定しつつ、街乗りも許容する専用セッティング。
  • ブレーキ:Brembo製キャリパー&大径ローターを採用し、ストッピングパワーを強化。
  • タイヤ:ハイグリップな「POTENZA RE-71RS」クラスのタイヤを標準装着しています。

3. 機能美を追求した内外装

写真出典:Mazda Motor Corporation

  • エクステリア:エアロダイナミクスを考慮したフロントアンダースポイラーやサイドステップ。色は精悍なグレーやブラックに赤のアクセントが入る専用カラーが特徴です。
  • インテリア:RECARO社製のフルバケットシート、アルカンターラ(または類似素材)を使用したステアリングなど、ドライビングに集中できるコクピットが用意されています。

【徹底比較】ノーマル1.5LやRFと何が違う?

ここが最も悩ましいポイントです。「通常のS Special Package」や「RF」と比較して、どのような違いがあるのかを表にまとめました。

比較項目スピリットレーシング (12R)ロードスター (990S/S SP)ロードスター RF (RS)
エンジン2.0L 直4 (専用チューン)1.5L 直42.0L 直4
最高出力200ps136ps184ps
ルーフソフトトップ (手動)ソフトトップ (手動)ハードトップ (電動)
車両重量1,050kg前後990kg - 1,020kg1,100kg - 1,130kg
特徴パワーと軽さの両立・サーキット即応圧倒的な軽快感・ヒラヒラ感GT的な快適性・全天候型
価格761万円 (標準526万円)300〜370万円400〜450万円

比較からの選択診断

  • スピリットレーシングを選ぶべき人:価格は高くても、「メーカー純正の完成された速さ」が欲しい人。2.0Lのトルクでグイグイ走りたいが、RFの重さは避けたい人。
  • 990S / 1.5Lモデルを選ぶべき人:ロードスター本来の「使い切れるパワー」や「軽さ」を楽しみたい人。予算を抑えて、自分好みに少しずつカスタムしたい人。
  • RFを選ぶべき人:高速道路での移動が多く、快適性や静粛性も重視する人。電動ルーフの利便性が必須な人。

発売日と価格・購入ガイド

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写真出典:Mazda Motor Corporation

発売状況と確定価格

マツダ スピリットレーシング ロードスターは、2025年10月24日より正式に販売(予約)が開始されました。

価格は以下の通り確定しています。

  • 標準モデル:526万5,000円
  • 12R(2.0L 200ps特別モデル):761万2,000円

購入にあたっての注意点

発売前は「高すぎるのでは」という声もありましたが、蓋を開けてみればその内容の濃さに注文が殺到しています。

  • 入手難易度と販売方法
    • 標準モデル:限定2,200台(試乗車含む)の販売となります。10月24日より予約受注が開始されており、販売方法は先着順です。
    • 12R:わずか200台限定の生産です。こちらは商談予約自体が抽選制となっており、公式アプリ「倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING」での応募受付(10月5日14:00~10月20日23:59)および抽選結果通知(10月23日)を経て、10月24日より予約受注が開始されました。現在は入手困難なプラチナチケットとなっています。
  • 納期の現状:特殊な工程を経るため、通常のライン生産モデルとは比較にならないほどの納期を要する可能性があります。

資産価値とリセール

700万円超えという価格設定ですが、以下の点を考慮すれば決して割高ではありません。

  • 後付け不可能な仕様:2.0Lへの換装やボディ補強は、法規制や技術面で個人レベルのチューニングでは再現不可能です。
  • パーツ総額と工賃:RAYS製ホイール、ブレンボ、専用RECARO、そしてエンジンチューンを個別に仕上げれば、差額以上のコストがかかります。
  • 最後の純ガソリンコンプリート:電動化が進む中、これほど純粋に走りを追求したメーカー製コンプリートカーは今後出ない可能性が高く、資産価値は維持、あるいは高騰するでしょう。

まとめ

マツダ スピリットレーシング ロードスターは、単なる「高いロードスター」ではありません。日本のファンが長年夢見た**「2.0Lエンジンの軽量ソフトトップ」という理想形**です。

  • ポイント1:国内初、正規2.0Lソフトトップによる「パワー×軽量」の最強パッケージ。
  • ポイント2:特に「12R」モデルは200psに到達しており、歴代最強のNAロードスターである。
  • ポイント3:価格は高いが、装備内容と希少性を考えれば納得のプライス設定。

もし予算が許すなら、このモデルは「買い」です。電動化が進む現代において、純内燃機関でここまでこだわり抜かれたメーカーチューンドカーに乗れるチャンスは、これが最後になるかもしれません。

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