
CX-60の購入を検討しているけれど、グレードが多すぎてどれを選べば良いか分からずに悩んでいませんか?家族4人で年収600万円台の場合、CX-60のおすすめグレードはどれなのでしょうか。価格差も大きく装備内容も複雑で、「失敗したくない」という気持ちはよく分かります。
実は、CX-60のおすすめグレード選びは、家族構成と年収に応じた3つのポイントを押さえることで、年収600万円台でも満足度の高い最適な1台を見つけることができます。
この記事では、2025年最新のCX-60全グレードを徹底比較し、家族4人・年収600万円台にとってのおすすめグレードベスト3を具体的な根拠とともに紹介します。グレード選びで失敗しないための判断基準や購入後の満足度を高める選択方法についても詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
CX-60全グレード体系と価格帯|2025年最新ラインナップ完全解説

CX-60は2025年現在、4つの異なるパワートレインと合計13のグレードを展開しています。価格帯は約327万円から646万円と幅広く、家族のニーズや予算に応じて最適な選択肢を見つけることができます。ここでは最新のラインナップを詳しく解説していきましょう。
エンジンタイプ別4つのパワートレイン
25S(ガソリンエンジン)の特徴と価格帯
25S系は2.5Lガソリンエンジンを搭載した最もリーズナブルなラインナップです。価格帯は327万円から432万円で、CX-60の魅力を手頃な価格で体感できます。
レギュラーガソリン仕様のため、燃料コストを抑えられる点が大きなメリット。WLTCモード燃費は12.8km/L(2WD)を実現しており、日常使いでの経済性も良好です。エンジン出力は188PSと必要十分なパワーを備えているため、家族4人での移動でもストレスを感じることはありません。
XD(ディーゼルエンジン)の特徴と価格帯
XD系は3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、価格帯は413万円から479万円に設定されています。軽油使用により燃料費を大幅に削減でき、WLTCモード燃費は15.3km/L(2WD)という優秀な数値を記録しています。
最大トルク500N・mの力強い走りが魅力で、高速道路での合流や山道での走行でも余裕の性能を発揮。ディーゼル特有の振動や騒音も大幅に改善されており、上質な走行フィールを楽しめます。
XD-HYBRID(マイルドハイブリッド)の特徴と価格帯
XD-HYBRID系は530万円から567万円の価格帯で、ディーゼルエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせています。モーターアシストにより発進時の力強さが向上し、燃費性能もWLTCモード16.8km/Lまで向上しました。
マツダ独自のM HYBRID BOOSTシステムにより、アクセルを踏んだ瞬間からモーターがエンジンをサポート。この滑らかな加速感は、一度体験すると他のグレードには戻れない魅力があります。
PHEV(プラグインハイブリッド)の特徴と価格帯
PHEV系は570万円から646万円の最上級ラインナップです。17.8kWhの大容量バッテリーにより、EV走行距離は63km(WLTCモード)を実現。日常的な買い物や通勤なら電気のみで完結できます。
2.5Lガソリンエンジンとモーターの組み合わせにより、システム最高出力は327PSを発生。環境性能と走行性能を高次元で両立させた、CX-60の技術力を象徴するグレードです。
グレード別装備内容と価格差の詳細比較
パワートレイン | グレード | 価格帯(万円) | 燃費(km/L) | 主要装備の特徴 |
---|---|---|---|---|
25S(ガソリン) | S Package | 327〜349 | 12.8 | クロスシート、7インチメーター |
L Package | 380〜402 | 12.8 | 本革シート、12.3インチメーター | |
Exclusive Mode | 410〜432 | 12.8 | ナッパレザー、BOSEサウンド | |
XD(ディーゼル) | SP | 413〜435 | 15.3 | クロスシート、基本安全装備 |
L Package | 422〜445 | 15.3 | 本革シート、パワーシート | |
Exclusive Mode | 457〜479 | 15.3 | ナッパレザー、上質内装 | |
XD-HYBRID | Exclusive Sports/Modern | 531 | 16.8 | ナッパレザー、マイルドHV |
Premium Sports/Modern | 567 | 16.8 | 最高級内装、パノラマルーフ | |
Trekker(特別仕様) | 553 | 16.8 | アウトドア専用装備 | |
PHEV | L Package | 570 | 18.1 | 本革シート、EV走行63km |
Premium Sports/Modern | 646 | 18.1 | 最高級仕様、充電機能 |
2WDと4WD選択時の価格差と性能の違い
2WDと4WDの価格差は約22.5万円で設定されています。4WDシステムには後輪駆動ベースのi-ACTIV AWDを採用し、優れたトラクション性能と燃費性能を両立しました。
雪道や雨天時の安全性を重視するなら4WDがおすすめですが、主に市街地での使用が中心なら2WDでも十分な性能を発揮します。維持費や燃費を考慮して選択することが大切です。
年収600万円台・家族4人におすすめのCX-60グレードベスト3

年収600万円台で家族4人という条件を考慮し、安全性・実用性・経済性のバランスを重視したおすすめグレードを厳選しました。購入後の満足度と家計への負担を両立できる3つのベストバイをご紹介します。
- 【1位】XD L Package 4WD|コスパ最強の安心グレード
- 【2位】25S Exclusive Mode 4WD|バランス重視の賢い選択
- 【3位】XD-HYBRID Exclusive Sports 4WD|将来性を重視したい方へ
- 年収600万円台ベスト3グレード比較表
【1位】XD L Package 4WD|コスパ最強の安心グレード

選定理由と家族4人での実用性
XD L Package 4WDは価格444万9500円で、年収600万円台の方に最もおすすめできるグレードです。ディーゼルエンジンの経済性と充実した装備内容のバランスが秀逸で、家族4人での使用に必要な機能をすべて備えています。
本革シートと12.3インチフル液晶メーターが標準装備され、上質感も十分。運転席10wayパワーシートとシートヒーターにより、長距離ドライブでも疲労を軽減できます。リアシート4:2:4分割可倒式により、大型荷物の積載時も柔軟に対応でき、家族旅行やアウトドアレジャーで真価を発揮します。
安全装備ではi-ACTIVSENSEが全機能標準装備されており、子供を乗せる際も安心。360°ビュー・モニターやドライバー・モニタリングなど、上級グレード相当の安全技術も搭載されています。
年収600万円台での月々支払いシミュレーション
頭金100万円、5年ローン(金利3.5%)の場合、月々の支払いは約6万7千円になります。年収650万円であれば、月収の約15%程度の負担で済み、家計に無理のない範囲で購入できます。
さらにディーゼルエンジンの燃費15.3km/Lにより、年間1万5千キロ走行でも燃料費は約8万円程度。ガソリン車と比較して年間約3万円の燃料費節約効果があり、5年間で15万円の差が生まれます。この経済効果を考慮すると、実質的な負担はさらに軽減されます。
【2位】25S Exclusive Mode 4WD|バランス重視の賢い選択

選定理由とガソリンエンジンのメリット
25S Exclusive Mode 4WDは価格432万3000円で、ガソリンエンジン系では最上位の装備を誇ります。ナッパレザーシートやBOSEサウンドシステムが標準装備され、上質な室内空間を実現しています。
ガソリンエンジンの最大のメリットは、レギュラー仕様による燃料費の安さと、全国どこでも給油できる利便性です。ディーゼル特有の音や振動が苦手な方にも適しており、静粛性を重視するご家族におすすめできます。
シートベンチレーション機能も標準装備されているため、夏場の快適性も抜群。12.3インチセンターディスプレイやワイヤレス充電機能など、最新の利便装備も充実しています。
維持費を含めた総所有コスト
頭金80万円、5年ローンの場合、月々の支払いは約6万5千円です。ガソリン代は年間約11万円程度かかりますが、メンテナンス費用はディーゼルより安く済みます。
5年間の総所有コストで比較すると、車両価格の安さがメリットとなり、初期費用を抑えたい方には理想的。リセールバリューも高く、売却時の残価率も期待できるため、実質的な負担はさらに軽減されます。
【3位】XD-HYBRID Exclusive Sports 4WD|将来性を重視したい方へ

選定理由とマイルドハイブリッドの価値
XD-HYBRID Exclusive Sports 4WDは価格530万7500円と予算上限に近いものの、マイルドハイブリッドシステムの価値を考慮すれば十分検討に値するグレードです。燃費16.8km/Lの優秀な経済性と、モーターアシストによる滑らかな加速感が魅力的です。
環境意識の高いご家族や、将来的な燃料費上昇を懸念される方には特におすすめ。ナッパレザーシートと上質な内装材により、所有する喜びも十分に味わえます。
マツダの電動化技術を体感できる貴重なグレードでもあり、技術的な先進性を重視される方には最適な選択肢となります。
長期保有時のメリット・デメリット
長期保有を前提とした場合、燃費性能の高さは大きなアドバンテージになります。10年間で20万キロ走行すると仮定すると、従来のガソリン車と比較して約50万円の燃料費節約効果が期待できます。
一方で、マイルドハイブリッドシステムのバッテリー交換費用(10〜15年後)が約20〜30万円程度かかる可能性があります。ただし、技術の進歩により交換費用は徐々に下がる傾向にあり、長期的には十分にペイできる投資と考えられます。
年収600万円台ベスト3グレード比較表
順位 | グレード | 価格(万円) | 月々支払い※ | 燃費(km/L) | 年間燃料費 | 主要装備 | おすすめポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | XD L Package 4WD | 445 | 約6.7万円 | 15.3 | 約8万円 | 本革シート、12.3インチメーター、安全装備充実 | コスパ最強、燃料費安い |
2位 | 25S Exclusive Mode 4WD | 432 | 約6.5万円 | 12.8 | 約11万円 | ナッパレザー、BOSEサウンド、シートベンチレーション | 初期費用最安、静粛性◎ |
3位 | XD-HYBRID Exclusive Sports 4WD | 531 | 約7.8万円 | 16.8 | 約7万円 | ナッパレザー、マイルドHV、上質内装 | 将来性◎、燃費最高 |
※頭金80〜100万円、5年ローン(金利3.5%)の場合
CX-60おすすめグレード選びで失敗しない3つの判断基準

グレード選びで後悔しないためには、自分たちの価値観や使用シーンに合った判断基準を明確にすることが重要です。年収600万円台で家族4人という条件下で、最も重視すべき3つのポイントを詳しく解説します。
【基準1】安全装備の充実度で家族を守る

標準装備の i-ACTIVSENSE と上級グレード限定装備
CX-60は全グレードでi-ACTIVSENSEが標準装備されており、基本的な安全性能に差はありません。スマート・ブレーキ・サポートや車線逸脱警報システム、ブラインド・スポット・モニタリングなど、現代の車に必要な安全機能はすべて備わっています。
ただし、上級グレードでは追加の安全装備が充実します。L Package以上のグレードでは、スマート・ブレーキ・サポートに右直事故回避アシスト機能や交差点事故回避アシスト機能が追加されます。これらの機能は、交差点での右折時や歩行者・自転車との接触リスクを大幅に軽減します。
さらにドライバー・モニタリング機能も標準装備され、運転者の眠気や脇見を検知して警告してくれます。長距離ドライブが多いご家族には、この機能は非常に価値があります。
子供がいる家庭で重視すべき安全機能
小さなお子様がいるご家庭では、360°ビュー・モニターとシースルービュー機能が特に重要です。駐車場での死角確認や、狭い道でのすれ違い時に、車両周辺の安全を視覚的に確認できます。
また、リアパーキングセンサーとリアカメラにより、後退時の安全性も向上。子供が急に飛び出してくるような場面でも、スマート・ブレーキ・サポート(後方検知機能)が作動し、衝突回避や被害軽減を図ります。
チャイルドプルーフ機能や、ISOFIX対応チャイルドシート固定ロアアンカレッジも全車標準装備されており、乳幼児から小学生まで、成長に応じた安全対策を講じることができます。
【基準2】燃費性能・ランニングコストで家計に配慮

エンジンタイプ別燃費比較と年間燃料費
年間1万5千キロ走行を想定した場合、エンジンタイプによる燃料費の違いは家計に大きな影響を与えます。
25Sガソリンエンジン(12.8km/L)では、レギュラーガソリン価格170円/Lとして年間約20万円の燃料費がかかります。XDディーゼル(15.3km/L)では、軽油価格150円/Lとして年間約15万円となり、年間5万円の節約効果があります。
XD-HYBRIDマイルドハイブリッド(16.8km/L)では年間約13万円、PHEVプラグインハイブリッド(18.1km/L)では年間約12万円まで燃料費を抑えられます。PHEVの場合、日常的な短距離移動を電気のみで行えば、さらなる燃料費削減も期待できます。
5年間の累計で考えると、ガソリン車とディーゼル車では25万円、マイルドハイブリッドでは35万円の差が生まれ、グレード選択時の価格差を相殺できる計算になります。
メンテナンス費用と車検費用の違い
ガソリンエンジンは最もメンテナンス費用が安く、一般的な整備工場でも対応できるため、維持費を抑えやすいのが特徴です。年間約8万円程度の基本メンテナンス費用で済みます。
ディーゼルエンジンはDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)の定期清掃が必要で、年間約10万円程度のメンテナンス費用がかかります。ただし、燃料費の節約効果でトータルコストは抑えられます。
マイルドハイブリッドやPHEVでは、バッテリー診断や電動システムの点検が加わるため、年間約12万円程度のメンテナンス費用を見込んでおく必要があります。しかし、ブレーキパッドの摩耗が少ないなど、一部の消耗品費用は逆に安くなる傾向があります。
【基準3】快適装備・実用性で家族の満足度アップ

シート機能とインテリア装備の違い
エントリーグレードのクロスシートでも日常使用には十分ですが、L Package以上の本革シートでは高級感と耐久性が格段に向上します。特に小さなお子様がいるご家庭では、本革の方が汚れに強く、お手入れも簡単です。
Exclusiveグレード以上のナッパレザーシートでは、さらに上質な触感と座り心地を実現。シートヒーターやシートベンチレーション機能により、四季を通じて快適な室内環境を維持できます。
運転席パワーシートとドライビングポジションメモリー機能も重要で、夫婦で運転を交代する際のシート調整の手間を大幅に軽減します。自動設定復元機能があれば、顔認証により自動的に個人設定が呼び出されるため、より便利です。
荷室容量と使い勝手の比較
CX-60の荷室容量は全グレード共通で570Lを確保しており、4人家族の日常使用では十分な容量があります。リアシート4:2:4分割可倒式により、乗員数と荷物量に応じた柔軟なアレンジが可能です。
上級グレードではパワーリフトゲートとハンズフリー機能が標準装備され、両手がふさがっている状態でも足の動きでリアゲートを開閉できます。買い物や子供の送迎で荷物が多い場面では、この利便性は非常に価値があります。
また、12V電源やAC電源(一部グレード)の装備により、キャンプや緊急時での電源確保も可能。PHEV車では最大1,500WのAC電源が利用でき、アウトドアレジャーの幅が大きく広がります。
グレード選び3つの判断基準比較表
判断基準 | エントリー (S Package・SP) | 中間グレード (L Package・Exclusive) | 上級グレード (Premium・Trekker) |
---|---|---|---|
【基準1】安全装備 | |||
基本安全装備 | i-ACTIVSENSE全機能 | i-ACTIVSENSE全機能 | i-ACTIVSENSE全機能 |
追加安全機能 | 標準機能のみ | 右直事故回避・交差点アシスト ドライバー・モニタリング | 全安全機能+最新技術 |
評価 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
【基準2】経済性 | |||
年間燃料費 | 15~20万円 | 13~18万円 | 12~15万円 |
メンテナンス費 | 8~10万円/年 | 10~12万円/年 | 10~14万円/年 |
5年総コスト | 最安 | バランス良好 | 高いが燃費で相殺 |
評価 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
【基準3】快適性 | |||
シート | クロス | 本革・ナッパレザー | 最高級ナッパレザー |
便利装備 | 基本機能 | パワーシート・ヒーター | 全装備+特別機能 |
荷室機能 | 基本機能 | パワーゲート | ハンズフリー機能 |
評価 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
まとめ|あなたに最適なCX-60グレードの選び方

年収600万円台で家族4人という条件の下、CX-60のおすすめグレード選びについて詳しく解説してきました。膨大な選択肢の中から最適な1台を見つけるための重要なポイントを振り返ってみましょう。
CX-60のおすすめグレードを選ぶ際は、まず自分たちの価値観と使用シーンを明確にすることが何より大切です。安全性を最重視するなら追加安全装備が充実したL Package以上、経済性を重視するならディーゼルエンジン、快適性を求めるならナッパレザー装備のExclusive以上というように、優先順位を決めてから検討することで、後悔のない選択ができます。
今回ご紹介したベスト3の中では、XD L Package 4WDが最もバランスに優れており、年収600万円台のご家庭には特におすすめできます。ディーゼルエンジンの経済性と充実した装備内容により、長期的な満足度を得られるでしょう。初期費用を抑えたい方は25S Exclusive Mode 4WD、将来性を重視される方はXD-HYBRID Exclusive Sports 4WDも魅力的な選択肢です。
CX-60は優れた基本性能を持つSUVですから、どのおすすめグレードを選んでも家族4人での快適なカーライフを実現できます。重要なのは、ご自身の価値観と予算に最も適したグレードを選ぶこと。この記事でご紹介した判断基準を参考に、ぜひ試乗を重ねて、あなたの家族にとって最高の1台を見つけてください。
マツダの「人馬一体」の走る歓びを体感できるCX-60で、きっと素晴らしい家族の思い出を創ることができるはずです。