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ランドクルーザーFJを徹底解説|価格・サイズ・燃費と250/70との違い

2026年5月28日

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ランドクルーザーFJ_イラスト

ランドクルーザーFJは、トヨタが2026年5月14日に日本で発売したランドクルーザーシリーズの新モデルです。グレードは5人乗りの「VX」1種類で、価格は450万100円(税込)。2TR-FE型2.7L直列4気筒ガソリンエンジン、6 Super ECT(電子制御6速AT)、パートタイム4WDを組み合わせ、ランドクルーザーらしい悪路走破性を維持しながら、全長4,575mm、全幅1,855mmという扱いやすいサイズを実現しています。本記事では、価格や燃費、装備、荷室、ランドクルーザー250・70との違いを整理し、どのような人に適したモデルなのかを解説します。

この記事のポイント

ランドクルーザーFJ 基本スペック一覧

項目ランドクルーザーFJ VX
発売日2026年5月14日
価格4,500,100円(税込)※
乗車定員5名
全長4,575mm
全幅1,855mm
全高1,960mm
ホイールベース2,580mm
最小回転半径5.5m
エンジン2TR-FE 2.7L直列4気筒ガソリン
最高出力120kW(163PS)
最大トルク246N・m(25.1kgf・m)
トランスミッション6 Super ECT(電子制御6速AT)
駆動方式パートタイム4WD
WLTCモード燃費8.7km/L
車両重量1,960kg
荷室容量795L/後席格納時1,607L

※価格はメーカー希望小売価格(税込)です。リサイクル料金、登録諸費用、オプション代などは含まれません。

ランドクルーザーFJのサイズとデザイン

取り回しのよいボディサイズと購入前の確認点

  • 全長4,575mm、全幅1,855mmで、ランドクルーザー250や70より取り回しやすいサイズ
  • 最小回転半径5.5mで、狭い路地や駐車場でもスムーズに旋回
  • オーバーハングを切り詰め、悪路でのアプローチアングルを確保
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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

ランクル250と比較して、全長は350mm、全幅は125mmコンパクトに設計されています。ランドクルーザー250より全幅が125mm狭いため、狭い道路や林道では車幅を把握しやすくなっています。ただし、全幅は1,855mmあるため、狭い住宅街や機械式駐車場では事前確認が必要です。

全高は1,960mmあるため、高さ制限1,550mmや1,850mmの機械式駐車場には対応できません。全長・全幅は250よりコンパクトですが、購入前には自宅駐車場の全幅だけでなく、高さや入口の勾配、背面スペアタイヤを含む取り回しも確認する必要があります。

全長は一般的なミドルサイズSUVに近い4.5m台ですが、全幅は1,855mm、全高は1,960mmあります。ランドクルーザー250より扱いやすい一方、コンパクトSUVのようなサイズではありません。ホイールベースを2,580mmと短く設定したことで、岩場やコブを乗り越える際に車体底面を打ちにくいという、オフロードでの実用的なメリットも生まれています。

機能に基づく「サイコロ」モチーフのスクエアデザイン

  • 空間効率を最大化する角を面取りしたスクエアなフォルム
  • 視界を確保するため中央を削り、両端を高くしたボンネット形状
  • 破損時の修理費用を抑える3分割式の前後樹脂バンパー
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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

外観は、無駄を削ぎ落とした「サイコロ」をモチーフにデザインされています。この四角いボディは、運転席から車体の四隅(車両感覚)を把握しやすくするための機能的な形状です。また、フェンダーからルーフにかけて角を面取りすることで、林道で木の枝に接触するリスクを軽減しています。ヘッドライトはコの字型のポジションランプにプロジェクターを内蔵し、TOYOTAロゴを配したグリルと相まって、愛着の湧くモダンなフロントフェイスに仕上がっています。

操作しやすいコクピットレイアウト

  • 視界を妨げない水平基調のインストルメントパネルと低く設計されたカウル
  • 悪路走行時でも操作しやすいよう、機能ごとに集約された物理スイッチ
  • 12.3インチディスプレイオーディオとコネクティッドナビ対応
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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

水平基調のインストルメントパネルと低く設計されたカウルにより、前方の見通しや車両姿勢の把握のしやすさを追求しています。また、スイッチやモニターを機能ごとに集約し、悪路走行時でも操作しやすいコクピットレイアウトとしています。走行モードやデフロックなどの重要なスイッチ類は、視線を前方に向けたまま確実な操作ができるよう、手元に物理ボタンとして配置されています。

2.7Lエンジン・走行装備・荷室

エンジン・パートタイム4WDと燃費

  • 2TR-FE型2.7L直列4気筒ガソリンエンジン、最高出力163PS、最大トルク246N・m
  • 6 Super ECT(電子制御6速AT)、WLTCモード燃費8.7km/L
  • パートタイム4WD(H2/H4/L4)、堅牢な鉄製キャリパーを採用
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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

搭載される2TR-FE型2.7L自然吸気ガソリンエンジンは、最高出力163PS(120kW)、最大トルク246N・m(25.1kgf・m)を発生します。トランスミッションは6 Super ECT(電子制御6速AT)で、発進から低速走行までの扱いやすさや、下り坂での車速コントロールを重視した設定です。WLTCモード燃費は8.7km/Lで、燃費性能よりも信頼性や扱いやすさを重視したパワートレーンといえます。なお、250などの大型ランクルよりコンパクトな車体ですが、車両重量は1,960kgあります。

ブレーキシステムには、過酷な悪路走行を想定した堅牢な鉄製キャリパーを採用。オンロードとオフロードの双方で、自然でコントロールしやすいブレーキフィーリングを目指しています。

ランドクルーザーFJは、通常走行用のH2、滑りやすい路面などで使用するH4、より大きな駆動力が必要な悪路向けのL4を切り替えるパートタイム4WDを採用しています。一般的なフルタイム4WDとは異なり、乾燥した舗装路では原則としてH2を使用します。舗装路で必要のない状況にH4やL4を使用すると、駆動系に負担がかかる可能性があるため、取扱説明書に従って操作する必要があります。

悪路走行をサポートする電子デバイス

  • 急な下り坂での降坂を支援するダウンヒルアシストコントロール(DAC)
  • 片側後輪の空転時に駆動力を伝えやすくする電動リヤデフロック
  • シンプルな操作感の手動式パーキングブレーキ
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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

ダウンヒルアシストコントロール(DAC)は、険しい下り坂で4輪のブレーキを自動制御し、設定した車速を保つよう降坂を支援します。作動条件はトランスファー位置がH4またはL4で、車速4~30km/h以下です。あくまで運転支援機能であり、安全を保証するものではありません。

電動リヤデフロックを作動させると後輪左右が直結され、片側の後輪が空転した場合でも反対側へ駆動力を伝えやすくなります。スタックからの脱出を支援する機能ですが、路面状況によっては脱出できない場合もあります。また、A-TRC(アクティブトラクションコントロール)も備わり、悪路でのトラクション確保を支援します。

パーキングブレーキには手動式を採用しています。シンプルな操作系を好むユーザーには馴染みやすい一方、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドを重視する場合は、装備内容を確認しておきたいポイントです。

荷室・積載と拡張性

  • 荷室容量795L(後席格納時1,607L)、荷室高1,030mm
  • 後席は6:4分割可倒式・前後スライド・リクライニング対応、バックボード付き
  • 標準装備のスキッドプレートに加え、ARB製オプションで拡張性も充実
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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

荷室容量は通常時795L、後席格納時に最大1,607Lを確保しています。荷室高は1,030mmで、荷室長は通常時最小735mm、後席格納時最大1,480mmです。後席は前後スライド、リクライニング、6:4分割可倒式に対応し、バックボードも装備しています。

バックドアは横開き式で、開口部が真四角なため、キャンプ道具などの大きな荷物も積み込みやすい構造です。横開き式バックドアは荷室にアクセスしやすい一方、後方に壁や別の車がある駐車場では、ドアを全開にするための横方向・後方スペースを確認する必要があります。

外装装備として、ルーフレール、サイドステップ、フロント下部のスキッドプレートが標準装備されています。標準装備のスキッドプレートに加え、販売店装着オプションとしてARB製ルーフラック、スキッドプレート、ロックレールなどが用意されています。ARB製品は一部販売店での取り扱いとなるため、購入時に確認が必要です。バックドア裏側やリアピラー内側にボルト穴が用意されており、オプションのモールパネル(販売店装着オプション)を装着すれば、アウトドアギアを機能的に収納できます。

ランドクルーザーFJの安全・快適装備

  • Toyota Safety Senseを標準装備(プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラートなど)
  • パノラミックビューモニター、ブラインドスポットモニターを装備
  • 12.3インチディスプレイオーディオ、コネクティッドナビ対応

ランドクルーザーFJには、Toyota Safety Senseが標準装備されています。主な機能として、プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)やレーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報)が含まれます。また、パノラミックビューモニターにより、車両周囲を上空から見たような映像で狭い場所での取り回しを支援します。ブラインドスポットモニターは車線変更時に後側方の車両を検知します。

なお、これらの安全装備は事故を完全に防止するものではなく、各機能の作動には条件があります。詳細は取扱説明書でご確認ください。

インフォテインメントには12.3インチのディスプレイオーディオを採用し、コネクティッドナビに対応。車内からオンライン地図や各種サービスへのアクセスが可能です。

ランクル250・70との比較:あなたに最適な1台はどれ?

ボディサイズと基本スペックの比較

  • FJはサイズと悪路性能を両立したい人向け
  • 250は長距離快適性や3列シートを求める人向け
  • 70は耐久性や業務用途を重視する人向け
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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

3モデルの主要スペックを比較表にまとめました。250・70の価格はトヨタ公式サイトで随時変更される場合があります(2026年6月時点の参考情報)。

比較項目ランドクルーザーFJランドクルーザー250ランドクルーザー70
全長4,575mm4,925mm4,890mm
全幅1,855mm1,980mm1,870mm
全高1,960mmグレードにより異なる1,920mm
ホイールベース2,580mm2,850mm2,730mm
最小回転半径5.5m6.0m6.3m
乗車定員5名5名/7名5名
主なエンジン2.7Lガソリン2.7Lガソリン/2.8Lディーゼル2.8Lディーゼル
駆動方式パートタイム4WDフルタイム4WDパートタイム4WD
参考価格4,500,100円トヨタ公式サイトで確認トヨタ公式サイトで確認
向いている人サイズと悪路性能を両立したい人長距離快適性や3列シートを求める人耐久性や業務用途を重視する人

ランドクルーザーFJを選ぶべき基準

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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

FJは250と同等の最低地上高・アプローチアングルを確保し、デパーチャーアングルは250より15度大きく設定されています。また、70と同等のホイールアーティキュレーションを確保するなど、コンパクトな車体を活かした悪路走破性が特徴です。一方、エンジントルクや積載性、長距離での快適性などはモデルごとに性格が異なります。

「250では大きすぎるものの、一般的なクロスオーバーSUVより本格的な悪路性能を求める人」に適した選択肢です。購入を検討する際は、販売店で受注状況や納期を確認するとともに、可能であれば実車で運転席からの視界、全幅1,855mmの車両感覚、横開きバックドアの使い勝手を確認しましょう。

まとめ

  • 250より全長350mm・全幅125mmコンパクトで最小回転半径5.5m
  • ラダーフレーム、パートタイム4WD、電動リヤデフロック、DAC、A-TRCを装備
  • Toyota Safety Senseやパノラミックビューモニターも標準装備
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写真出典:トヨタ自動車(https://toyota.jp/)

ランドクルーザーFJは、250より扱いやすいボディサイズと、ラダーフレーム、パートタイム4WD、電動リヤデフロックなどの本格的な悪路装備を両立したモデルです。価格は450万100円で、グレードはVXの1種類。街乗りにも使えるサイズですが、全幅1,855mm、全高1,960mmあるため、狭い道路や機械式駐車場では注意が必要です。また、燃費はWLTCモード8.7km/Lで、ディーゼルやハイブリッドは設定されていません。250では大きすぎるものの、一般的なクロスオーバーSUVより本格的な悪路性能を求める人に適した選択肢です。

購入前の主な注意点:

  • 価格は450万100円(税込)、グレードはVXのみ
  • WLTCモード燃費は8.7km/L(ディーゼル・ハイブリッドの設定なし)
  • 全幅1,855mm、全高1,960mmのため、機械式駐車場の高さ・幅制限に注意
  • 2列5人乗りのみ(3列シートの設定なし)
  • 横開きバックドアは開閉に横方向・後方スペースが必要
  • パートタイム4WDは路面に応じた切り替え操作が必要

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参考情報(2026年6月時点)

  • トヨタ自動車「ランドクルーザー、新型車"FJ"シリーズを発売」2026年5月14日
  • トヨタ ランドクルーザーFJ公式サイト(toyota.jp)
  • ランドクルーザーFJ主要諸元表・装備一覧
  • ランドクルーザー250公式サイト(toyota.jp)
  • ランドクルーザー70公式サイト(toyota.jp)
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