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シエンタ10系と170系の違い比較!新旧どちらが買いか徹底検証

2025年7月22日

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左に10系、右に170系シエンタ

家族にちょうどいいサイズ感と使い勝手の良さで、ファミリーカーの定番として不動の人気を誇るトヨタ「シエンタ」。しかし、2022年にフルモデルチェンジが行われ、現行の「10系」と、先代の「170系」では、見た目も中身も大きく変化しました。

「新型のデザインが可愛いけれど、価格が上がってしまった」

「旧型のスポーティな見た目が好きだけど、機能面で古さを感じないか心配」

これからシエンタを購入しようと考えている方の中には、新車(10系)にするか、価格のこなれた中古(170系)にするかで迷っている方も多いのではないでしょうか。車は高い買い物ですから、購入後に「あっちにしておけばよかった」と後悔したくはありませんよね。

この記事では、シエンタの10系と170系の決定的な違いを、デザイン、室内空間、走行性能、安全装備の面から徹底比較します。それぞれの特徴を理解して、あなたの家族にぴったりの一台を見つけましょう。

この記事のポイント

  • デザインが「愛犬のような愛着あるスタイル」か「スポーティ」かで大きく異なる
  • 10系はプラットフォーム刷新により、乗り心地と静粛性が劇的に進化している
  • 3列目の居住性はどちらも補助的だが、2列目の快適性は10系に軍配
  • 安全装備の充実度を優先するなら、圧倒的に10系がおすすめ

デザインとサイズ感の違い:個性の10系、スタイリッシュな170系

写真出典:トヨタ自動車

シエンタの新旧比較で、まず一番に目がいくのがデザインの大きな変化です。それぞれのモデルが持つコンセプトの違いは、車のキャラクターを決定づけています。

コンセプトの違いが生む見た目の印象

  • 10系(現行): 「シカクマル」をモチーフにしたデザイン。角を丸めた四角いシルエットは、ツール(道具)感と愛嬌を両立させています。サイドのプロテクションモールが特徴的で、欧州車のような雰囲気も漂います。
  • 170系(旧型): 「トレッキングシューズ」をイメージしたデザイン。一筆書きのようなサイドのラインや、鋭いヘッドライトなど、アクティブでスポーティな印象が強いのが特徴です。
  • 選び方のヒント: デザインは好みが分かれる部分です。日常に溶け込む親しみやすさを求めるなら10系、シャープでかっこいいミニバンを求めるなら170系が好まれます。

取り回しに直結するボディサイズについては、実はそれほど大きな差はありません。

シエンタ 10系vs170系 サイズ比較
シエンタ ボディサイズ比較
10系(現行)vs 170系(旧型)
10系(現行)
170系(旧型)
LENGTH
全長
4,260mm
10系
=
4,260mm
170系
変化なし
WIDTH
全幅
1,695mm
10系
=
1,695mm
170系
5ナンバー維持
HEIGHT
全高
1,695mm
10系
1,675mm
170系
10系
170系
10系が+20mm高い
TURNING RADIUS
最小回転半径
5.0m
10系
5.2m
170系
10系の方が小回り◎
比較ポイントまとめ
  • 全長・全幅は変化なしで5ナンバーサイズを維持
  • 全高は10系が20mm高く、室内空間に余裕
  • 最小回転半径は10系が0.2m小さく取り回しやすい

特筆すべきは、10系の方が小回りが効く(最小回転半径5.0m) という点です。狭い住宅街やスーパーの駐車場での扱いやすさは、現行モデルの方が一枚上手と言えるでしょう。

室内空間と使い勝手:高さが生み出す快適性の差

天井サーキュレーター
シエンタ10系
写真出典:トヨタ自動車

ファミリーカーとして最も重要な「室内の広さ」と「使いやすさ」。ここは新旧で明確な進化が見られるポイントです。

室内高の拡大と「天井サーキュレーター」

  • 広さの実感: 10系は全高が高くなった分、室内高も1,300mm(+20mm)となり、子供が立ったまま着替えができるほどの余裕が生まれました。
  • 後席の快適性: 10系には天井に「サーキュレーター」が設定(グレード別)されました。これにより、後席にもエアコンの風が届きやすくなり、夏場の子供の熱中症対策としても非常に有効です。これは170系にはなかった装備です。
  • 積載性: どちらも低床フロアで積み込みは楽ですが、10系はバックドアの開口部の高さが拡大され、自転車などの大きな荷物の出し入れがさらにスムーズになっています。

ただし、3列シートの居住性に関しては、どちらもあくまで「緊急用・子供用」という割り切りが必要です。大人が長時間座るには窮屈である点は、新旧ともに変わりません。

走行性能と燃費:TNGAプラットフォームによる劇的進化

TNGA新プラットフォーム
シエンタ10系
写真出典:トヨタ自動車

見た目以上に大きく変わったのが「走り」の質です。ここはカタログスペックだけでは分かりにくいですが、実際に運転すると誰もが気づくレベルの違いがあります。

プラットフォーム刷新の恩恵

  • 10系の走り: トヨタの新しい車づくりの設計思想「TNGA(GA-Bプラットフォーム)」を採用。これにより、ボディ剛性が飛躍的に向上しました。カーブを曲がった時の安定感や、段差を乗り越えた時の振動の少なさは、170系とは別次元の仕上がりです。
  • 170系の走り: ミニバン特有の少しフワフワした乗り心地を感じることがあります。街乗りでは十分ですが、高速道路や長距離ドライブでは10系の方が疲れにくいと感じるでしょう。
  • ハイブリッドシステムの進化: 10系は最新のハイブリッドシステムを搭載しており、アクセルレスポンスが良く、静かでスムーズな加速を実現しています。

燃費性能(WLTCモード)を比較してみましょう。

パワートレイン10系(現行)170系(旧型)
ハイブリッド28.2〜28.8km/L22.8km/L約+5.4km/L
ガソリン18.3〜18.4km/L15.2km/L(後期)約+3.0km/L

ガソリン価格が高騰している今、この燃費差は維持費に直結します。年間走行距離が多いご家庭ほど、10系の恩恵を受けやすくなります。

安全性能と価格:安心をお金で買うか、コスパをとるか

Toyota Safety Sense
写真出典:トヨタ自動車

ファミリーカー選びで妥協したくない「安全性」。ここは年式の新しさがそのまま性能差として現れる部分です。

Toyota Safety Senseの世代差

  • 10系(最新): 昼夜の歩行者はもちろん、自転車や自動二輪車も検知可能。交差点での右左折時の事故防止支援や、運転支援機能(レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト)も高度化しており、全車速追従機能付きです。
  • 170系(旧世代): 自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)は搭載されていますが、検知対象や条件が限定的です。また、グレードによっては安全装備がオプション扱いだった場合もあるため、中古車選びの際は注意が必要です。

価格差という現実

当然ながら、性能が良い分、価格には差が出ます。

  • 10系(新車): 総支払額で250万〜350万円程度。納期がかかる可能性もあります。
  • 170系(中古): 状態によりますが、総支払額100万〜200万円程度で探すことが可能。即納車できるのも魅力です。

予算を抑えて、浮いたお金を子供の教育費やレジャーに回したい場合は170系が有力な選択肢になりますが、「最新の安全」を最優先するなら、無理をしてでも10系を選ぶ価値は十分にあります。

まとめ

ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア

シエンタ10系
写真出典:トヨタ自動車

シエンタの10系と170系、それぞれの違いを比較してきました。どちらも優れたファミリーカーであることに変わりはありませんが、重視するポイントによって選ぶべきモデルは明確に分かれます。

  • 10系(現行モデル)がおすすめな人
    • 最新の安全装備(Toyota Safety Sense)で家族を守りたい
    • 燃費性能を重視し、ランニングコストを抑えたい
    • 長距離ドライブや高速道路の使用頻度が高い
    • 道具感のある可愛らしいデザインが好き
  • 170系(旧型モデル)がおすすめな人
    • 車両購入価格を抑え、コスパを最優先したい
    • スポーティでシュッとしたデザインが好み
    • 納車待ちをせず、すぐに車が必要
    • 近所の買い物や送迎がメインで、長距離移動は少ない

車は家族の思い出を一緒に作っていくパートナーです。予算はもちろん大切ですが、「この車で出かけたい!」と思えるかどうかも重要な判断基準です。ぜひ、実際にディーラーや中古車販売店で実車を見て、シートに座り、可能なら試乗をして、その違いを体感してみてください。

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