SUV・クロスオーバー

レクサスGXのデザイン革命!四角いフォルムの魅力とライバル比較

2025年8月11日

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レクサスGX美術史美術館(オーストリア)
レクサスGXと美術史美術館

「これが本当にレクサスなのか?」

新型レクサスGXを一目見た瞬間、これまでの流麗で都会的なレクサスのイメージを良い意味で裏切られたと感じた方は多いのではないでしょうか。近年のラグジュアリーSUV市場において、あえて原点回帰したかのような「四角く、タフなデザイン」は、単なる懐古主義ではなく、最新の技術と機能美が融合した新しい高級車の形です。

しかし、デザインが大きく変わったことで、「実際の使い勝手はどうなのか?」「ライバル車と比較して何が違うのか?」という新たな迷いも生まれているはずです。高額な買い物だからこそ、見た目だけでなく、そのデザインに込められた意図や機能を深く理解したいと思うのは当然のことです。

この記事では、刷新されたレクサスGXのデザインフィロソフィーを深掘りし、競合となるランドローバー・ディフェンダーやメルセデス・ベンツGクラスとの比較を通じて、あなたが選ぶべき一台を見極めるための判断材料を提供します。野生と知性が同居するこの車が、あなたのライフスタイルにどうフィットするのか、一緒に見ていきましょう。

この記事のポイント

  • レクサスGXが採用した「四角いデザイン」の機能的な理由
  • 伝統の「スピンドルグリル」から「スピンドルボディ」への進化
  • ディフェンダーやGクラスとGXのデザイン・サイズ比較
  • アウトドア映えする「Overtrail」と標準仕様の選び方

なぜ今、四角いのか?レクサスGXのデザインコンセプト

新型GXのデザインにおける最大のトピックは、何と言ってもそのボクシー(箱型)なシルエットです。「The Premium Off-Roader」をコンセプトに掲げたこのデザインは、単に力強さを演出するためだけのものではありません。ここでは、その形状に隠された機能的な必然性と、レクサスの新たな挑戦について解説します。

「機能的本質」を追求したプロポーション

  • 悪路での車両感覚の掴みやすさ
  • オフロード走行時の障害物回避性能
  • 居住空間と積載性の最大化
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写真出典:LEXUS

レクサスGXのデザインが四角い最大の理由は、「本格オフローダーとしての機能性」を最優先した結果です。水平基調のボンネットとベルトライン(窓枠の下のライン)は、運転席から車両の傾きや四隅の感覚を把握しやすくするために設計されています。

従来の都市型SUVのような流線型デザインは空気抵抗の面では有利ですが、狭い林道や岩場では車両感覚が掴みにくいというデメリットがありました。GXは、ボンネットの端を高くし、中央を低くすることで、前方の死角を減らす工夫が施されています。これは、過酷な環境下で安全に走行するための「機能美」そのものと言えるでしょう。

「スピンドルボディ」への進化

  • グリル単体ではなくボディ全体で表現
  • 冷却機能と空力性能の融合
  • 破損リスクを低減するガード形状
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写真出典:LEXUS

レクサスの象徴である「スピンドルグリル」も、GXでは「スピンドルボディ」へと進化を遂げました。これまではフロントグリル単体で砂時計型(スピンドル)を表現していましたが、GXではボディの塊感全体でこれを表現しています。

特筆すべきは、グリルの配置です。オフロード走行時に草木や石で破損しやすいラジエーターなどの冷却系部品を守るため、グリルの中央部を高く配置。さらに、コーナー部分はサブラジエーターを保護しつつ、万が一の接触時にも交換しやすい分割構造になっています。「デザインのためのデザイン」ではなく、「走るためのデザイン」へと昇華されているのです。

デザイン要素従来型(都市型SUV)新型GX(本格オフローダー)
全体のフォルム流麗な曲線基調ボクシーな水平基調
視界確保デザイン優先で死角あり四隅が見やすい機能形状
フロント表現装飾的なスピンドルグリル機能的なスピンドルボディ

ディテールに宿る野生と品格!外装・内装の徹底解剖

全体像を把握したところで、次は細部のデザインに目を向けてみましょう。レクサスGXが目指したのは、ただ泥臭いだけのオフローダーではなく、モダンな邸宅の前に停めても絵になる「品格」です。外装のタフさと、内装のラグジュアリーさがどのように融合しているのかを検証します。

エクステリア:タフネスとモダンの融合

  • 地面を踏みしめるスタンスの良さ
  • 一文字のリアコンビネーションランプ
  • 跳ね上げ式バックドアの採用
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写真出典:LEXUS

サイドビューを見ると、Aピラー(フロントガラスの柱)が従来よりも立ち気味に設定されており、クラシカルな四駆の雰囲気を漂わせています。しかし、ボディパネルの面構成は非常に滑らかで、レクサスらしい塗装品質の高さも相まって、光の当たり方で豊かな表情を見せます。

リアデザインにおいては、最新レクサスの共通アイコンである「一文字ランプ」を採用。高い位置に配置することで、後続車からの視認性を確保しつつ、モダンな印象を与えています。また、バックドアは従来の横開きから、待望の「跳ね上げ式」に変更されました。さらにガラスハッチのみの開閉も可能で、狭い駐車場での荷物の出し入れという実用面もデザインされています。

インテリア:「森」を感じさせる安らぎの空間

  • 水平基調のインストルメントパネル
  • 直感操作が可能な物理スイッチの配置
  • センターディスプレイの視認性
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写真出典:LEXUS

ドアを開けると広がるのは、「森の中にいるような安らぎ」をテーマにした空間です。デザインの主役は、低く水平に配置されたダッシュボード。これは外装同様、車両の傾きを把握しやすくするための機能的な配置ですが、同時に広々とした開放感も演出しています。

特筆すべきは、昨今の「何でもタッチパネル化」するトレンドに逆らい、走行系や空調系の重要な操作系にあえて物理スイッチを残した点です。揺れる悪路でも確実に操作できるよう、スイッチのサイズや感触まで計算されています。デジタルな利便性とアナログな操作感が同居する、ドライバー中心のコックピットと言えます。

【比較検証】GX・ディフェンダー・Gクラス・ランクル250

レクサス GX・ディフェンダー110・メルセデスベンツGクラス・ランクル250
左からレクサス GX・ディフェンダー110・メルセデスベンツGクラス・ランクル250

ここが最も悩ましいポイントでしょう。「四角い高級SUV」というカテゴリにおいて、レクサスGXはどのような立ち位置にあるのでしょうか。デザイン、サイズ、そしてキャラクターの違いを比較表とともにお伝えします。

ライバル車とのデザイン哲学の違い

  • vs ディフェンダー:モダンvs機能美
  • vs Gクラス:伝統vs革新
  • vs ランクル250:実用vsプレミアム

ランドローバー・ディフェンダーは、丸みを帯びた角と幾何学的なラインで「未来的なレクサスGX」に対し、よりポップでモダンな印象を与えます。一方、メルセデス・ベンツGクラスは、40年以上変わらないスタイルを貫く「伝統の塊」です。

GXのデザインは、これらの中間に位置すると言えます。Gクラスほどの軍用車的な無骨さはなく、ディフェンダーほど未来的すぎない。「洗練された道具感」という独自のポジションを築いています。また、兄弟車であるランドクルーザー250と比較すると、骨格は同じですが、GXの方がより都会的で、細部の加飾やライト周りのデザインに「プレミアムブランドの余裕」を感じさせます。

ボディサイズと取り回しの比較

レクサスGX ボディサイズ比較チャート
BODY SIZE COMPARISON

新型レクサスGX vs 競合モデル サイズ比較

全幅 (Width) 単位: mm
LEXUS GX
2,000
Defender 110
1,995
(-5)
G-Class
1,930
(-70)
Land Cruiser 250
1,980
(-20)
全長 (Length)
LEXUS GX
4,970
Defender 110
4,945
(-25)
G-Class
4,660
(-310)
Land Cruiser 250
4,925
(-45)
全高 (Height)
LEXUS GX
1,925
(-50)
Defender 110
1,970
(-5)
G-Class
1,975
Land Cruiser 250
1,870
(-105)
各モデルのデザイン特性
LEXUS GX
機能美を追求したモダンなスクエア形状
Defender 110
角の取れた未来的でアイコニックな箱型
G-Class
伝統的な軍用車ルーツの無骨なスタイル
Land Cruiser 250
実用性重視のシンプルで質実剛健な造形
※数値はメーカー公表値(グレードや仕様により異なる場合があります)。
※GXとの差分(赤字/マイナス値など)は、GXを基準とした数値差を示します。

※数値はグレードにより多少異なります。

サイズ感としては全幅2メートル級の堂々たる体躯です。日本の狭い道路では気を使うサイズですが、先述した「視界の良い四角いデザイン」のおかげで、数値以上に運転しやすく感じるという声が多いのも事実です。

究極の選択!「Overtrail」か「標準」か

レクサスGXのデザイン選びで最後に直面するのが、グレードによる見た目の違いです。特に新設された「Overtrail(オーバートレイル)」グレードは、デザインの方向性を大きく変える要素を持っています。

「Overtrail」のデザイン的特徴

  • ブラックアウトされたパーツ群
  • 専用オールテレーンタイヤの装着
  • 自然に溶け込むアースカラーの設定
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写真出典:LEXUS

「Overtrail」グレードは、よりオフロード志向を強めたデザインが特徴です。フェンダーアーチやドアハンドル、ドアミラーなどがマットブラック塗装になり、足元にはゴツゴツとしたパターンのオールテレーンタイヤを標準装備。ボディカラーには「ムーンデザート」のような、砂漠や岩場に馴染む専用色が設定されています。

もしあなたが、キャンプサイトで誰よりも映える車に乗りたい、あるいは「本気で遊んでいる大人」を演出したいのであれば、迷わずOvertrailを選ぶべきです。

「標準仕様」のデザイン的特徴

  • ボディ同色のフェンダーアーチ
  • 大径ホイールによる都会的な足元
  • プレミアムな輝きを放つ塗装
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写真出典:LEXUS

一方、標準仕様(Version Lなど)は、フェンダーがボディ同色となり、タイヤもオンロード重視のスタイリッシュなデザインが採用されます。全体的に塊感が増し、スーツ姿で乗り降りしても違和感のない、知的なアーバンSUVとしての側面が強調されます。

都市部での移動がメインで、ゴルフ場のエントランスやホテルの車寄せでの佇まいを重視するなら、標準仕様の洗練されたデザインがベストマッチします。

まとめ

レクサスGXのデザイン変革は、単なる流行への追随ではなく、「本格オフローダーとしての機能」と「レクサスとしての品格」を高度にバランスさせた結果です。

  • 機能的な四角さ: 視界確保と車両感覚の掴みやすさを追求した必然のカタチ。
  • 独自の世界観: Gクラスの伝統やディフェンダーのポップさとは異なる、モダンな機能美。
  • 選べるスタイル: 野生味溢れる「Overtrail」と、都会的洗練の「標準仕様」。

「ただ高級なだけのSUVには飽きた」「人生を共に冒険できる相棒が欲しい」。そう願うあなたにとって、新型レクサスGXのデザインは、所有する喜びだけでなく、新しいライフスタイルへの扉を開く鍵となるはずです。

もし実車を見る機会があれば、ぜひ運転席に座り、そのボンネットの眺めを確認してみてください。その四角い視界の先に、これまでの車では見えなかった新しい景色が広がっていることを予感させるでしょう。

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