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メルセデス・ベンツSクラスの歴史|なぜ世界の高級車をリードし続けるのか

2024年12月13日

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メルセデスベンツSクラスイラスト

メルセデス・ベンツSクラスは、同社のフラッグシップセダンとして、安全性、快適性、走行性能、デジタル技術の進化を先導してきました。ABSやエアバッグ、PRE-SAFEなど、後に幅広い車種へ普及した技術が最初に量産車へ採用された例も多く、自動車評論などで高く評価されてきたモデルです。

本記事では、1972年に正式な「Sクラス」として登場したW116から、2026年1月に世界初公開された大幅改良型W223まで、その歴史と各世代の特徴を解説します。安全技術の変遷、世代ごとの特徴と選び方、中古車購入時に確認したいポイントも紹介します。

Mercedes-Benz S-Class Evolution
Sクラスの歴史と進化(歴代モデル比較)
1972 - 1980
初代 Sクラス W116

「Sクラス」という名称が初めて公式に使われた記念碑的モデル。1978年にボッシュと共同開発した電子制御式4輪マルチチャンネルABSを量産乗用車へ初めて設定し、安全技術の発展に大きな影響を与えた。

1979 - 1991
2代目 Sクラス W126

Sクラス史でも特に生産台数の多い世代。1981年に運転席エアバッグとシートベルトテンショナーを量産乗用車へ実用化。ブルーノ・サッコのデザインによるエレガントなスタイルが特徴。

1991 - 1998
3代目 Sクラス W140

静粛性、快適性、衝突安全性を徹底追求した世代。断熱・遮音性を高める複層サイドウインドウを採用し、高い遮音性を実現。1995年にSクラスクーペ(C140)でESPを世界に先駆けて標準装備。

1998 - 2005
4代目 Sクラス W220

ボディをスリム化し流麗なデザインへ。電子制御エアサスペンション「AIRMATIC」を導入。2002年後期型ではPRE-SAFEを初採用し、能動安全と受動安全を連携させるシステムを実現した。

2005 - 2013
5代目 Sクラス W221

オーバーフェンダーを持つ力強いデザインへ回帰。ハイブリッドモデルの投入や、レーダーセーフティパッケージによる運転支援技術が進化した世代。

2013 - 2020
6代目 Sクラス W222

「インテリジェントドライブ」を掲げ、自動運転への道を開いた世代。一部モデルに、前方の路面をステレオカメラで検知するMAGIC BODY CONTROL(マジックボディコントロール)を設定(全車標準装備ではない)。

2020年 - 現在
7代目 Sクラス W223

縦型センターディスプレイを中心としたMBUX、後輪操舵、AR表示など先進技術を採用したデジタル世代。2026年1月には大幅改良型が世界初公開され、MBUXスーパースクリーン、生成AIを活用するMBUXバーチャルアシスタント、MB.DRIVEなどが加わった。W223世代のままでの大幅刷新。

※数値は各世代の代表的グレード(主に標準ボディ)の近似値です。ロングボディとは寸法が異なります。(単位: mm)

解説:
W140で一度大型化したサイズは、W220でスリム化されましたが、その後は再び拡大傾向にあります。ロングボディ同士で比較した場合、W223はW140を上回る全長となりますが、後輪操舵技術により取り回し性能は向上しています。なお、標準ボディとロングボディでは全長が異なります。

この記事のポイント

メルセデス・ベンツSクラスとは何か

メルセデス・ベンツのラインナップにおいて、Sクラスは単なる「一番高いセダン」ではありません。それは、メルセデス・ベンツが持てる技術を注ぎ込み、その時代の自動車技術の方向性を提示する役割を担ってきたモデルです。

「S」の称号が持つ意味(Sonderklasse)

モデル名につく「S」は、ドイツ語の「Sonderklasse(ゾンダークラッセ)」の頭文字に由来します。これは英語で言えば「Special Class」、つまり「特別級」を意味します。

1972年のW116型で初めて正式に「Sクラス」という呼称が使われるようになりましたが、その精神は戦前の高級車から受け継がれています。Sクラスであることは、快適であることはもちろん、その時代の高水準な安全性と走行性能を備えていることの証でもあります。メルセデス・ベンツのフラッグシップとして、技術革新を先導し続けてきたモデルです。

「最善か無か(Das Beste oder nichts)」という開発哲学

メルセデス・ベンツを語る上でよく引用されるのが「最善か無か(Das Beste oder nichts)」というスローガンです。特にSクラスの開発において、この理念は色濃く反映されてきました。

生産効率よりも理想的な性能や安全性を優先する。例えば、ドアを閉めた時の重厚な音も、ボディ剛性や気密性を追求した結果として生まれるものです。こうした姿勢が、時代を超えて評価されるSクラスの価値を支えてきた側面があります。

時代を創造した歴代Sクラスの全軌跡

Sクラスの歴史を振り返ることは、そのまま自動車の安全技術と快適性の進化の歴史を振り返ることになります。ここでは、その足跡を辿ります。

【黎明期】Sクラスの前身(ポントン / フィンテール)

W112
W112

正式にSクラスと呼ばれる以前にも、その系譜に位置づけられる上級セダンが存在しました。1950年代の「ポントン」型(W180/W128)、1960年代の「フィンテール」型(W111/W112、日本ではハネベンツとも呼ばれる)、さらにW116の直前にあたるW108/W109です。

特に重要だったのは、ベラ・バレニーが提唱した安全ボディ構造の実用化です。強固な乗員室と前後のクラッシャブルゾーンを組み合わせるこの構造は、現在の衝突安全設計の基礎の一つとなっています。

【確立期】初代W116と名車W126

W116
W116

1972年、初代SクラスとなるW116が登場します。大型の横長ヘッドライトと、雨天時の視認性を高める凹凸のあるテールランプが特徴です。1978年には、ボッシュと共同開発した電子制御式4輪マルチチャンネルABSを量産乗用車として初めてオプション設定しました。現在の乗用車用ABSにつながるシステムを量産化した重要な出来事です。

そして1979年、Sクラスの歴史において大きな転換点となる2代目、W126が登場します。

歴代Sクラスの中でも高く評価される「W126」

W126
W126

W126は、1979年から1991年までの12年間というSクラスの中でも長いモデルサイクルを持ちました。生産台数はセダン約81万8,000台、SECクーペ約7万4,000台、合計約89万2,000台で、Sクラス史でも特に生産台数の多い世代です。耐久性、整備性、機械的な操作感を評価する愛好家から、歴代Sクラスの傑作の一つとして支持されています。

1. ブルーノ・サッコによるデザイン

W126のデザインを指揮したのは、ブルーノ・サッコです。先代W116の端正さを受け継ぎつつ、空気抵抗係数(Cd値)は0.36を達成し、先代W116から空力性能を大きく改善しました。バンパーとボディを一体化させたデザインや、ブルーノ・サッコのデザイン思想を反映した、ボディと調和するサイドプロテクションモールが特徴です。

2. 軽量化と高剛性のバランス

W126は軽量化と高剛性のバランスを追求しました。高張力鋼板を多用し、先代より軽量化しながら強度を向上。ドアの開閉フィール、スイッチ類の操作感、内装素材の質感など、機械的な仕上がりを重視した設計が特徴です。後年の世代と比べて電子制御装備が少なく、機械的な操作感を味わいやすい世代として評価されています。

3. 安全技術の実用化

1981年、W126には運転席エアバッグと前席用シートベルトテンショナーが設定されました。量産乗用車における重要な組み合わせであり、エアバッグはシートベルトを補助するSRSとして導入されました。助手席エアバッグは1988年に追加されています。

現在でもW126は「ネオクラシック・ベンツ」の一台として世界中に愛好家がいます。後年の世代と比べて電子制御装備が少なく、機械的な操作感を味わいやすい世代として評価されています。

【革新期】重厚なるW140からハイテクW220への転換

W140
W140

1991年、W126の後を受けて登場したのが3代目W140です。開発期間とコストをかけて、静粛性、快適性、衝突安全性を徹底的に追求した世代です。断熱・遮音性を高める複層サイドウインドウを採用するなど、高い遮音性を実現しました。大型ボディや重量については当時から賛否がありましたが、その重厚な乗り味と高い遮音性は現在も愛好家から評価されています。また、1995年にはSクラスクーペ(C140)で、ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)が世界に先駆けて標準装備されました。

W220
W220

1998年、4代目W220ではボディをスリム化し、流麗なデザインへと一新されました。電子制御エアサスペンション「AIRMATIC」が導入され、車高や減衰力を走行状況に応じて制御し、快適性と安定性の両立を図ることができました。また2002年の後期型では、事故につながる可能性のある走行状態を検知すると、シートベルトの巻き上げやシート位置の調整などを行い、衝突に備えるPRE-SAFEが導入されました。Sクラスが「機械」から「ハイテクデバイス」へと進化した転換点の一つです。

【現代】W221からW222、そして現行W223へ

W221
W221

2005年登場の5代目W221は、W220で指摘された質感の課題を解消し、オーバーフェンダーを持つ力強いデザインへと回帰しました。

W222
W222

2013年の6代目W222では、「インテリジェントドライブ」を掲げ、一部モデルにMAGIC BODY CONTROL(マジックボディコントロール)を設定しました。これはフロントガラス上部のステレオカメラで前方の路面形状を読み取り、油圧式サスペンションを先回りして制御するシステムです。ただし、MAGIC BODY CONTROLはW222全車の標準装備ではなく、グレードや駆動方式、市場によって設定が異なります。

W223
W223

そして2020年、現行となる7代目W223が登場。縦型センターディスプレイを中心としたMBUX、ARナビゲーション、後輪操舵(リア・アクスルステアリング)など、デジタル化と走行性能を高い次元で融合させています。後輪操舵装着車では、低速時に前輪と逆方向、高速時に前輪と同方向に後輪を操舵することで、低速時の最小回転半径を小さくするとともに高速走行時の安定性を高めています。設定はグレードや仕様によって異なります。

2026年、W223は過去最大規模の大幅改良へ

2026年1月29日、メルセデス・ベンツはW223型Sクラスの大幅改良モデルを世界初公開しました。フルモデルチェンジではなくW223世代の刷新ですが、内外装やデジタル技術、運転支援、パワートレインなど広い範囲に変更が加えられています。

外観では、スターモチーフを取り入れたヘッドライトやリアライト、イルミネーテッドラジエーターグリルなどを採用。日本仕様の室内には、運転席側ディスプレイ、センターディスプレイ、助手席ディスプレイを一体的に見せるMBUXスーパースクリーンが標準装備されています。

また、生成AIを活用するMBUXバーチャルアシスタントや、進化した運転支援システムMB.DRIVEを採用。日本では「The new S-Class Sedan」として案内されており、S 450 d 4MATICやS 580 4MATIC longなどが展開されています(価格・仕様は記事更新時点の情報のため、メルセデス・ベンツ日本公式サイトでご確認ください)。

Sクラスが実用化・普及をリードした主な技術

Sクラスの歴史を語る上で欠かせないのが、その時代に先行採用され、後に広く普及した技術です。

安全技術のパイオニアとしての功績(ABS・エアバッグ・ESP)

技術主な導入モデル・時期正確な説明
電子制御式4輪ABSW116・1978年ボッシュと共同開発した電子制御式4輪マルチチャンネルABSを量産乗用車へ導入
運転席エアバッグ/シートベルトテンショナーW126・1981年量産乗用車で運転席エアバッグとシートベルトテンショナーを組み合わせて実用化。助手席エアバッグは1988年に追加
ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)C140/W140系・1995年横滑りを検知し、車輪ごとの制動などによって車両姿勢の安定化を支援。Sクラスクーペ(C140)で世界に先駆けて標準装備
PRE-SAFEW220・2002年事故につながる可能性のある走行状態を検知し、衝突前に乗員保護の準備を行う
MAGIC BODY CONTROLW222・2013年一部モデルでステレオカメラにより前方路面を検知し、サスペンションを先回りして制御(全車標準装備ではない)
後輪操舵W223・2020年低速時の取り回しと高速時の安定性を高める。設定は仕様やグレードにより異なる

これらの技術は、その後の技術発展や法規制の強化とともに他メーカーの車両にも広がり、現在では多くの乗用車に採用されています。Sクラスで先行採用された技術が、後に幅広い車種へ普及した例は少なくありません。

乗り心地を進化させたサスペンション技術

安全性だけでなく、快適性においてもSクラスは重要な役割を果たしてきました。W220から採用されたエアサスペンション「AIRMATIC」は、空気ばねと電子制御ダンパーを組み合わせ、車高や減衰力を走行状況に応じて制御し、上質な乗り心地と車体姿勢の安定に寄与しています。

W222の一部モデルに設定されたMAGIC BODY CONTROL(マジックボディコントロール)は、AIRMATICとは異なるシステムです。フロントガラス上部のステレオカメラで前方の路面形状を読み取り、油圧式サスペンションを先回りして制御することで、路面の凹凸による衝撃を低減します。全W222の標準装備ではなく、グレードや駆動方式、市場によって設定が異なります。

衝突前から乗員を守るPRE-SAFE

PRE-SAFEは、事故につながる可能性のある走行状態を検知すると、シートベルトの巻き上げやシート位置の調整などを行い、衝突に備える安全システムです。能動安全と受動安全を連携させる先進的な乗員保護システムとして、2002年のW220後期型で導入されました。

「衝突が不可避になってから作動する」受動安全装備とは異なり、PRE-SAFEは事故につながる可能性の高い走行状態を検知した時点から乗員保護の準備を開始する点が特徴です。長距離運転での疲労を軽減することで安全運転に寄与するという設計思想は、快適性と安全性の両立というSクラスの方向性を象徴しています。

オーナーレビューに見るSクラス所有の実感

歴史を踏まえて現行モデルを検討する方は、実際のオーナーの評価も参考になります。carview!(カービュー)のSクラスユーザーレビューには400件を超える評価が蓄積されており、総合評価は5点満点中4点台。乗り心地とデザインの項目評価が特に高く、「長距離移動の疲れが驚くほど少ない」という満足の声が中心です(参考:carview! Sクラス ユーザーレビュー)。

一方で、メンテナンス費用の高さやバッテリーの耐久性への懸念、リセールバリューの低さへの指摘も見られます。「もう1台、国産車を予備に持つのが安心」という声もあり、本記事で触れたオーナーシップの価値は、こうした維持面の覚悟とセットで語られています。

これからのSクラスとオーナーシップの価値

Sクラスを選ぶということは、その世代のメルセデス・ベンツが持てる技術を体験することでもあります。新車でも中古車でも、自分の用途と予算に合った選択が重要です。

世代ごとの特徴と中古車選びのポイント

中古のSクラスは新車時の価格から大きく値下がりする場合がありますが、部品代や整備費まで安くなるわけではありません。購入価格だけで判断せず、整備記録、警告灯、サスペンション、電装品、エアコン、油脂類の漏れなどを確認することが大切です。

W126(1979〜1991年)
耐久性、整備性、機械的な操作感を評価する愛好家から支持されています。確認したいポイント:錆、ゴム・樹脂部品の劣化、燃料系、真空系、エアコン、整備履歴。後年の世代と比べて電子制御装備が少なく、機械的な操作感を味わいやすい世代です。

W140(1991〜1998年)
高い遮音性と重厚な乗り味が特徴です。確認したいポイント:車重に伴う足回りやブレーキの負担、エアコン、ソフトクローズドア機構、配線や電装系、整備履歴。年式や走行距離によって状態は大きく異なります。

W220(1998〜2005年)
確認したいポイント:AIRMATICのエア漏れやコンプレッサー、電装品、バッテリー、ABC(アクティブボディコントロール)装着車の油圧系統。

W221(2005〜2013年)
確認したいポイント:AIRMATICまたはABC、各種電子制御装備、冷却系、オイル漏れ、補機バッテリー。

W222(2013〜2020年)
確認したいポイント:AIRMATIC、MAGIC BODY CONTROL装着車の油圧機構、各種カメラ・レーダー、ディスプレイ、電子装備。

W223(2020年〜)
確認したいポイント:保証の残存期間、ソフトウェア更新履歴、ディスプレイ、運転支援装備、後輪操舵など高額装備の作動状況。いずれも年式や仕様により状態は異なります。購入前には専門の整備工場での点検を受けることをお勧めします。

電動化時代におけるSクラスの立ち位置

メルセデス・ベンツは電気自動車のEQSも展開し、フラッグシップ領域で内燃機関車と電気自動車の両方を用意しています。一方、Sクラスもプラグインハイブリッドや48V電動化技術を採用しながら進化を続けています。

電動化が進むなかでも、Sクラスは内燃機関と電動化技術を組み合わせたフラッグシップとして継続されています。2026年の大幅改良でも内燃機関モデルとプラグインハイブリッドモデルが展開されており、その役割は変わらず続いています。

まとめ

メルセデス・ベンツSクラスは、1972年のW116で正式なモデル名が確立されて以降、安全性、快適性、走行性能、デジタル技術の進化を先導してきました。

W116の電子制御式4輪ABS、W126の運転席エアバッグとシートベルトテンショナー、W220のPRE-SAFE、W222の路面検知型サスペンション、W223の後輪操舵や高度なデジタル機能など、各世代にはその時代を象徴する技術があります。

2026年にはW223が大幅に改良され、MBUXスーパースクリーン、生成AI対応のMBUXバーチャルアシスタント、MB.DRIVEなどを採用しました。Sクラスはフルモデルチェンジだけでなく、同一世代の改良を重ねながら、メルセデス・ベンツのフラッグシップとして進化を続けています。

中古車として選ぶ場合は、車両価格だけでなく、サスペンション、電装品、油圧系統、整備履歴なども含めて判断することが重要です。各世代の特徴と維持条件を理解したうえで、用途や予算に合ったモデルを選びましょう。

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よくある質問(FAQ)

初代Sクラスはどのモデルですか?

正式に「Sクラス」の名称が使用された最初のモデルは、1972年登場のW116です。それ以前にもW108/W109やW111/W112(フィンテール)など、Sクラスの系譜に位置づけられる上級セダンが存在します。

W126はなぜ名車と評価されているのですか?

耐久性、空力性能、安全技術、機械的な操作感、ブルーノ・サッコによるデザインなどを高い水準でまとめ、生産台数も多かったことが理由として挙げられます。愛好家からは歴代Sクラスの傑作の一つとして支持されています。

2026年の新型Sクラスはフルモデルチェンジですか?

いいえ。W223世代をベースにした大幅改良モデルです。内外装やデジタル機能、運転支援、パワートレインなどが広範囲に更新されていますが、車両の世代はW223のままです。

SクラスのABSは本当に世界初ですか?

W116が1978年に採用したのは、ボッシュと共同開発した電子制御式4輪マルチチャンネルABSです。「ABSという仕組みそのものが世界で初めて」ではなく、量産乗用車用の現代的な電子制御式4輪ABSを先駆けて実用化した、と説明するのが正確です。

中古のSクラスは維持費も安いですか?

車両価格が下がっていても、部品代や整備費は高級車相応です。サスペンション、電装品、油圧系統、整備記録などを購入前に確認することが重要です。年式や走行距離によって状態は大きく異なるため、専門の整備工場での点検をお勧めします。

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