
「CX-60が気になっているけれど、グレードが多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「Drive Editionって何?以前のグレードとどう違うの?」
マツダのフラッグシップSUV、CX-60。その魅力的なスタイリングと直列6気筒エンジンによる走りは多くの人を惹きつけていますが、いざ購入を検討し始めると、4種類のパワートレインと複雑な内装グレードの組み合わせに頭を悩ませる方が非常に多いのが実情です。
特に2025年10月の大幅商品改良でグレード体系が刷新され、「XD SP」等が廃止となり、新グレード「XD Drive Edition」が登場するなど、ラインナップが大きく変わっています。
この記事では、CX-60の**最新グレード構成(2025年10月改良モデル)**を徹底的に比較し、パワートレインによる走りの違いから、内装の質感、装備の差までを分かりやすく解説します。
この記事のポイント
- 4つのパワートレイン(25S, XD, XD-HYBRID, PHEV)のコスパと性能比較
- 新主力グレード「Drive Edition」と最上級「Premium」の違い
- 予算と目的で選ぶ、CX-60の「間違いなし」おすすめグレード3選
- ディーゼルモデル(XD)の全車レザーシート標準化について
4つの心臓部を比較:パワートレインで選ぶ基準

CX-60選びの第一歩は、エンジン(パワートレイン)の選択です。価格差が最も大きく出る部分であり、車の性格そのものを決定づけます。
パワートレイン比較の重要ポイント
- 初期費用重視なら「25S」:300万円台から乗れるFR SUV。軽快感はあるが、重量級ボディには「必要十分」な性能。
- 長距離最強の「XD」:トルクフルで燃費が良いディーゼル。今回の改良でラインナップが整理され、質感が底上げされました。
- 走りの質感No.1「XD-HYBRID」:モーターアシストによるスムーズさと強力な加速。マツダの本気を感じるならこれ。
それぞれの特徴を比較表で確認しましょう。
内装・装備で決める:3つのグレード系統
最新の改良(2025年10月)により、ディーゼルモデル(XD)からファブリックシートのグレード(旧XD SP等)が廃止され、XD以上は全車レザー以上の内装となりました。
これを踏まえ、現在は以下の3つの系統で選ぶのがスムーズです。
- 1. 【最上級】Premium / Exclusive 系
- 2. 【新・主力】Drive Edition / L Package 系
- 3. 【エントリー】S Package 系(ガソリン車のみ)
- 内装・特徴比較表
1. 【最上級】Premium / Exclusive 系

写真出典:Mazda Motor Corporation
「マツダの最高傑作」を味わうラグジュアリー仕様
ナッパレザーや本杢(天然木)、織物素材などをふんだんに使用した、欧州プレミアムカーに匹敵するグレードです。
- Premium Sports:タンカラー(黄土色)のナッパレザーとスウェード調素材。華やかでスポーティ。
- Premium Modern:ピュアホワイトのナッパレザーと織物素材。日本の美意識を感じるモダンな和の世界。
- Exclusive Mode:上質なナッパレザー(白または黒)を使用した、正統派高級グレード。
2. 【新・主力】Drive Edition / L Package 系

写真出典:Mazda Motor Corporation
スポーティな外観と本革内装を両立した「賢い選択」
今回新設された「Drive Edition」を中心とする、機能と価格のバランスが最も良いゾーンです。
- XD Drive Edition:【NEW】
- 旧「XD SP」の後継的ポジションですが、内装が**本革シート(ブラック/グレージュ)**にグレードアップしました。
- 外観はブラック塗装のホイールやミラーで引き締まったスポーティな仕様です。
- L Package:
- ガソリン(25S)やPHEVに設定される定番の上級グレード。クロームメッキパーツを使用したエレガントな外観が特徴。
3. 【エントリー】S Package 系(ガソリン車のみ)

写真出典:Mazda Motor Corporation
価格を抑えてCX-60の骨格を味わう
ディーゼル車での設定は廃止されましたが、ガソリン車には設定があります。
- 25S S Package:
- ファブリック内装で装備を厳選。300万円台前半という圧倒的なプライスで、CX-60の基本性能を楽しめます。
内装・特徴比較表
| グレード系統 | シート素材 | 内装の雰囲気 | 特記事項 |
| Premium Sports | ナッパレザー(タン) | 華やか・ラグジュアリー | ダッシュボード等にスウェード調素材を使用 |
| Premium Modern | ナッパレザー(白) | 和モダン・明るい | 天然木(メープルウッド)や織物素材を使用 |
| Drive Edition L Package | 本革 | 上質・シンプル | Drive Editionは外観が黒基調(スポーティ) L Packageは外観がメッキ基調(エレガント) |
| S Package (25Sのみ) | クロス(布) | シンプル・実用 | 唯一のファブリックシート設定 |
迷ったらこれ!目的別おすすめグレード3選
最新のグレード構成を踏まえ、「これを買えば間違いない」という3つのグレードを厳選しました。
1. 【走りと質のベストバランス】XD-HYBRID Premium Sports

「CX-60の全てを味わい尽くしたい」あなたへ
直6ディーゼルハイブリッドの圧倒的な走りと、タンカラーのナッパレザー内装という、CX-60の魅力を最も濃厚に凝縮したグレードです。所有する喜びは輸入車プレミアムSUVをも凌駕します。
2. 【最新の最強コスパ】XD Drive Edition

「見た目はカッコよく、内装も高級感が欲しい」あなたへ
今回の改良で最も魅力的になったのがこのグレード。
「黒いホイールでカッコいい外観がいいけど、内装が布なのはちょっと…」という従来の悩みを解消し、スポーティな外観+本革シートを標準化しました。Premium系より価格を抑えつつ、満足度は非常に高い「賢い選択」です。
3. 【価格重視のエントリー】25S S Package

「とにかく安く、カッコいいSUVに乗りたい」あなたへ
300万円台前半でこのサイズのFR SUVに乗れること自体が驚異的です。内装はファブリックになりますが、エクステリアの存在感は上位グレードと大きく変わりません。予算重視ならベストバイです。
最新情報:乗り心地の改善について

CX-60でよく話題になる「乗り心地」ですが、2025年10月の改良モデルではさらに熟成が進んでいます。
- サスペンションの熟成:リアサスペンションの構造やダンパーの減衰力が見直され、初期モデルで見られた突き上げ感がマイルドになっています。
- 制御のアップデート:トランスミッション等の制御も洗練され、ギクシャク感が解消されています。
新車で購入される場合は、これらの改良が適用された最新モデルとなりますので、ネット上の古い口コミ(「硬すぎる」等)はあまり参考にする必要はありません。ぜひ一度、試乗でその進化を確かめてみてください。
まとめ

CX-60のグレード選びの結論です。
- 予算550万〜:迷わず XD-HYBRID Premium Sports / Modern。
- 予算450万前後:新設の XD Drive Edition が新定番。黒外装×本革のバランスが最高。
- 予算300万台:ガソリン車の 25S S Package。
どのグレードを選んでも、FRレイアウトならではの美しいプロポーションと、運転する楽しさは共通しています。まずはマツダの販売店で、新しくなった「Drive Edition」の実車を確認してみてください。