
プレミアムEV(電気自動車)市場がかつてないほどの活況を呈する中、自動車の歴史を牽引してきたメルセデス・ベンツが満を持して投入したミドルサイズEV SUVが「EQE SUV」です。近年、環境意識の高まりとともに、高級ガソリンSUVからEVへのシフトを検討される方が急増しています。しかし、「ガソリン車のGLEから乗り換えても本当に満足できるのか?」「ベースとなったEQEセダンや、他ブランドのライバル車と比べて何が優れているのか?」と、高額な買い物だけに比較検討で悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、EQE SUVの本当の実力と、自信を持っておすすめできる理由を徹底解説します。メルセデスならではの極上の静粛性や乗り心地から、大柄なボディを忘れさせる驚きの取り回し性能、そして後悔しないための最適なグレード選びまで、あなたが購入を決断するための判断基準を余すところなくお伝えします。
この記事を最後までお読みいただければ、EQE SUVが単なる「エコな車」ではなく、あなたのライフスタイルをより豊かにし、日々の移動を至福の時間に変えてくれる最高の一台であるかどうかが、明確に判断できるようになるはずです。
- EQE SUVとベースのセダン・従来型SUVとの決定的な違い
- 車好きの筆者がEQE SUVを強くおすすめする3つの核心的理由
- 「350」と「AMG 53」、あなたに最適なグレードの選び方
- 強力なライバル(BMW iX、Audi Q8 e-tron)との徹底比較と優位性
メルセデス・ベンツEQE SUVとは?基本スペックと際立つ特徴

メルセデス・ベンツが誇る次世代のEV専用プラットフォーム「EVA2」をベースに開発されたEQE SUVは、単に既存のエンジン車のパワートレインをモーターとバッテリーに置き換えただけの派生モデルではありません。EVとしてのパッケージングをゼロベースから再構築し、エンジンを持たないことによる空間効率の最大化と、航続距離を伸ばすための極限の空力性能を両立させています。ここでは、ベースとなったEQEセダンや、同クラスのベストセラーガソリンSUVである「GLE」と比較しながら、EQE SUVの基本的な特徴を紐解いていきましょう。
EQEセダンやGLEとの違いを紐解く
- セダンよりあえてホイールベースを短縮し、SUVとしての俊敏性を向上
- GLEと同等の広大な室内空間を持ちながら、より先進的で滑らかなデザイン
- SUVならではの高いアイポイントと、フラットなフロアによる乗降性の良さ
EQE SUVの車両構造を語る上で非常に興味深いのが、ベースモデルである「EQEセダン」との関係性です。一般的に、セダンをベースにSUVを開発する場合、同じホイールベース(前輪と後輪の距離)を維持するか、あるいは室内空間を稼ぐために延長されるケースがほとんどです。しかし、EQE SUVのホイールベースは3030mmと、驚くべきことにEQEセダンよりも90mm短く設定されています。これは、SUVに求められる機敏なハンドリング性能や、悪路や段差を乗り越える際のアプローチアングルなどを最適化するための、メルセデスならではの緻密な計算とこだわりの賜物です。
一方で、全高はセダンよりも約190mm高く設定され、SUVらしい見晴らしの良さと圧倒的な存在感を確保しています。サイズ感を同社の人気ガソリンモデル「GLE」と比較してみると、全長はやや短く、全幅はほぼ同等です。しかし、EV専用プラットフォームの最大の恩恵により、タイヤを四隅に配置できるため、室内空間、特に後席の足元や頭上空間はGLEに匹敵、あるいはそれ以上のゆとりを感じさせます。また、大きく重い駆動用バッテリーをキャビンの床下にフラットに敷き詰めているため、車両の重心が極めて低く抑えられています。これにより、SUV特有のカーブでのロール(車体の傾き)が物理的に抑えられ、乗員が不快に感じる揺れが少ない点も、従来型のエンジン搭載SUVとの決定的な違いと言えるでしょう。
注目の先進装備とMBUXインフォテインメント
- ダッシュボードを覆い尽くす「MBUXハイパースクリーン」の圧倒的な存在感
- 直感的な操作を可能にする音声アシスタントのさらなる進化
- 常に最新状態を保ち、機能が進化し続けるOTA(Over The Air)アップデート対応
EQE SUVの運転席に乗り込み、ドアを閉めた瞬間に目を奪われるのが、オプション設定(一部グレードでは標準)される「MBUXハイパースクリーン」です。運転席前のメーターパネル、中央のメインディスプレイ、そして助手席側のディスプレイという3つの高精細なOLED(有機EL)画面が、1枚の巨大な曲面ガラスパネルの下にシームレスに統合されています。ダッシュボード全体が巨大なスクリーンになったかのような視覚的インパクトと未来感は、他のどんなプレミアムブランドの車にも似ていない、メルセデス・ベンツ独自の強烈な個性です。助手席側のディスプレイでは、走行中であっても同乗者が個別に映像コンテンツやウェブブラウジングを楽しむことができ、長距離ドライブの快適性を飛躍的に高めています。
また、メルセデスが業界に先駆けて導入し、熟成を重ねてきた対話型インフォテインメントシステム「MBUX」もさらに賢く進化を遂げています。「ハイ、メルセデス」と呼びかけるだけでシステムが起動し、エアコンの細かな温度調整から、ナビゲーションの目的地設定、さらには車内を彩るアンビエントライトのカラー変更まで、人間と会話するような自然な言葉で操作が可能です。最新のAI学習機能も備わっており、ドライバーの好みや毎日の行動パターン(例えば、特定の時間に特定のラジオ局を聴くなど)を記憶して先回りした提案をしてくれるなど、まさに「走る優秀なコンシェルジュ」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。そして何より素晴らしいのは、これらの車載ソフトウェアがスマートフォンと同様にOTA(無線通信)によるアップデートに対応している点です。購入後も常に最新の機能やインターフェースに進化し続けるため、長く乗り続けても陳腐化しにくいという大きなメリットがあります。
車好きの筆者がEQE SUVを強くおすすめする3つの理由

数ある高級プレミアムEVの中でも、なぜEQE SUVが多くの車好きやメディアからこれほどまでに高い評価を受け、自信を持っておすすめできるのでしょうか。その理由は、単にカタログに載っているモーター出力やバッテリー容量のスペックが優れているからだけではありません。市街地から高速道路、ワインディングまで様々なシーンでの「質の高さ」と「心地よさ」にこそ、メルセデス・ベンツの真骨頂が表れています。ここでは、様々な角度から徹底比較して見えてきた、EQE SUVを推薦する3つの核心的な理由を詳しく解説します。
極上の静粛性と「マジックカーペット」のような乗り心地
- 風切り音やロードノイズを極限まで遮断した、図書館のような静寂の空間
- AIRMATICサスペンションがもたらす、フラットで上質な乗り味
- 疲労を最小限に抑え、長距離移動を「至福の時間」に変える総合的な快適性
電気自動車である以上、エンジン音がしないのは当然のことですが、EQE SUVが実現している静粛性は、一般的なEVのそれとは次元が異なります。実は、エンジン音という「マスキング(他の音をかき消す効果)」がなくなることで、EVは逆に高速走行時の風切り音や、タイヤが路面を叩くロードノイズが目立ちやすくなるという、開発上の大きなジレンマを抱えています。しかし、メルセデスの音響エンジニアたちはこの課題に徹底的に向き合いました。ボディの隙間という隙間を特殊な防音材やシーリングで塞ぎ、サイドウィンドウには合わせガラスの間に遮音シートを挟み込んだ特殊なガラスを採用。さらにはモーターの微細な振動すらボディに伝えないよう、特殊なマウント構造でユニットを支えています。その結果、高速道路を時速100kmで巡航していても、車内は後席の乗員と囁き声で会話ができるほどの圧倒的な静けさが保たれています。
この静寂の空間にさらなる価値を付加しているのが、「AIRMATICサスペンション(エアサスペンション)」による極上の乗り心地です。路面の細かな凹凸やうねりを各種センサーが瞬時に読み取り、四輪それぞれのダンパーの減衰力を連続的に可変させます。これにより、まるで魔法の絨毯(マジックカーペット)に乗って滑るように移動しているかのような、極めてフラットで滑らかな姿勢を保ちます。床下に配置された数百キロにも及ぶ重いバッテリーが「天然の重り」として働き、車体をどっしりと落ち着かせているため、大型SUVにありがちなフワフワとした不快な揺れや、微細な振動すら乗員に伝えません。この「外界のストレスから完全に隔離されたかのような圧倒的な快適性」こそが、EQE SUVを積極的に選ぶ最大の理由と言っても過言ではありません。
実用性を極めた航続距離と賢いエネルギーマネジメント
- WLTCモードで最大約528kmを誇る、実用上全く不安のない航続距離
- 効率を高めるヒートポンプ式エアコンの標準装備による冬季の安心感
- ブレーキ回生を賢くコントロールし、ワンペダル感覚も選べるインテリジェント機能
EVの購入を検討される際、誰もが最も気になり、同時に不安に感じるのが「航続距離」と「充電の利便性」でしょう。主軸グレードである「EQE 350 4MATIC SUV」には、89kWhという大容量のリチウムイオンバッテリーがフロア下に搭載されており、カタログ上のWLTCモードで最大約528km(※仕様・オプションにより変動あり)の航続距離を実現しています。もちろん、実際の走行ではエアコンの使用や高速道路での走行比率によって距離は変動しますが、実用領域の厳しい条件下でも400km前後は確実に走行できる実力を持っています。これは、日常の通勤や買い物から、週末のゴルフ、隣県への小旅行程度であれば、途中の経路充電を全く気にする必要がないレベルです。
さらに高く評価すべきは、車体全体のエネルギーマネジメントの賢さです。EQE SUVには、バッテリーや駆動用モーターから発生する排熱を回収し、室内の暖房に再利用する「ヒートポンプシステム」が標準で装備されています。これにより、暖房による電力消費が激しい冬季の航続距離低下を最小限に抑え、年間を通じて安定したパフォーマンスを発揮します。また、ステアリング奥に備わるパドルシフトを使って、アクセルを離した際の回生ブレーキ(モーターを発電機として使い減速する力)の強さを数段階に調整できます。特筆すべきは「D Auto」モードの優秀さです。これを選択すると、前方を走る車との車間距離や、ナビゲーションの地図データ(先のカーブや勾配など)に基づいて、車自身が自動的に最適な回生力(減速度)をコントロールしてくれます。これにより、ドライバーは無駄なブレーキペダルの踏み替えから解放され、最も電力効率の良いスマートなドライブを無意識のうちに実践できるのです。
巨体を忘れさせる驚異の取り回し(リア・アクスルステアリング)
- 最大10度切れる後輪操舵システムによる、魔法のような小回り性能
- 最小回転半径4.8mという、コンパクトカーを凌ぐ取り回しの良さ
- 高速走行時の圧倒的な直進安定性と、滑らかなレーンチェンジ
全長約4.86m、全幅1.94mを超える堂々たる体躯を持つEQE SUVですが、いざ日本の狭い市街地でステアリングを握ってみると、その運転のしやすさに誰もが驚愕するはずです。その秘密は、後輪操舵システムである「リア・アクスルステアリング」の存在にあります。EQE SUVには、後輪の切れ角が最大10度にも達するシステムが用意されています(グレードにより標準またはオプション)。時速60km以下の低速域では、後輪が前輪と「逆の方向」に大きく切れるため、まるでコマが回るように極めて小さく旋回することが可能になります。
このシステムの恩恵により、このサイズの大型SUVでありながら、最小回転半径はなんと「4.8m」まで劇的に縮小します。これは、同じメルセデスの最も小さなコンパクトカーであるAクラス(最小回転半径5.0m)よりも小回りが利くという驚異的な数値です。細い路地での直角コーナーやUターン、都心の狭い地下駐車場での車庫入れなど、大柄なSUVが最も苦手とし、ドライバーが冷や汗をかくようなシチュエーションで、この後輪操舵はまさに魔法のような威力を発揮します。一方で、時速60km以上の高速域では、後輪が前輪と「同じ方向」にわずかに切れるよう制御されます。これにより、カニ歩きをするように斜めに平行移動しながらレーンチェンジを行うため、車体のロール(傾き)が極限まで抑えられ、同乗者の車酔いを防ぐとともに、矢のように真っ直ぐ進む圧倒的な直進安定性をもたらします。日常の取り回しの良さと、アウトバーンで鍛えられた高速安定性という、本来相反する要素をこれほど高い次元で両立させた技術は、EQE SUVの大きなアドバンテージです。
EQE SUVのおすすめグレードとライバル比較
ここまでEQE SUVの圧倒的な魅力をお伝えしてきましたが、実際に購入を検討するフェーズに入ると、「メルセデスの中でどのグレードを選ぶべきか」「BMWやアウディといった他のプレミアムEVと比べてどうなのか」という現実的な疑問が生じるはずです。ここでは、現在ラインナップされているグレードの比較と、強力なライバルである他ブランドの電動SUVとの違いを明確にし、あなたにとってベストな選択肢を導き出します。
350 4MATICか、AMG 53か。最適なグレードの選び方

写真出典:メルセデス・ベンツ
- 日常の極上の快適性とバランスを重視するなら、迷わず「350 4MATIC」
- スーパーカー並みの圧倒的なパフォーマンスと刺激を求めるなら「AMG 53」
- リセールバリューと所有満足度を高める「AMGラインパッケージ」の推奨
現在、日本市場において正規導入されているEQE SUVのラインナップは、大きく分けて標準的なモデルである「EQE 350 4MATIC SUV」と、メルセデスのスポーツ部門が手掛けたハイパフォーマンスモデル「Mercedes-AMG EQE 53 4MATIC+ SUV」の2種類です。
様々な視点から比較した結果、多くの方に最もおすすめしたい結論は**「EQE 350 4MATIC SUV」に「AMGラインパッケージ」を装着したモデル**です。
350 4MATICは前輪と後輪それぞれにモーターを搭載する四輪駆動モデルで、システム最高出力292ps、最大トルク765Nmという強大なスペックを持っています。この765Nmというトルクは、一昔前のガソリン車のV8・4リッターツインターボエンジンに匹敵する数値です。アクセルを軽く踏み込むだけで、2.6トンを超える重厚な車体を、音もなく、いとも簡単に滑らかに加速させます。日常の街乗りから高速道路の合流や追い越しまで、動力性能に不満を抱くシーンは皆無と言って良いでしょう。ここに、スポーティな専用バンパーや大径ホイール、ホールド性の高いスポーツシートなどがセットになった「AMGラインパッケージ」を追加することで、視覚的な魅力が大幅に増し、将来手放す際のリセールバリュー(再販価値)も高く保たれるため、非常に賢明な選択と言えます。
一方の「AMG EQE 53」は、最高出力625ps(RACE START使用時はさらにアップ)という、強烈なパワーを誇るモンスターマシンです。静止状態から時速100kmまでの加速はわずか3.5秒と、本格的なスーパーカー並みの数値を叩き出します。専用の足回りチューニングにより、背の高いSUVとは思えないほどハンドリングも極めてシャープです。しかし、スポーツ性を追求した代償として、乗り心地は350に比べるとやや引き締まった(硬めの)印象になります。血の沸き立つような刺激的なドライビングプレジャーを最優先するエンスージアストには最高の選択肢ですが、家族やゲストを乗せてゆったりと優雅に移動する「プレミアムSUVとしての総合的なバランス」を考慮すると、350 4MATICのしなやかで洗練された乗り味の良さがより際立って感じられます。
競合プレミアムEV SUV(iX, Q8 e-tron)との比較表

写真出典:BMW Japan
- 走り出しの滑らかさと圧倒的な静けさ、乗り心地の良さは「EQE SUV」がリード
- 独創的なデザインとカーボンボディによるスポーティなハンドリングは「BMW iX」
- 従来型SUVからの違和感のなさ、手堅いドイツ車らしい造り込みは「Audi Q8 e-tron」
EQE SUVを検討する際、必ずといっていいほど比較検討のテーブルに上がるのが、同じドイツ御三家であるBMWの「iX」と、アウディの「Q8 e-tron」です。このクラスのプレミアムEV SUVとして、それぞれがブランドの哲学を体現した強い個性を持っています。
BMW iXは、シャシーにカーボン素材(CFRP)を多用した軽量・高剛性ボディと、内燃機関モデルとは全く異なるEV専用の斬新な内外装デザインが最大の特徴です。アクセルを踏んだ瞬間からガツンと前に出る力強い加速感と、BMWのアイデンティティである「駆け抜ける歓び」を感じさせるスポーティなハンドリングは非常に魅力的です。ただ、その個性的なフロントグリル(キドニーグリル)のデザインは好き嫌いがはっきりと分かれやすい点と、乗り心地の面ではEQE SUVと比較するとやや路面の凹凸を拾いやすく、スポーティに振りすぎていると感じる場面もあります。
アウディ Q8 e-tronは、これまでのガソリン車から乗り換えても全く違和感のない、極めてオーソドックスで洗練されたデザインと操作系が魅力です。静粛性や高速道路での矢のような直進安定性も非常に高いレベルにあり、誰が乗っても安心できる「アウディらしい手堅さ」があります。しかし、プラットフォームの基本設計がやや古いため、EQE SUVのような10度も切れる後輪操舵システムなどの最新のシャシーデバイスの面では、一歩譲る感は否めません。
これら強力なライバルに対し、メルセデス・ベンツ EQE SUVは**「究極の快適性と先進テクノロジーの融合」**という点で、頭一つ抜け出た存在感を放っています。エアサスペンションによる滑るような乗り心地、後輪操舵による物理法則を無視したかのような小回り性能、そしてMBUXハイパースクリーンがもたらす圧倒的な未来感は、ライバルには明確に備わっていない強みです。「日々の移動で最も疲れない、心安らぐ上質なプライベート空間」を車に求めるのであれば、EQE SUVが間違いなく最良の選択肢となります。
| 比較項目 | メルセデス・ベンツ EQE 350 4MATIC SUV | BMW iX xDrive50 | Audi Q8 50 e-tron quattro |
| 車両本体価格(目安) | 約1,369万円〜 | 約1,416万円〜 | 約1,099万円〜 |
| バッテリー容量 | 89.0 kWh | 111.5 kWh | 95.0 kWh |
| 一充電航続距離(WLTC) | 528 km | 650 km | 424 km |
| 最高出力 / 最大トルク | 292 ps / 765 Nm | 523 ps / 765 Nm | 340 ps / 664 Nm |
| 小回り(最小回転半径) | 4.8 m (後輪操舵ありの場合) | 6.0 m | 5.8 m |
| 総合的な強み・特徴 | 圧倒的な静粛性・乗り心地、小回り性能 | 力強い加速、独創的で先進的なデザイン | 癖のない操作感、手堅い上質な造り込み |
| こんな人におすすめ | 快適性と最新技術、同乗者への配慮を重視する方 | スポーティな走りとブランドの個性を求める方 | ガソリン車から違和感なくスムーズに移行したい方 |
※車両価格やスペックは年式・仕様・オプション等により異なる場合があります。最新情報は各メーカー公式HPをご確認ください。
まとめ
- EQE SUVは、EV特有の欠点(重量による乗り心地の悪化や小回りの利かなさ)を最新技術で見事に払拭した完成度の高いモデル
- 外部と隔絶された圧倒的な静粛性、エアサスによる極上の乗り心地、驚異的な小回り性能がライバルに勝る最大の魅力
- 筆者が推奨するベストバイグレードは、価格・性能・快適性のバランスに優れた「EQE 350 4MATIC SUV(AMGライン装着車)」
メルセデス・ベンツ EQE SUVは、過熱するプレミアムEV市場において、新たなベンチマーク(基準)となるべき非常に完成度の高い一台です。ガソリン車からの乗り換えであっても、航続距離や日々の充電に対する不安を感じさせない高い実用性を備えつつ、エンジン車では構造上絶対に到達することができない領域の「静けさ」と「滑らかさ」を実現しています。
特に、全長4.8mを超える大きなボディサイズを一切感じさせないリア・アクスルステアリング(後輪操舵)による魔法のような取り回し性能は、道幅が狭く、駐車環境がシビアな日本の道路事情において、オーナーに絶大なメリットと心理的な安心感をもたらします。
1,300万円を超える価格設定は決して安い買い物ではありません。しかし、単にA地点からB地点へ移動するための道具としてではなく、日々の移動時間を「上質でストレスフリーなリラクゼーションの場」に変えてくれるその価値は、支払う対価以上のものがあります。車の真の価値は、カタログのスペック表ではなく、実際に乗って初めて理解できるものです。ぜひ一度、お近くのメルセデス・ベンツ正規ディーラーに足を運び、ご自身のステアリングで次世代のメルセデスが提示する「最高峰の快適性」をご体感ください。走り出した瞬間に、あなたの新しいカーライフの扉が開くことを確信しています。
