
CX-5を検討中だけれど、11種類ものグレードから最適な1台を選ぶのは本当に難しいですよね。価格も281万円から450万円まで幅広く、装備内容もグレードによって大きく異なるため、「どれを選べば後悔しないのか」と迷われている方も多いのではないでしょうか。
特に、ガソリンとディーゼルの選択、価格差に見合う装備の価値判断、将来のライフスタイル変化への対応など、考慮すべきポイントが多くて判断に困りますよね。間違った選択をして「あのグレードにしておけば良かった」と後悔するのは絶対に避けたいものです。
実は、CX-5のグレード選びは、ライフスタイル・実用性・デザインの3つの観点で整理すれば、あなたに最適なグレードが自然と見えてきます。本記事では、全11グレードの価格・装備・燃費の詳細比較、用途別おすすめランキング、失敗しないグレード選びの3つのポイントについて詳しく解説いたします。
この記事を最後まで読むことで、CX-5グレード選びのすべてが理解でき、あなたにとって最適な1台を自信を持って選択できるようになります。後悔のない賢い選択をするためにも、ぜひ最後までご覧ください。
この記事のポイント!
- CX-5全11グレードの価格・装備・燃費の詳細比較
- 予算・装備・リセール・ファミリー用途別おすすめランキング
- ガソリンとディーゼルの選択基準と経済性分析
- 失敗しないグレード選びの3つのポイントと診断チャート
- 169万円の価格差に見合う価値とコストパフォーマンス
CX-5グレードの基本情報と最新動向

CX-5のグレード選びを成功させるためには、まず全体像を正確に把握することが重要です。2024年12月の改良により、グレード体系がより整理され、選択しやすくなりました。現在のCX-5には、ガソリンエンジン搭載車5グレード、ディーゼルエンジン搭載車6グレードの合計11グレードが設定されており、それぞれが異なる魅力と特徴を持っています。
価格帯は約281万円から450万円と非常に幅広く、装備内容も大きく異なるため、あなたのライフスタイルや用途に合わせた適切な選択が必要です。この章では、CX-5の全グレードについて詳しく解説し、最適な選択をするための基礎知識をお伝えします。
- CX-5グレード構成とは?全11種類の特徴と位置づけ
- ガソリンエンジン搭載グレードの価格と装備内容
- ディーゼルエンジン搭載グレードの価格と装備内容
- 特別仕様車Retro Sports Editionの独自性と魅力
- 2024年12月改良の最新情報とグレード変更点
- CX-5グレード間の価格差とコストパフォーマンス分析
CX-5グレード構成とは?全11種類の特徴と位置づけ
- ガソリンエンジン5グレード、ディーゼルエンジン6グレードの合計11種類
- 価格帯は281万円〜450万円で169万円の価格差
- 各グレードが明確なコンセプトと特徴を持つ差別化された構成
CX-5のグレード構成は、エンジンタイプと装備レベルによって体系的に整理されています。ガソリンエンジン搭載車には、2.0L SKYACTIV-Gエンジンを搭載する20S系4グレードと、2.5L SKYACTIV-Gエンジンを搭載する25S系1グレードがあります。一方、ディーゼルエンジン搭載車には、2.2L SKYACTIV-Dターボエンジンを搭載するXD系6グレードが設定されています。
各グレードには明確な位置づけがあり、エントリーモデルの「i Selection」から最上級の「Exclusive Mode」まで、段階的に装備が充実していきます。特別仕様車「Retro Sports Edition」や「Field Journey」といった個性的なグレードも用意されており、多様なニーズに対応する幅広いラインナップとなっています。
グレード選びの際は、まずガソリンとディーゼルのどちらが自分の用途に適しているかを決定し、その後、装備レベルや価格帯から最適なグレードを絞り込むのが効率的です。
ガソリンエンジン搭載グレードの価格と装備内容

- 2.0L SKYACTIV-Gエンジンの20S系4グレードと2.5L SKYACTIV-Gエンジンの25S系1グレード
- 静粛性に優れ、ディーゼル特有の音や振動が苦手な方に最適
- 価格は281万円〜380万円で燃費はWLTC13.8〜16.2km/L
ガソリンエンジン搭載のCX-5は、静粛性の高さと滑らかな走りが魅力です。2.0Lエンジン搭載の20S系では、エントリーモデルの「i Selection」が約281万円からとなっており、CX-5の魅力を手頃な価格で体験できます。基本的な安全装備や快適装備は十分に備わっており、初めてSUVを購入する方にも安心してお選びいただけます。
「Black Selection」は約305万円からで、ブラックを基調とした精悍なエクステリアが特徴。「Field Journey」は約320万円からでアウトドア志向の方に最適な装備を備えています。特別仕様車「Retro Sports Edition」は約343万円からで、テラコッタ×ブラックの独特なインテリアが魅力です。
2.5Lエンジン搭載の「25S Sports Appearance」は約350万円からとなり、ガソリンエンジンでありながらBoseサウンドシステムやシートベンチレーション機能など、上級装備を標準搭載しています。
グレード名 | 価格(万円) | エンジン | 燃費(WLTC) | 主要装備 |
---|---|---|---|---|
20S i Selection | 281〜312 | 2.0L ガソリン | 16.2km/L | 基本装備充実 |
20S Black Selection | 305〜336 | 2.0L ガソリン | 16.2km/L | ブラック基調デザイン |
20S Field Journey | 320〜351 | 2.0L ガソリン | 16.2km/L | アウトドア装備 |
20S Retro Sports Edition | 343〜366 | 2.0L ガソリン | 16.2km/L | 特別内装・19インチホイール |
25S Sports Appearance | 350〜380 | 2.5L ガソリン | 13.8km/L | Bose・パワーシート・ベンチレーション |
ディーゼルエンジン搭載グレードの価格と装備内容

- 2.2L SKYACTIV-Dターボエンジンで200馬力・450Nmの力強い性能
- 燃料は軽油でレギュラーガソリンより約20円/L安く経済的
- 価格は315万円〜450万円で6グレードの豊富なラインナップ
ディーゼルエンジン搭載のCX-5は、力強いトルクと優れた燃費性能が最大の魅力です。2.2L SKYACTIV-Dターボエンジンは、200馬力・450Nmを発生し、高速道路での追い越しや山道での登坂でも余裕を感じられる性能を発揮します。また、燃料に軽油を使用するため、ランニングコストの面でも有利です。
エントリーモデルの「XD i Selection」は約315万円からで、ディーゼルエンジンの魅力を手頃な価格で体験できます。「XD Black Selection」は約342万円から、「XD Field Journey」は約356万円から、「XD Retro Sports Edition」は約375万円からとなります。
上級グレードの「XD Sports Appearance」は約380万円からで、Boseサウンドシステムやシートベンチレーション機能など充実した装備を標準搭載。最上級の「XD Exclusive Mode」は約420万円からとなり、ナッパレザーシートや本木目加飾など、プレミアムSUVに相応しい豪華な内装を実現しています。
グレード名 | 価格(万円) | 燃費(WLTC) | 主要装備 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
XD i Selection | 315〜346 | 19.5km/L | 基本装備充実 | ディーゼル入門モデル |
XD Black Selection | 342〜373 | 19.5km/L | ブラック基調デザイン | スタイリッシュな外観 |
XD Field Journey | 356〜387 | 19.5km/L | アウトドア装備 | アクティブユーザー向け |
XD Retro Sports Edition | 375〜398 | 19.5km/L | 特別内装・19インチホイール | 個性的なデザイン |
XD Sports Appearance | 380〜410 | 19.5km/L | Bose・パワーシート・ベンチレーション | 上級装備充実 |
XD Exclusive Mode | 420〜450 | 19.5km/L | ナッパレザー・本木目・液晶メーター | 最上級の豪華装備 |
特別仕様車Retro Sports Editionの独自性と魅力


- テラコッタ×ブラックの独特なインテリアデザイン
- 20S版343万円〜、XD版375万円〜の特別価格設定
- 他にはない個性的な世界観で所有する喜びが格別
「Retro Sports Edition」は、従来のCX-5にはない独特な世界観を持つ特別仕様車です。最大の特徴は、テラコッタ×ブラックという個性的なカラーコーディネートで、まるで大人の趣味部屋のような上質でレトロな雰囲気を演出しています。
エクステリアでは、Black SelectionとSports Appearanceの要素を組み合わせ、精悍さと上質感を高めています。特にジルコンサンドメタリックのボディカラーとの組み合わせは、他では見られない洗練された印象を与えます。
インテリアでは、テラコッタ色の合皮をベースに、シートセンター部分に黒のスエード調人工皮革を採用。天井も黒として統一することで、スポーティでありながらレトロな魅力を感じられる空間に仕上がっています。19インチの専用アルミホイールも装着され、外観の特別感も演出されています。
2024年12月改良の最新情報とグレード変更点
- グレード体系の整理により選択しやすさが向上
- 安全装備や快適装備の更新
- 継続的な品質向上への取り組み
CX-5では定期的な改良が行われており、グレード体系がより整理され、お客様にとって選択しやすい構成となっています。従来の複雑なグレード設定を見直し、明確なコンセプトを持つ11グレードの構成となっています。
安全装備については、i-ACTIVSENSEの継続的な改良が図られており、運転支援機能の向上が期待されます。また、マツダコネクトの操作性向上や、利便性機能の充実も図られています。
エンジン性能についても、継続的な改良により実用燃費の向上や、騒音・振動の低減が図られ、より快適な走行が実現されています。
CX-5グレード間の価格差とコストパフォーマンス分析
- 最安グレードと最上級グレードで169万円の価格差
- ディーゼルエンジンは年間約27,000円の燃料費削減効果
- 装備充実度を考慮すると上位グレードのコスパも良好
CX-5の最安グレード(20S i Selection 2WD)と最上級グレード(XD Exclusive Mode 4WD)の価格差は約169万円となります。この大きな価格差に見合う価値があるかどうかを冷静に判断することが、後悔しないグレード選びの鍵となります。
燃料費の面では、ディーゼルエンジンの経済性が目立ちます。年間1万km走行する場合、軽油とレギュラーガソリンの燃料費差は概算で約27,000円程度となります(燃料価格により変動)。5年間で約135,000円程度の差となる計算で、長期間乗り続ける予定であれば、ディーゼルモデルの初期投資を回収できる可能性があります。
エンジンタイプ | 燃料種別 | 燃費(WLTC) | 燃料単価(円/L) | 年間燃料費(1万km) | 5年間の差額 |
---|---|---|---|---|---|
2.0L ガソリン | レギュラー | 16.2km/L | 160 | 約99,000円 | - |
2.5L ガソリン | レギュラー | 13.8km/L | 160 | 約116,000円 | +85,000円 |
2.2L ディーゼル | 軽油 | 19.5km/L | 140 | 約72,000円 | -135,000円 |
装備面では、30万円程度の価格差でBoseサウンドシステムやシートベンチレーション、パワーシートなどが追加される場合が多く、これらを後付けで装着する費用を考慮すると、上位グレードのコストパフォーマンスは決して悪くありません。
CX-5グレードの購入ガイドと比較・評価
CX-5のグレード選びでは、価格だけでなく、あなたの用途や価値観に合った選択をすることが重要です。同じグレードでも、重視するポイントによって評価は大きく変わります。ここでは、予算重視、装備充実度重視、リセールバリュー重視、ファミリー利用の4つの観点から、おすすめグレードをランキング形式でご紹介します。
また、グレード選びで失敗しないための3つのポイントと、あなたの用途に最適なグレードを見つけるための診断チャートもご用意しました。これらの情報を参考に、あなたにピッタリのCX-5グレードを見つけてください。
- 予算重視派におすすめのCX-5グレードランキング
- 装備充実度重視派におすすめのCX-5グレードランキング
- リセールバリュー重視派におすすめのCX-5グレードランキング
- ファミリー利用におすすめのCX-5グレードランキング
- 失敗しないCX-5グレード選びの3つのポイント
- 用途・ライフスタイル別グレード選択診断チャート
予算重視派におすすめのCX-5グレードランキング
- 必要十分な装備を備えながら価格を抑えたグレードを厳選
- 長期的なランニングコストも考慮した経済性評価
- 基本性能に妥協なく、コストパフォーマンス重視の選択
コストパフォーマンスを最優先に考える方には、必要十分な装備を備えながら価格を抑えたグレードがおすすめです。CX-5は全グレードで安全装備が充実しており、エントリーモデルでも満足度の高いカーライフを送ることができます。
第1位:20S i Selection(2WD)

第2位:XD i Selection(2WD)

第3位:20S Black Selection(2WD)

順位 | グレード名 | 価格(万円) | おすすめ理由 | 燃費性能 |
---|---|---|---|---|
1位 | 20S i Selection 2WD | 281 | 基本装備充実でコスパ最高 | WLTC 16.2km/L |
2位 | XD i Selection 2WD | 315 | ディーゼルの経済性 | WLTC 19.5km/L |
3位 | 20S Black Selection 2WD | 305 | デザイン性向上でコスパ良 | WLTC 16.2km/L |
装備充実度重視派におすすめのCX-5グレードランキング
- 快適装備や上質な内装を重視した上級グレードを厳選
- 運転の楽しさと日常の快適性を両立する装備構成
- 所有する喜びと実用性を高次元で融合したグレード選択
快適装備や上質な内装を重視する方には、充実した装備を標準搭載するグレードがおすすめです。これらのグレードは、単なる移動手段を超えて、ドライビングプレジャーと上質な時間を提供してくれます。
第1位:XD Sports Appearance

約380万円で、Boseサウンドシステム(10スピーカー)、運転席・助手席パワーシート、シートベンチレーション機能、ヘッドアップディスプレイなど、上級装備が標準搭載されています。スポーティなエクステリアデザインも魅力的で、所有する喜びと日常の快適性を両立できるグレードです。
第2位:25S Sports Appearance

約350万円でガソリンエンジンでありながら、XD Sports Appearanceと同等の豪華装備を誇ります。ディーゼル特有の音や振動が気になる方で、かつ充実した装備を求める方には最適な選択です。
第3位:XD Exclusive Mode

順位 | グレード名 | 価格(万円) | 主要装備 | 満足度評価 |
---|---|---|---|---|
1位 | XD Sports Appearance | 380 | Bose・パワーシート・ベンチレーション・HUD | ★★★★★ |
2位 | 25S Sports Appearance | 350 | Bose・パワーシート・ベンチレーション | ★★★★☆ |
3位 | XD Exclusive Mode | 420 | ナッパレザー・本木目・液晶メーター | ★★★★★ |
リセールバリュー重視派におすすめのCX-5グレードランキング
- 中古車市場での人気と希少性を重視したグレード選択
- 高いリセールバリューを維持する人気の組み合わせ
- ディーゼル4WDの組み合わせが市場で特に高評価
将来の売却時を考慮したグレード選びでは、中古車市場での人気と希少性がポイントになります。CX-5は全体的にリセールバリューが高い車種ですが、特に人気の組み合わせを選ぶことで、より高い残価率を期待できます。
第1位:XD Sports Appearance(4WD)

ディーゼル4WDの組み合わせは中古車市場で非常に人気が高く、スポーティな外観も相まって高いリセールバリューを期待できます。3年後の残価率は約65-70%と優秀で、乗り換え時の負担を軽減できるでしょう。
第2位:XD Exclusive Mode(4WD)

最上級グレードとしてのプレミアム感があり、程度の良い個体は高値で取引されています。豪華な装備と希少性により、長期間価値を保ちやすいグレードです。
第3位:XD Retro Sports Edition(4WD)

順位 | グレード名 | リセール評価 | 市場人気度 | 希少性 |
---|---|---|---|---|
1位 | XD Sports Appearance 4WD | 高い | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
2位 | XD Exclusive Mode 4WD | 非常に高い | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
3位 | XD Retro Sports Edition 4WD | 高い | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
ファミリー利用におすすめのCX-5グレードランキング
- 安全性・快適性・実用性のバランスを重視した選択
- 子育て世代に便利な装備と機能を標準搭載
- 家族全員が快適に過ごせる空間と利便性
家族での利用を前提とした場合、安全性、快適性、実用性のバランスが重要になります。チャイルドシートの装着しやすさや荷室の使い勝手、後席の快適性などを総合的に評価したおすすめグレードをご紹介します。
第1位:XD Field Journey(4WD)

約356万円でアウトドア志向のファミリーに最適な装備を備えています。オフロードモードにより悪路走破性が向上し、キャンプや海水浴などのレジャーでも安心です。ハンズフリーパワーリフトゲートは荷物の多いファミリーには非常に便利で、リアシートヒーターも子どもの快適性向上に貢献します。
第2位:20S Field Journey

約320万円でアウトドア志向のファミリーに適した装備を備えています。ガソリンエンジンの静粛性は子どもの睡眠を妨げず、オフロードモードやハンズフリーパワーリフトゲートなど実用的な機能が充実。レジャーを楽しむファミリーには理想的な選択です。
第3位:20S i Selection(4WD)

約312万円と手頃な価格でありながら、4WDによる安全性向上と基本的な快適装備を備えています。維持費を抑えながら家族の安全を確保したいファミリーには理想的な選択です。
順位 | グレード名 | 価格(万円) | ファミリー向け装備 | 安全性評価 |
---|---|---|---|---|
1位 | XD Field Journey 4WD | 356 | ハンズフリーリフトゲート・リアシートヒーター | ★★★★★ |
2位 | 20S Field Journey | 320 | ハンズフリーリフトゲート・静粛性 | ★★★★☆ |
3位 | 20S i Selection 4WD | 312 | 4WD・基本装備充実 | ★★★★☆ |
失敗しないCX-5グレード選びの3つのポイント




- ライフスタイルとの適合性確認が最重要
- 実用性と快適性のバランス調整
- デザインと所有する喜びも考慮した総合判断
CX-5のグレード選びで後悔しないためには、マツダが提唱する「ライフスタイルの多様化に応じたモデル選び」という考え方が重要です。以下の3つのポイントを実践すれば、必ずあなたにとって最適なCX-5グレードを選択できるはずです。
ポイント1:あなたのライフスタイルとの適合性を確認する
CX-5は多様化するライフスタイルに対応するため、それぞれ異なる個性を持つグレードが用意されています。まず重要なのは、あなたの現在のライフスタイルと将来の変化を見据えて、最も適合するグレードを選ぶことです。
日常的に市街地を中心とした走行で、静粛性や燃費を重視する方には「20S i Selection」や「20S Black Selection」がおすすめです。ガソリンエンジン車は、エンジン音が静かで振動も少なく、快適な日常使いを実現します。
アウトドアレジャーを楽しむアクティブなライフスタイルの方には「Field Journey」シリーズがおすすめです。オフロードモードやハンズフリーパワーリフトゲートなど、アウトドアシーンで重宝する実用的な装備が充実しています。
ポイント2:実用性と快適性のバランスを重視する
CX-5選びでは、見た目の魅力だけでなく、日常使いの実用性も重要な要素です。家族構成や使用頻度に応じて、最適なバランスを見極めましょう。
ファミリー利用を重視する方は、チャイルドシートの装着しやすさや荷室の使い勝手を確認してください。CX-5は全グレードでA型ベビーカーの積載が可能で、後席シートアレンジにより荷室を広く使えます。
長距離ドライブが多い方は、シートの快適性や静粛性を重視すべきです。「Sports Appearance」グレードでは、シートベンチレーション機能により夏場でも快適に過ごせますし、Boseサウンドシステムにより上質な音響空間を楽しめます。
ポイント3:デザインと所有する喜びを大切にする
CX-5は単なる移動手段ではなく、あなたのライフスタイルを表現するパートナーです。毎日目にするエクステリアデザインや、乗るたびに感じるインテリアの質感は、所有する喜びに直結します。
エクステリアでは、各グレードが異なる個性を持っています。「Black Selection」は精悍でスタイリッシュな印象、「Sports Appearance」は洗練されたスポーティさ、「Retro Sports Edition」は個性的でレトロな魅力といったように、それぞれ異なる世界観を表現しています。
所有する喜びを長く感じ続けるためには、飽きのこないデザインと上質な素材選びが重要です。あなたの価値観や好みに合ったモデルを選ぶことで、長期間にわたって愛着を持ち続けることができるでしょう。
用途・ライフスタイル別グレード選択診断チャート
- 簡単な質問に答えるだけで最適なグレードが明確に
- 価格・装備・用途の3軸でバランス良く評価
- 迷った時の決定的な判断基準として活用可能
以下の診断チャートを使って、あなたに最適なCX-5グレードを見つけてください。各質問に答えて、最も当てはまる選択肢を選んでください。
STEP1:予算設定
- A: 300万円以下を希望 → 20S i Selection、20S Black Selection
- B: 300-350万円程度 → XD i Selection、20S Field Journey、XD Black Selection
- C: 350-400万円程度 → XD Field Journey、XD Sports Appearance、25S Sports Appearance
- D: 400万円以上も検討可能 → XD Exclusive Mode、特別仕様車
STEP2:エンジンタイプ
- A: 静粛性重視(ガソリン) → 20S系、25S系
- B: 力強さ・経済性重視(ディーゼル) → XD系
- C: どちらでも良い → 用途・装備で判断
STEP3:用途・ライフスタイル
- A: 日常使い中心 → i Selection、Black Selection
- B: アウトドア・レジャー → Field Journey
- C: 上質・快適性重視 → Sports Appearance、Exclusive Mode
- D: 個性・特別感重視 → Retro Sports Edition
診断結果例
回答パターン | おすすめグレード | 理由 |
---|---|---|
A-A-A | 20S i Selection | 予算重視・日常使い・静粛性を重視 |
B-B-B | XD Field Journey | バランス良好・アウトドア対応 |
C-B-C | XD Sports Appearance | 力強さと上質装備の両立 |
D-C-D | XD Retro Sports Edition | 個性的で特別感のある選択 |
CX-5グレード選びに関するまとめ

CX-5のグレード選びは、あなたのライフスタイルと価値観を正確に把握することから始まります。全11グレードという豊富なラインナップの中から、最適な1台を見つけるための重要なポイントを改めて整理いたします。
- 予算重視派には20S i Selectionが最適で、281万円から基本装備充実のCX-5を体験できます
- 装備充実派にはXD Sports Appearanceがおすすめで、380万円で上級装備と力強いディーゼルエンジンを両立できます
- リセールバリュー重視派にはXD Sports Appearance 4WDが理想的で、中古車市場での高い人気により65-70%の残価率を期待できます
- ファミリー利用にはXD Field Journey 4WDが最適で、実用装備と安全性を高次元で両立できます
- 失敗しないグレード選びには、ライフスタイル適合性・実用性バランス・デザイン満足度の3つのポイントが重要です
価格差169万円の幅広いラインナップですが、ディーゼルエンジンの経済性(燃料費の削減効果)や充実した装備内容を考慮すると、上位グレードのコストパフォーマンスも決して悪くありません。特に長期間乗り続ける予定の方には、初期投資を回収できる経済性が期待できます。
2024年12月の改良により、グレード体系がより整理され、選択しやすくなりました。どのグレードを選んでも、CX-5ならではの魅力的なデザイン、充実した安全装備、上質な走行性能を享受できます。最終的には、診断チャートを活用して、あなたの用途と価値観に最も適したグレードを選択し、試乗で実際の乗り心地を確認することで、後悔のない最適な選択ができるでしょう。