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レンジローバーの欠点と後悔しない選び方|故障・維持費の真実とそれを上回る魅力

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レンジローバーの手描き

「砂漠のロールスロイス」と称され、SUVの頂点に君臨するレンジローバー。その圧倒的な存在感と優雅さに憧れを抱く一方で、ネット上で見かける「壊れやすい」「維持費がやばい」「やめとけ」といったネガティブな評判に不安を感じていませんか?

「憧れの車を手に入れたいけれど、購入してすぐに後悔するのは絶対に避けたい」

そう考えるのは当然のことです。レンジローバーは決して安い買い物ではありませんし、維持するにも覚悟が必要です。しかし、その「欠点」の正体を正しく理解し、適切な対策を講じれば、これほど人生を豊かにしてくれる車は他にありません。

本記事では、レンジローバーのオーナーたちが直面するリアルな「欠点」を包み隠さず解説し、それでもなお多くの人がこの車を選び続ける理由、そして後悔しないための具体的な選び方までを徹底網羅します。漠然とした不安を解消し、あなたの決断をサポートするための判断材料を提供します。

この記事のポイント

  • レンジローバー特有の故障リスク(エアサス・電装系)と修理費用の目安
  • 国産高級SUVとは桁が違う?年間のリアルな維持費と覚悟すべき出費
  • 「大きすぎる」は本当か?日本の道路事情における取り回しとサイズ感
  • それでも選ばれる「圧倒的な乗り心地」と「ブランド価値」の正体

レンジローバーの「欠点」と言われる5つの真実

エアサス故障のレンジローバー

憧れのレンジローバーを手に入れる前に、まずはオーナーたちが口を揃えて指摘する「5つの欠点」と向き合う必要があります。これらは単なる噂ではなく、構造や設計思想に起因する事実も含まれています。

1. 故障リスクの高さ(特にエアサスと電装系)

レンジローバー最大の懸念点は、やはり故障のリスクです。特に以下の3点は「定番」とも言えるトラブル箇所です。

  • エアサスペンションの不具合
    • 症状: 車高が上がらない、一晩で車高が下がっている、乗り心地が極端に硬くなる。
    • 原因: ゴム製エアバッグの経年劣化によるエア漏れや、コンプレッサーの故障。
    • 対策: 消耗品と割り切り、5万km〜8万km程度での交換を想定しておく必要があります。修理費は数十万円コースになることも珍しくありません。
  • 電装系(インフォテインメント・センサー)のトラブル
    • 症状: ナビ画面がブラックアウトする、バックカメラが映らない、警告灯が誤点灯する。
    • 特徴: 英国車特有の「電気周りの弱さ」は改善されつつありますが、高度に電子制御化された現行モデルでも、センサー類の誤作動は報告されています。
  • 水漏れ・オイル漏れ
    • 症状: 冷却水の減少警告が出る、駐車場にオイルのシミができる。
    • 注意点: 冷却系パーツ(樹脂製パーツ)の劣化による水漏れは、オーバーヒート直結の危険信号です。

2. 想像を超える維持費と修理コスト

車両本体価格だけでなく、維持費も「超一流」です。国産SUVの感覚で所有すると、家計を圧迫しかねません。

  • 燃費の悪さ: 街乗りではリッター5〜7km程度が一般的。ハイオク指定かつ大容量タンクのため、満タン給油で1万円札が複数枚飛んでいきます。
  • 高額な税金: 大排気量エンジンかつ重量級ボディのため、自動車税と重量税は最高ランク帯です。
  • 部品代と工賃: 純正パーツは高額で、正規ディーラーの工賃も時間単価が高めに設定されています。

3. 日本の道路事情には「大きすぎる」サイズ感

レンジローバーは全幅が2メートル近く(またはそれ以上)あり、日本の駐車場や道路事情ではストレスを感じる場面があります。

項目一般的な機械式駐車場レンジローバー(現行)判定
全幅1,850mm以下2,005mmNG
全長5,000mm以下5,052mmNG
重量2,000kg〜2,500kg2,500kg超要注意

特に古いコインパーキングや都内の狭い路地では、入庫を断念したり、すれ違いに神経をすり減らしたりすることがあります。「行きたい場所に行けない」という制約は、実用車として大きな欠点になり得ます。

4. リセールバリュー(再販価値)の不安定さ

一部の人気モデルや限定車を除き、レンジローバーのリセールバリューは国産人気SUV(ランドクルーザーやレクサスLX)と比較すると下落幅が大きい傾向にあります。

特に、故障が増え始める「保証切れ(3年〜5年)」のタイミングで手放す人が多く、中古市場での価格崩落が起きやすいモデルも存在します。「資産価値」として購入するのはリスクが高いと言えるでしょう。

5. ディーラー対応と部品供給の遅さ

故障した際、部品が国内に在庫しておらず「本国取り寄せ」となり、修理完了まで数週間〜1ヶ月以上かかるケースがあります。

また、正規ディーラーの数が国産メーカーに比べて圧倒的に少なく、地方在住の場合はメンテナンスのために隣県まで足を運ぶ必要があるなど、利便性の面でも不利な点があります。

それでも選ばれる理由|欠点を凌駕する3つの魅力

これほど多くの「欠点」がありながら、なぜレンジローバーは世界中のセレブリティや実業家に愛され続けるのでしょうか?それは、他の車では絶対に味わえない「唯一無二の世界観」があるからです。

1. 「砂漠のロールスロイス」と呼ばれる極上の乗り心地

レンジローバーの真骨頂は、オンロード・オフロードを問わない魔法のような乗り心地です。

エアサスペンションが路面の凹凸を完全にいなし、まるで雲の上を滑るかのような感覚(マジック・カーペット・ライド)を提供します。高速道路でのクルージングでも、荒れた山道でも、車内は常に静寂と平穏に包まれています。この体験をしてしまうと、他のSUVが霞んで見えてしまうほどです。

2. 圧倒的なブランドステータスとデザイン美

レンジローバーのデザインは、「引き算の美学」で構成されています。無駄な装飾を削ぎ落としたシンプルでモダンな外観、最高級のレザーとウッドを贅沢に使ったインテリアは、乗る人だけでなく見る人をも魅了します。

「レンジローバーに乗っている」という事実だけで、オーナーの成功や美的センスを無言のうちに語ってくれる、強力なステータスシンボルとなります。

3. 全地形対応の万能性

優雅な見た目とは裏腹に、その悪路走破性は本格クロカン車並みです。水深900mmまでの渡河能力や、急勾配をものともしないトラクション性能を持っています。「いざとなれば道なき道を進める」という余裕が、日常の運転における安心感(全能感)に繋がっています。

【比較・診断】あなたはレンジローバーに向いている?

レンジローバーと美女

レンジローバーを購入して「幸せになれる人」と「後悔する人」には明確な違いがあります。以下のチェックリストで、自分の適性を診断してみましょう。

チェック項目向いている人(〇)向いていない人(×)
金銭感覚修理代50万円を「必要経費」と割り切れる突発的な出費にストレスを感じる
車への価値観移動時間を「豊かな体験」にしたい車は単なる「移動手段・道具」だ
性格小さな不具合には目をつぶれるおおらかさがある異音や不具合が一つでも許せない完璧主義
環境自宅に幅広対応の駐車場があり、セカンドカーもある狭い駐車場しかなく、この1台ですべて賄う
整備ディーラーや専門店との付き合いを楽しめる車検以外はメンテナンスフリーで乗りたい

診断結果

  • すべて当てはまる: あなたはレンジローバーオーナーの素質があります。迷わず進みましょう。
  • 1〜2つ不安がある: 認定中古車や保証の手厚い販売店を選ぶことでリスクを軽減できます。
  • 半分以上当てはまらない: 国産高級SUV(レクサスLXなど)やドイツ御三家(X5, GLE, Cayenne)の方が、精神衛生上良い選択かもしれません。

後悔しないための購入・維持の鉄則

レンジローバー_背景打ちっぱなしコンクリート

最後に、レンジローバー選びで失敗しないための具体的なアドバイスをお伝えします。

1. 「認定中古車」または「専門店」で購入する

中古で購入する場合、目先の安さで選ぶのは自殺行為です。

  • 正規ディーラー認定中古車: 手厚い保証が付帯し、整備履歴もしっかりしています。初心者には最も安心な選択肢です。
  • ランドローバー専門店: ディーラーよりも安価で、かつレンジローバーの弱点を熟知した整備が受けられます。独自のノウハウで予防整備を提案してくれることもあります。

2. 「予備費」を必ず確保しておく

車両購入予算ギリギリで買うのではなく、常に50万〜100万円程度の「整備用プール金」を手元に残しておきましょう。「いつ壊れても直せばいい」という経済的な余裕が、精神的な余裕に繋がります。

3. 試乗で「サイズ感」と「車庫入れ」を確認する

スペック上の数値だけでなく、実際に生活圏内で試乗し、よく行くスーパーの駐車場や自宅の車庫に入れてみてください。特に全幅の感覚とドアの開閉スペースは、日常の使い勝手に直結します。

まとめ

レンジローバー_プラントショップ

レンジローバーには、確かに故障や維持費、サイズといった明確な「欠点」が存在します。これらは、高性能と引き換えの代償とも言えるでしょう。

  • 欠点: 故障リスク(エアサス・電装)、高額な維持費、取り回しの悪さ
  • 魅力: 唯一無二の乗り心地、圧倒的な美学とステータス、どこへでも行ける全能感

しかし、これらの欠点を理解し、許容できる経済力と度量を持つオーナーにとって、レンジローバーは単なる車以上の存在となります。それは、移動のたびに心が満たされる特別な空間であり、人生の成功を象徴するパートナーです。

「手のかかる子ほど可愛い」と思える余裕を持ち、そのトラブルさえも愛せる覚悟があるなら、レンジローバーはあなたにとって最高の選択になるはずです。

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