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メルセデス・ベンツGLEおすすめガイド|SUVとクーペ、グレードの違いを比較

2026年2月22日

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GLEとGLEクーペのイメージイラスト

メルセデス・ベンツのラインナップの中でも、存在感のある高い実用性を誇る「GLE」。ラグジュアリーSUVの購入を検討する際に、有力な選択肢となるモデルです。しかし、いざ購入しようとすると「標準のSUVボディとクーペ、どちらが自分のライフスタイルに合っているのか」「パワートレインはどれを選ぶべきか」と迷われる方は少なくありません。全長約5m、全幅2m超という堂々たる体躯を持つ車だからこそ、後悔のない選択をしたいものです。

GLEは、ボディタイプやグレードによって実用性、デザイン、動力性能の特徴が大きく異なります。本記事では、GLEのSUVモデルとクーペモデルの違いや、最新のパワートレインごとの特徴を分かりやすく比較・解説します。ご自身のライフスタイルに合った1台を見つけるための参考として、ぜひお役立てください。

この記事のポイント

本記事の車種構成・装備・諸元は、2026年7月2日時点で確認できる日本仕様を基準にしています。ラインアップ、価格、標準装備、オプション設定は変更される場合があるため、購入時はメルセデス・ベンツ日本公式サイトおよび正規販売店で最新情報をご確認ください。

メルセデス・ベンツGLEがプレミアムSUVとして選ばれる理由

GLEとGLEクーペ
写真出典:メルセデス・ベンツ

世界中のVIPやエグゼクティブから支持され続けるGLE。その魅力は、単に「大きなベンツ」であるというステータス性だけではありません。最新モデルでは、先進技術と伝統的なクラフトマンシップが見事な次元で融合しています。ここでは、数あるライバル車の中からなぜGLEを選ぶべきなのか、その本質的な理由を紐解いていきましょう。

威風堂々としたデザインと上質な室内空間

装備&テクノロジー
写真出典:メルセデス・ベンツ
  • 存在感を放つフロントグリルと洗練されたプロポーション
  • Sクラス譲りの高品質な素材を贅沢に使用したインテリア
  • 快適性や車高調整に寄与するAIRMATICサスペンション(グレードにより設定)

GLEを目の前にしてまず感じるのは、その堂々たる佇まいです。特にフロントマスクは、スリーポインテッドスターを中心に力強さと気品を兼ね備えたフォーマルな印象を持っています。ドアを開ければ、そこはもはや高級ラウンジです。手触りの良いレザーシート、本木目のパネル、そしてアンビエントライトが織りなす空間は、日常の移動を特別な時間に変えてくれます。

また、快適な乗り心地に寄与する装備として「AIRMATICエアサスペンション」があります。快適性や車高調整などに寄与する装備ですが、標準装備かオプションかはグレードやモデルイヤーによって異なります。また、長期保有では一般的なコイルスプリング式より修理費が高額になる可能性があるため、中古車を検討する場合は作動状態や整備履歴も確認しましょう。

日常使いからレジャーまでこなす高い実用性

GLE 450前席
GLE 前席
GLE 450後席
GLE 3列目シート使用時のイメージ(7人乗り、グレードにより設定)

写真出典:メルセデス・ベンツ

  • SUVモデルはグレードやオプションにより5人乗りまたは7人乗り
  • スクエアなボディ形状を生かした広い荷室と後席空間
  • 360度カメラなどが大きな車体の確認をサポート

プレミアムSUVを選ぶ際、実用性をどこまで求めるかは重要なポイントです。GLEのSUVモデルは、グレードや装備構成によって5人乗りと7人乗りが分かれます。現行のGLE 300 d 4MATIC(ISG)は5人乗り仕様で、3列目シートは有償オプションです。一方、GLE 450 d 4MATIC Sports Core(ISG)は3列目シート(7人乗り)を標準装備しています。7人乗りを必要とする場合は、車名だけで判断せず、検討しているグレードの乗車定員と3列目シートの装備状況を必ず確認しましょう。

3列目シートを備えた仕様であれば、普段は荷室を広く使い、必要なときに乗車定員を増やせる柔軟性があります。一方、5人乗り仕様は3列目を必要としないユーザーにとって、価格や荷室の使いやすさを重視しやすい選択肢です。

ラゲッジスペースの具体的な積載量は、積載方向やバッグのサイズ、後席の使用状態によって変わるため、正確な積載可能数は公式サイトやディーラーでの実車確認をおすすめします。360度カメラなどの運転支援装備は車両周辺の確認に役立ちますが、全幅は約2,020mmあるため、日本の一般的な駐車場や狭い道路では十分な注意が必要です。購入前には、自宅駐車場の幅、機械式駐車場の制限、よく利用する道路や商業施設の駐車環境を実車で確認することをおすすめします。

あなたにおすすめなのはどっち?GLE SUVとクーペの徹底比較

GLEを購入する際、最初の大きな分かれ道となるのが「ボディタイプの選択」です。実用性を極めた標準のSUVモデルか、それとも流麗なスタイリングを纏ったクーペモデルか。どちらも素晴らしい車ですが、ターゲットとなるユーザー層や使い勝手は明確に異なります。それぞれの特徴を比較し、あなたのライフスタイルに合うのはどちらかを診断しましょう。

GLE SUV(標準ボディ):実用性と王道の風格を求める方へ

  • グレードやオプションにより5人乗りまたは7人乗りを選択
  • 後席の頭上空間やラゲッジ容量が広く、開放感がある
  • 伝統的なSUVらしい、力強く四角いシルエット

標準のSUVボディは、メルセデス・ベンツが考えるプレミアムSUVの「王道」です。スクエアなリア周りのデザインは、後席乗員に余裕のあるヘッドルーム(頭上空間)を提供します。クーペと比べて後席の頭上空間を確保しやすく、後席の開放感を重視する人に向いています。

SUVボディの強みは、クーペよりも後方まで高さを確保したボディ形状と、用途に応じて選べる乗車定員です。ただし、すべてのグレードが7人乗りではありません。GLE 300 dは5人乗り仕様で3列目シートがオプションですが、Sports Coreは3列目シート(7人乗り)を標準装備しています。7人乗りが必要な場合は、車名だけでなくグレードごとの乗車定員を見積もり時に必ず確認してください。荷室の高さや後席の開放感を優先する人には、クーペよりSUVボディが適しています。

GLE 450フロント
GLE 450リアスタイル

写真出典:メルセデス・ベンツ

GLE クーペ:美しさとスポーティな走りを最優先する方へ

  • 後方に向かってなだらかに落ちる流麗なルーフライン
  • SUVより低い全高と流麗なルーフライン
  • 5人乗り専用のスポーティなスタイリング
  • SUVより荷室高や後席頭上空間が制限されやすい
  • 5人乗りに割り切った、贅沢なパーソナル空間

一方のGLEクーペは、「SUVの力強さ」と「クーペの美しさ」を融合させたモデルです。なだらかに傾斜するルーフラインと、張り出したリアフェンダーが作り出すプロポーションは、標準のSUVモデルとは異なる魅力を放っています。街中や高級ホテルで存在感のあるスタイリングを求める方に適しています。

クーペモデルは完全に5人乗りと割り切られており、3列目シートの設定はありません。また、ルーフが低いため後席の頭上空間は標準ボディに比べてややタイトになり、ラゲッジスペースの高さも制限されます。クーペは低く流れるルーフラインによって、SUVとは異なるスポーティな外観を実現しています。ただし、走行性能はボディ形状だけでなく、グレード、タイヤ、サスペンション、オプション装備によっても変わります。デザインを優先するならクーペ、後席や荷室の使いやすさを優先するならSUVという選び方が基本です。

GLE 450クーペフロント
GLE 450クーペリアスタイル

写真出典:メルセデス・ベンツ

比較項目GLE SUV(標準ボディ)GLE クーペ
デザインの印象威風堂々、力強い、王道流麗、スポーティ、個性的
乗車定員5名または7名。グレード・オプションにより異なる※15名(2列シート専用)
後席の快適性頭上空間に余裕があり快適十分な広さだがルーフがやや低い
ラゲッジ容量(VDA)160~1,928L※1655~1,790L※1
全長4,925mm※24,940mm※2
全幅2,020mm※22,020mm※2
全高1,780~1,795mm※21,715mm※2
おすすめのユーザーファミリー層、多様な使い勝手を求める方ご夫婦、デザインや走りの質感を重視する方

※1 メルセデス・ベンツ日本公式サイトに掲載されている特定グレードのVDA方式による参考値です。グレード、乗車定員、シート位置、装備によって荷室容量は異なります。購入時は検討している車両の最新諸元を確認してください。

※2 公式サイト掲載の代表グレードによる数値です。全高はグレードにより1,780~1,795mmの幅があるなど、グレードや仕様によって数値が異なる場合があります。

パワートレイン比較:直4・直6ディーゼルとAMGの特徴と選び方

現行GLEでは、エンジンの違いだけでなく、Sports CoreやSports Night Editionなど、装備内容と価格設定が異なるモデルが展開されています。グレード名や販売状況は変更される可能性があるため、購入時にはメルセデス・ベンツ日本公式サイトと販売店の最新見積もりを確認してください。

ボディタイプを決めたら、次は心臓部であるパワートレインの選択です。2026年7月時点の日本向けラインアップでは、直列4気筒ディーゼルのGLE 300 d、直列6気筒ディーゼルのGLE 450 d系、ガソリンエンジンを搭載するMercedes-AMGモデルが設定されています。ボディタイプやグレードによって選べるパワートレインは異なります。予算だけでなく、普段の走行環境や求めるパワーによって、最適な選択肢は変わってきます。

軽快な走りと優れた燃費:GLE 300 d 4MATIC(※SUV専用)

2.0ℓ直列4気筒ディーゼルエンジン+ISG
  • 2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボ搭載
  • 日常使いでの扱いやすさを重視した設計
  • 3.0リッターモデルと比べて自動車税や燃料費を抑えられる可能性

SUVモデルのエントリーに位置するのがGLE 300 dです。2.0リッターの直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載しており、こちらにもISG(マイルドハイブリッド)が組み合わされています。(※クーペモデルには設定がありません)

2.0リッター直列4気筒ディーゼルを搭載する300 dは、450 dより出力や最大トルクを抑えた設定ですが、日常走行での扱いやすさと車両価格を重視する人に適した選択肢です。街乗りや高速道路の巡航では必要十分なトルクを備えています。3.0リッターモデルと比べて、自動車税種別割や燃料費を抑えられる可能性がありますが、実際の維持費は走行距離、実燃費、保険料、オプション装備などによって変わります。価格や維持費を重視する方には有力な選択肢です。

余裕あるトルクと上質感:GLE 450 d 4MATIC

3.0ℓ直列6気筒ディーゼルエンジン+ISG
  • 3.0リッター直列6気筒クリーンディーゼルターボ搭載
  • ISGによる滑らかな発進と高い静粛性
  • 余裕のある出力とトルクで重量級ボディを牽引

GLE 450 dは3.0リッター直列6気筒ディーゼルとISGを組み合わせ、300 dよりも余裕のある出力と最大トルクを備えています。高速道路での合流、追い越し、乗車人数や荷物が多い場面で動力性能の余裕を重視する人に向いています。

一方、購入価格や維持費は300 dより高くなるため、使用環境と予算を踏まえて選ぶ必要があります。なお、クーペモデルをお選びの場合は、この450 dがディーゼルのスタンダードとなります。

高性能モデル:Mercedes-AMG GLE 53/63 S

4.0ℓV型8気筒直噴エンジン+ISG
  • AMG専任マイスターが手組みで仕上げるエンジン(GLE 63 Sのみ)
  • スポーツモデルらしい力強い加速とエキゾーストサウンド
  • 専用チューニングされた足回りによる高いコーナリング性能

Mercedes-AMG GLE 53は3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジン、GLE 63 Sは4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する高性能モデルです。

専用の四輪駆動システムやサスペンション、ブレーキなどを備え、通常モデルより高い動力性能を求める人に適しています。ただし、車両価格、タイヤ、燃料、保険などの維持費も大きくなるため、購入後の費用を含めて検討する必要があります。

最新のMBUXや安全装備など、購入前に知っておくべき重要ポイント

プレミアムSUVとしての価値は、走りやデザインだけでなく、毎日の運転をサポートする先進技術にも表れます。GLEには、音声操作や運転支援など、日常の運転を補助する各種機能が搭載されています。ここでは、快適で安全なカーライフのために知っておきたい装備のポイントを解説します。

音声操作やスマートフォン連携に対応するMBUX

インテリジェントドライブ
  • 「ハイ、メルセデス」で起動する自然対話式音声認識機能
  • 12.3インチの大型ワイドディスプレイによる鮮明な視認性
  • Apple CarPlay/Android Autoなどのスマートフォン連携に対応

現行のGLEには、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」が搭載されています。「ハイ、メルセデス、少し暑い」と話しかけるだけでエアコンの温度を調整してくれたり、目的地のナビ設定を音声で行えたりと、運転中の視線移動を最小限に抑えながら多彩な操作が可能です。

また、運転席側とセンター部分に12.3インチディスプレイを配置しており、ナビゲーション画面や車両情報を見やすく表示します。Apple CarPlayやAndroid Autoなどのスマートフォン連携機能に対応します。接続方法や利用条件は、モデルイヤーや端末によって異なる場合があります。

長距離運転を支援する安全運転支援システム

インテリジェントドライブ
  • 渋滞時の運転負荷を軽減する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」
  • 一定の作動条件を満たした場合に、車線変更操作を支援する「アクティブレーンチェンジングアシスト」
  • 走行状況に応じて車両前方下部の確認を補助するトランスペアレントボンネット(透明ボンネット)機能

メルセデス・ベンツを選ぶ理由として安全運転支援システムを挙げる方は少なくありません。GLEには、長距離運転を支援する安全運転支援システムが搭載されています。一定の条件下で、前走車との車間距離維持や減速・停止・再発進などを支援します。運転の主体はあくまでドライバーであり、常に周囲を確認して操作できる状態を保つ必要があります。安全装備の作動条件は、グレード、モデルイヤー、オプション、道路状況、天候などによって異なります。

さらに一部モデルでは、対応する走行モード時にセンターディスプレイに車両の前方下部の路面映像を合成して映し出す「トランスペアレントボンネット」機能が採用されています。トランスペアレントボンネットは、対応する走行モードや作動条件のもとで、カメラ映像を利用して車両前方下部の状況確認を補助する機能です。悪路や段差などで進路を確認する際に役立ちますが、映像だけに頼らず、必ず目視と周囲確認を行う必要があります。

オーナーレビューに見るGLEの実像

ここまでの比較を、実際のオーナーの評価で補足しておきましょう。carview!(カービュー)のGLEクラス ユーザーレビューには40件を超える評価が寄せられ、総合評価は5点満点中4点台半ば。項目別ではデザインと走行性能への評価が高く、直列6気筒ディーゼルの太いトルクと静粛性、ISGによる滑らかな発進・再始動、後席の広さを評価する声が中心です(参考:carview! GLEクラス ユーザーレビュー)。

一方で、価格の項目評価は3点台にとどまり、全幅2m超のボディについて駐車場選びに気を使うという声や、市街地中心の使い方では燃費が伸びにくいという指摘、電装系の警告・エラーに触れるレビューも見られます。外観の印象ほど荷室に積めなかったという感想もあるため、本記事で述べたとおり、駐車環境の確認と実車での荷室チェックを購入前に行うことをおすすめします。

まとめ

  • 後席や荷室の使いやすさを重視するならSUV、流麗なデザインを重視するならクーペが基本です。ただし、SUVの乗車定員はグレードやオプションによって5人または7人となります。
  • SUVで経済性を重視するなら「300 d」、クーペや、より上質で余裕のあるトルクを求めるなら「450 d」がおすすめです。
  • 用途、予算、駐車環境に合ったグレードを選ぶことが、購入後の満足度を高めるポイントです。
  • 全幅約2,020mmのため、自宅駐車場や機械式駐車場のサイズ確認が必要
  • 7人乗りが必要な場合は、グレード別の乗車定員と3列目シートの有無を確認
  • Sports Core、Sports Night Editionなど、装備構成の違いも比較
  • 価格と装備は変更されるため、契約前に公式サイトと見積書で確認

メルセデス・ベンツ GLEは、単なる移動の道具を超え、日常に上質さをもたらすプレミアムSUVです。実用性を重視した標準ボディか、流麗でスポーティなクーペか。そして、扱いやすい直4ディーゼルか、余裕のある直6ディーゼルか、高性能なAMGか。ご自身のライフスタイルや予算と照らし合わせて検討してください。お近くの正規ディーラーに足を運び、実際にそのステアリングを握って比較することをおすすめします。

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