
※本記事の車種構成、価格、寸法、乗車定員、装備は2026年7月時点の日本仕様を基準にしています。ラインアップやメーカー希望小売価格は予告なく変更される場合があります。購入時はメルセデス・ベンツ日本公式サイトまたは正規販売店で最新情報をご確認ください。(最終確認:2026年7月)
「ベンツのSUVが欲しいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「GLAとGLC、あるいはGLE、名前は似ているけれど具体的に何が違うの?」
2026年7月時点で、メルセデス・ベンツのSUVラインアップは街乗り重視のコンパクトモデルから、本格的な悪路走破性を持つオフローダー、そして電気自動車(EV)まで幅広い選択肢が展開されています。その多さは魅力である一方、初めて検討する方には「複雑で分かりにくい」と感じる原因にもなっています。
この記事では、2026年7月時点で日本市場に展開されている主なメルセデス・ベンツのSUVを、サイズや用途ごとに整理します。ご自身のライフスタイルや駐車環境、家族構成に合った一台を見つけるためのガイドとしてお役立てください。
この記事のポイント
- GLA・GLB・GLC・GLE・GLSは、末尾の文字からおおよその車格を把握できる
- コンパクト・ミドル・ラージ・電動の4カテゴリで用途に応じた比較ができる
- 7人乗り・クーペスタイル・電気自動車(EQシリーズ)など目的別の選択肢を整理
- モデルごとの安全・運転支援装備と、中古車価値を見る際の注意点が分かる
メルセデス・ベンツSUVの車名とクラスの見方

メルセデス・ベンツのSUV選びで最初に押さえておきたいのが、ネーミングのルールです。モデル名の規則を理解しておくと、車格の大きさや位置づけをある程度把握しやすくなります。
GLA・GLB・GLC・GLE・GLSの車名ルール
GLA・GLB・GLC・GLE・GLSは、メルセデス・ベンツのSUV系モデル名です。末尾のA・B・C・E・Sは、各乗用車シリーズに対応したおおよその車格を示します。ただし、実際のボディサイズや価格が対応するセダンと完全に一致するわけではありません。
「Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)」はGLA〜GLSとは別の系譜を持つ本格クロスカントリー車で、独自の立場にあります。
クーペと電気自動車(EQ)
- クーペ:モデル名の後ろに「クーペ」とつくもの(例:GLCクーペ、GLEクーペ)は、ルーフラインが後方へなだらかに下がったスポーティなデザインが特徴です。通常モデルとは後席頭上空間や荷室形状が異なります。
- EQシリーズ:EQA、EQB、EQE SUV、EQS SUVなどは、バッテリーだけで走る電気自動車です。今後は車名体系が変更される可能性があるため、最新ラインアップは公式サイトで確認してください。
| モデル名 | おおよその車格 | サイズ感 | 主な特徴 |
| GLA | Aクラス相当 | コンパクト | 比較的コンパクトな都市型SUV。駐車場の高さ・幅制限は個別確認が必要 |
| GLB | Bクラス相当 | コンパクト〜ミドル | 3列7人乗りを特徴とするSUV。グレード・仕様によって装備を確認 |
| GLC | Cクラス相当 | ミドル | 扱いやすさと居住性のバランスを重視したミドルサイズSUV |
| GLE | Eクラス相当 | ラージ | 余裕ある室内空間と高い悪路走破性。乗車定員はグレードによる |
| GLS | Sクラス相当 | ラージ | 大型ボディと3列シートを備えるフラッグシップSUV |
| Gクラス | 独自の系譜 | ラージ | 伝統的な構造と高い悪路走破性を備える本格オフローダー |
ベンツSUVのサイズ・価格・乗車定員一覧
下の表は、2026年7月時点における日本向け主要モデルの代表値をまとめたものです。価格はメーカー希望小売価格・税込(2026年7月確認時点)で、各モデルのエントリーグレード(Mercedes-AMG・Mercedes-Maybach・特別仕様車を除く通常ラインアップの最も基本的なグレード)の価格を記載しています。オプションや諸費用、登録諸費用は含みません。
| モデル | パワートレイン | 全長 | 全幅※ | 全高 | 乗車定員 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GLA | ガソリン/ディーゼル | 4,445mm | 1,850mm | 1,605mm | 5人 | 639万円〜 |
| EQA | EV | 4,465mm | 1,835mm | 1,610mm | 5人 | 775万円〜 |
| GLB | ガソリン/ディーゼル | 4,660mm | 1,845mm | 1,700mm | 7人(3列) | 684万円〜 |
| EQB | EV | 4,685mm | 1,835mm | 1,705mm | 7人(3列) | 815万円〜 |
| GLC | ディーゼル/ガソリン(PHEV) | 4,720mm | 1,890mm | 1,640mm | 5人 | 827万円〜 |
| GLCクーペ | ディーゼル/ガソリン(PHEV) | 4,765mm | 1,890mm | 1,605mm | 5人 | 877万円〜 |
| GLE | ディーゼル | 4,925mm | 2,010mm | 1,795mm | 5人(グレードにより7人) | 1,170万円〜 |
| GLEクーペ | ディーゼル | 4,940mm | 2,020mm | 1,715mm | 5人 | 1,421万円〜 |
| GLS | ディーゼル/ガソリン | 5,210mm | 2,030mm | 1,840mm | 7人 | 1,534万円〜 |
| Gクラス | ディーゼル | 4,670mm | 1,930mm | 1,980mm | 5人 | 1,844万円〜 |
| EQE SUV | EV | 4,870mm | 1,920mm | 1,670mm | 5人 | 1,311万円〜 |
| EQS SUV | EV | 5,130mm | 2,035mm | 1,725mm | 7人 | 1,661万円〜 |
| G 580 with EQ Technology | EV | 4,730mm | 1,985mm | 1,990mm | 5人 | 2,635万円 |
※全幅はドアミラーを含みません。ドアミラー込みの最大幅は各モデルの公式諸元でご確認ください。
※寸法・乗車定員・価格は代表的なグレードの数値です。グレード、モデルイヤー、装着オプション(AMGラインパッケージ選択時の変更など)によって実際の数値は異なる場合があるため、購入前に公式プライスリストおよび各モデルのカタログで必ずご確認ください。
※Mercedes-AMGおよびMercedes-Maybachモデルは通常モデルと価格帯が大きく異なるため、この表には含みません。
コンパクトSUV(GLA・GLB・EQA・EQB)
取り回しの良さと使い勝手を重視する方に向けた、比較的コンパクトなカテゴリです。ただし「コンパクト」とはメルセデス・ベンツのSUVラインアップの中での位置づけであり、全幅は1.8m前後あります。駐車場のサイズは必ず事前に確認してください。
GLA:比較的コンパクトな都市型SUV
- 駐車場の確認が必要:GLAはメルセデスのSUVの中では比較的コンパクトですが、全高は仕様により約1.6mあります。機械式駐車場によっては高さ制限により入庫できない可能性があるため、購入前に全高だけでなく全幅、車両重量、タイヤ外幅などの制限も確認してください。
- インテリア:スポーティで若々しいデザインの内装が特徴です。
- 走り:視線は高めですが、ハッチバック車に近い感覚で運転できます。

GLAの具体的なボディサイズや立体駐車場の注意点については、「ベンツGLAのサイズを徹底解説|立体駐車場の注意点と使い勝手【2026年版】」で詳しく解説しています。
GLB:3列シートを備えるSUV
- スクエアなボディと3列シート:GLBはGLAより全長と全高が大きい一方、スクエアなボディを生かして3列シートと高い積載性を実現しています。
- 積載性:3列目を倒せば広い荷室が確保でき、3列シートや荷室の使い勝手を重視するファミリー層に適した選択肢です。
- デザイン:Gクラスを彷彿とさせる角ばったフォルムが特徴です。

GLBのボディサイズや3列目の使い勝手については、「ベンツGLBのサイズ・価格を比較|180と200dの違いと選び方【2026年版】」で詳しく解説しています。
EQA:GLAに近いサイズの電動SUV
- 5人乗りの電動コンパクトSUV:EQAはGLAをベースとした5人乗りの電動SUVです。エンジン車のGLAと基本プラットフォームを共有しつつ、電動パワートレイン専用の艤装に変更されています。
- 静粛な走り:エンジン音がないことによる静かな走りが特徴です。
- 充電環境の確認:自宅や職場での充電設備の有無を購入前に確認してください。

EQB:GLBに近いサイズの電動3列SUV
- 電動の3列SUV:EQBはGLBに近いスクエアなボディと3列シートを備える電動SUVです。電気自動車として3列7人乗りに対応するモデルは選択肢が限られるため、ファミリーEVとして検討する価値があります。
- 充電環境の確認:自宅や職場での充電設備の整備が前提です。

EQAとEQBの違いについては、「ベンツEQAとEQBの違いを徹底比較!サイズ・価格・7人乗りの選び方」で詳しく解説しています。
| 比較項目 | GLA | GLB | EQA | EQB |
|---|---|---|---|---|
| サイズ感 | 全長短め・全高低め | 全長やや長め・全高高め | GLAに近いサイズ | GLBに近いサイズ |
| 定員 | 5人 | 7人(3列) | 5人 | 7人(3列) |
| パワートレイン | ガソリン/ディーゼル | ガソリン/ディーゼル | 電気自動車 | 電気自動車 |
| 主な用途 | 都市での日常使い | 3列シートが必要なファミリー | EV入門・静粛性重視 | ファミリーEV |
ミドルサイズSUV(GLC・GLCクーペ)
Cクラス相当の車格を持つミドルサイズカテゴリです。全長は約4.7mですが、全幅は1.9m前後あるため、狭い住宅街や駐車場では事前のサイズ確認が必要です。一方で、GLEやGLSよりは日常用途に取り入れやすいサイズです。
GLC:扱いやすさと快適性を両立するミドルサイズSUV
- サイズと居住性のバランス:全長は約4.7mですが、全幅は1.9m前後あります。GLEやGLSより取り回しやすい一方、狭い駐車場では制約が出る場合もあります。
- インフォテインメントと操作性:縦型のセンターディスプレイやMBUX(Mercedes-Benz User Experience)を採用し、ナビゲーション、音声操作、車両設定などを直感的に操作できます。MBUXはインフォテインメント・ユーザーインターフェースのシステムであり、運転支援システムとは別です。運転支援装備の内容はグレードやモデルイヤーによって異なります。
- サスペンション:一部グレードやオプションでは、乗り心地と車体安定性を高めるサスペンション装備が用意されます。装備の有無はモデルイヤーとグレードを確認してください。

GLCの実用性や日本での使い勝手については、「ベンツGLCの実用性は?サイズ・荷室・小回りを日本仕様で検証」で詳しく解説しています。
GLCクーペ:スポーティな外観のクーペスタイルSUV
- 特徴的なシルエット:後方へなだらかに下がるルーフラインにより、通常のGLCとは異なるスポーティな外観を実現しています。通常のGLCと比べ、後席頭上空間や荷室容量に制約が出る可能性があります。
- 乗り味:装備やタイヤサイズによって乗り味が異なるため、通常のGLCと乗り比べて確認することが重要です。
- 用途:デザインを優先した選択肢です。後席居住性や荷室に関するクーペスタイルの制約を理解した上で選択してください。

ラージSUV(GLE・GLEクーペ)
Eクラス相当の車格を持つ大型カテゴリです。全幅が2m近くあるため、日本の立体駐車場や狭い道路では制約が大きくなります。購入前に自宅・外出先の駐車場の幅・高さ・重量制限を必ず確認してください。
GLE:Eクラス相当の居住性と走破性を持つSUV
- 余裕ある室内空間:全幅が2m近くある大型SUVで、後席にゆとりある乗車空間を確保しています。乗車定員はグレードによって異なり、エントリーグレードの「GLE 300 d」は5人乗りが標準(オプションで7人乗りも選択可)、「GLE 450 d」は7人乗りが標準です。購入時に希望グレードの仕様を確認してください。
- 走行性能:高速道路での安定した走りと一定の悪路走破性を備えています。走行性能の詳細はグレードやオプションによって異なります。
- パワートレイン:2026年7月時点のエントリーグレードは「GLE 300 d 4MATIC(ISG)」で、価格は1,170万円(税込)です。現行ラインアップはディーゼルモデルが中心です。過去にはプラグインハイブリッド仕様も設定されていましたが、現行販売の有無は公式ラインアップで確認してください。

GLEの詳細な選び方については、「メルセデス・ベンツGLEおすすめガイド|SUVとクーペ、グレードの違いを比較」で解説しています。
GLEクーペ:スタイルを重視した大型SUV
- クーペスタイルの大型SUV:GLEを基礎とするクーペスタイルのSUVです。後方へなだらかに下がるルーフラインが特徴で、通常のGLEとは全高、荷室形状、後席頭上空間が異なります。
- スタイルと実用性のトレードオフ:スタイルを重視する反面、通常のGLEと比べて荷室や後席頭上空間に制約が出る可能性があります。
- グレード確認:グレード構成や乗車定員は公式サイトでご確認ください。
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大型ラグジュアリーSUV(GLS・Gクラス)
最上級クラスに位置するモデルです。いずれも全幅が2m前後に達する大型ボディのため、都市部での取り回しや駐車場選択には十分な注意が必要です。
GLS:3列シートのフラッグシップSUV
- 大型3列SUV:GLSは3列シートを備える大型SUVで、3列目にも乗員が座れる室内空間を確保しています。ただし、シートヒーター、リラクゼーション機能、オーディオなどの装備内容はグレードやオプションによって異なります。
- 大型ボディへの注意:全長は約5.1m、全幅は2mを超える大型ボディのため、駐車場や道路幅の確認が欠かせません。リアドア開閉に必要なスペースも考慮してください。
- 価格帯:エントリーグレードの「GLS 450 d 4MATIC」は1,534万円〜(税込、2026年7月確認時点)。グレードによって大きく異なります。

GLSの価格とグレード詳細については、「ベンツGLSの価格・グレード比較【2026年版】450 d・580・AMG・マイバッハの違い」をご覧ください。
Gクラス(ゲレンデヴァーゲン):伝統的デザインと悪路走破性
- デザインの継承と進化:Gクラスは1979年の登場以来、角張ったボディや特徴的なドア形状など、初代から続くデザイン要素を受け継いでいます。一方で、現行モデルでは車体、パワートレイン、安全・快適装備が大幅に進化しています。
- 開発背景と走破性:軍用車両としての開発を出発点とし、業務用など過酷な用途にも対応できるよう設計されてきた経緯があり、ラダーフレーム構造と高い悪路走破性を特徴としています。
- 中古車市場:Gクラスは中古車市場でも需要が高い傾向がありますが、将来の売却価格を保証するものではありません。相場は年式、仕様、走行距離、市場環境によって変動します。
- 価格:エントリーグレードの「G 450 d(ISG)」は1,844万円〜(税込、2026年7月確認時点)。Mercedes-AMG G 63は通常モデルと価格帯が大きく異なります。

Gクラスのボディサイズや日本での取り回しについては、「Gクラスのサイズ・車幅は?現行モデルの寸法と駐車場の注意点を解説」をご覧ください。
| 比較項目 | GLE | GLS | Gクラス |
| 全長 | 4,925mm | 5,210mm | 4,670mm |
| 全幅(ミラー除く) | 2,010mm | 2,030mm | 1,930mm |
| シート | 5人(グレードにより7人) | 7人 | 5人 |
| 主な特徴 | 余裕ある居住性と多用途性 | 3列大型ラグジュアリーSUV | 伝統的デザインと悪路走破性 |
※寸法はグレード・モデルイヤーによって異なります。全長は公式諸元表の記載値を参照してください。背面スペアタイヤのスペースやリアドア開閉に必要なスペースも駐車場選択の際に考慮してください。
上級電動SUV(EQE SUV・EQS SUV・G 580 with EQ Technology)
EV専用プラットフォームを採用した大型・上級電動SUVのカテゴリです。EQE SUVはGLEに近い価格帯・サイズ感、EQS SUVは大型ラグジュアリーEV、G 580はGクラスの電動モデルという位置づけです。いずれも充電設備の確認が購入前に必要です。
EQE SUV:上級電動SUV
- EV専用設計の上級SUV:EQE SUVは、EV専用プラットフォームを採用した上級電動SUVです。全長は約4.9m、全幅は約1.9〜2mに達する仕様もあり、サイズ感や価格帯はGLCよりもGLEに近い位置づけです。GLCのEV版ではありません。
- 静粛性と走り:電気自動車ならではの静粛な走りが特徴です。乗車定員や装備はグレードによって異なります。

EQE SUVについての詳細は、「メルセデスEQE SUVはどんな人向け?サイズ・航続距離・ライバル比較」をご覧ください。
EQS SUV:大型ラグジュアリー電動SUV
- EV専用設計の大型ラグジュアリーSUV:EQS SUVはEV専用設計を採用する大型ラグジュアリー電動SUVです。GLSに近い大型クラスですが、プラットフォームやパッケージングは異なります。
- 大型ディスプレイ:一部グレード・仕様には、ダッシュボードを横断する大型ディスプレイシステム「MBUXハイパースクリーン」が設定されます。全グレード共通の装備ではないため、希望のグレードの仕様を確認してください。
- 乗車定員:7人乗り。

EQS SUVの特徴とGLSとの違いについては、「EQS SUVのスタイルを徹底解説|GLSとの違い・サイズ・選び方」をご覧ください。
G 580 with EQ Technology:Gクラスのデザインと悪路性能を受け継ぐ電動モデル
- Gクラスの電動化モデル:Gクラスのデザインと悪路性能を受け継ぐ電動モデルです。4輪に配置したモーターを個別制御することで、Gクラスならではの高い悪路走破性を電気自動車として実現しています。
- G-TURN:4輪付近に配置したモーターを個別制御し、閉鎖された未舗装路など所定の条件下で車体を旋回させる「G-TURN」を備えます。一般公道で自由に使用できる機能ではありません。
- 価格:2,635万円(2026年7月確認時点)。最新価格は公式プライスリストでご確認ください。

G580のEVとしての特徴や内燃機モデルとの違いは、「GクラスEV「G 580」の特徴は?G 450 d・AMG G 63との違いを比較」をご覧ください。
Mercedes-AMGとMercedes-Maybachの違い
メルセデス・ベンツには、通常モデルとは価格帯・コンセプトが異なるサブブランドが存在します。AMGは高性能志向、Maybachは最上級のラグジュアリー志向というキャラクターを持ちます。いずれも通常モデルより価格が大幅に高くなります。
Mercedes-AMG(メルセデス・AMG)
- 高性能モデル:Mercedes-AMGは、通常モデルより高出力なパワートレイン、専用のサスペンション、ブレーキ、内外装などを採用する高性能モデルです。内容は車種・グレードによって異なります。
- 走行特性と維持費:通常モデルとは異なる加速性能やハンドリング特性を備えますが、乗り心地、タイヤ代、燃料・電力消費、維持費も含めて検討する必要があります。
- 外観:多くのモデルでAMG専用のラジエターグリル(パナメリカーナグリルなど)や大型ホイールが採用され、通常モデルと識別しやすいデザインが特徴です。詳細な意匠は車種・グレードによって異なります。

Mercedes-Maybach(メルセデス・マイバッハ)
- 最上級ラグジュアリー:後席の快適性を重視し、専用シート、上質な内装素材、静粛性を高める装備などが採用されます。仕様や装備はモデルによって異なります。2026年7月時点の日本ラインアップは公式サイトでご確認ください。
- 外観:ツートーンカラーのボディや専用エンブレムなど、通常モデルと識別できるデザインが特徴です。
- 価格:通常モデルと価格帯が大きく異なります。具体的な価格は公式プライスリストでご確認ください。

ベンツSUVを選ぶときの5つの確認ポイント
モデル紹介だけでは判断しきれない部分があります。以下の5つのポイントを事前に整理しておくと、購入後のミスマッチを減らせます。
1.自宅と外出先の駐車場サイズ
メルセデス・ベンツのSUVは全幅が広いモデルが多く、機械式駐車場では制限に引っかかる場合があります。以下の項目を購入前に必ず確認してください。
- 全長(乗用・立体駐車場の制限と比較)
- 全幅(ドアミラーを含む最大幅も確認)
- 全高(機械式駐車場は施設によって高さ制限が設けられている場合があります)
- 車両重量(重量制限のある駐車場)
- タイヤ外幅(フラップ幅の制限)
2.必要な乗車定員
- 5人乗りで十分か、7人乗りが必要か
- 3列目を日常的に使うか、折り畳んで荷室として使うことが多いか
- チャイルドシートを装着する場合の後席・3列目の使い勝手
- 同じモデルでも7人乗りと5人乗りのグレードがある場合、仕様を事前に確認する
3.荷室と後席の使い方
- ベビーカー、ゴルフバッグ、キャンプ用品、ペット用品など想定する荷物のサイズと量
- クーペSUV(GLCクーペ、GLEクーペ)はルーフラインの影響で荷室や後席頭上空間が通常モデルより狭くなる場合がある
- 3列シート車は3列目使用時に荷室が狭くなる
4.パワートレイン
- ガソリン:一般的にディーゼルより高回転域での走りが得意とされます。燃料費はディーゼルより高めになる傾向があります
- ディーゼル:一般的に低回転域のトルクが大きく燃費が良い傾向があります。設定の有無はモデル・グレードによって異なります
- マイルドハイブリッド(ISG搭載):エンジン始動・加速を補助。一部グレードに設定
- プラグインハイブリッド(PHEV):充電設備があれば電気のみで走れる区間も。現行ラインアップは公式サイトで確認
- 電気自動車(EV):充電設備の整備が前提。EQA・EQB・EQE SUV・EQS SUV・G 580が該当
5.購入後の維持費
- 任意保険料(ボディサイズ、出力、車種によって変動)
- タイヤ代(AMGモデルや大径タイヤ装着車は高め)
- 車検・定期整備費用
- 燃料代(ガソリン・ディーゼル)または充電代(EV・PHEV)
- 月極駐車場代(自宅に駐車スペースがない場合)
- 高性能AMGモデルはブレーキパッド・タイヤなど消耗品のコストが増える場合がある
目的別のおすすめモデル
以下は一般的な傾向をまとめたものです。実際の選択にあたっては、グレード、装備、駐車環境、パワートレイン、維持費を総合的に検討し、正規販売店での試乗・相談を推奨します。
- 街中での取り回しやすさを優先したい
- GLA:比較的コンパクトで街中でも扱いやすい。ただし機械式駐車場の制限は要確認。
- GLB:3列シートが必要なファミリーで、駐車場の制限内に収まる場合に適した選択肢。
- 日常での扱いやすさ、快適性、荷室のバランスを重視する
- GLC:日常での扱いやすさ、快適性、荷室のバランスを重視する人向け。ただし全幅や駐車場条件の確認が必要。
- 広い室内空間・長距離移動を重視する
- GLE:長距離移動が多い方、後席に余裕を求める方向け。乗車定員はグレード確認が必要。
- GLS:3列シートと広い室内を重視する人向け。
- 電動車を選びたい
- EQA・EQB:充電設備が整っていてEVデビューを検討する方向け。
- EQE SUV:上級電動SUVを求める方向け。
- EQS SUV:静粛性と電動車ならではの先進性を重視する人向け。乗車定員はグレード・仕様を確認。
- 伝統的なデザインや個性を重視する
- Gクラス:伝統的なデザインと悪路走破性を重視する人向け。
- G 580 with EQ Technology:Gクラスの個性を電気自動車で楽しみたい人向け。
- クーペモデル:GLCクーペまたはGLEクーペ。スポーティな外観を優先したい方向け。荷室・後席の制約を理解した上で選択。
まとめ
メルセデス・ベンツのSUVは、サイズ・パワートレイン・コンセプトが異なる多様なモデルで構成されています。最終的な選択にあたって、以下の点を整理しておくと判断しやすくなります。
- GLA:比較的コンパクトで街中でも扱いやすい。ただし機械式駐車場の制限は要確認。
- GLB:3列7人乗りとコンパクトさを両立。荷室や3列目の使い勝手も確認して選択。
- EQA:GLAをベースとした5人乗りの電動SUV。充電環境が整っている方向け。
- EQB:GLBに近いサイズの電動3列SUV。ファミリーEVとして検討する価値がある選択肢。
- GLC:日常での扱いやすさ、快適性、荷室のバランスを重視する人向け。ただし全幅や駐車場条件の確認が必要。
- GLE:余裕ある室内と多用途性を求める人向け。乗車定員はグレードを確認。
- GLS:3列シートと広い室内を重視する人向け。
- EQE SUV:GLEに近いサイズ感・価格帯の上級電動SUVを求める人向け。
- EQS SUV:静粛性と電動車ならではの先進性を重視する人向け。7人乗り。
- Gクラス:伝統的なデザインと悪路走破性を重視する人向け。
- G 580 with EQ Technology:Gクラスの個性を電気自動車で楽しみたい人向け。
メルセデス・ベンツの各SUVには、衝突被害軽減ブレーキや車間距離維持支援など、さまざまな安全・運転支援機能が設定されています。ただし、搭載機能や作動条件はモデル、グレード、モデルイヤーによって異なります。これらはドライバーの運転を支援する機能であり、安全運転の責任はドライバーにあります。
まずは気になったモデルをショールームで実際に確認し、駐車場サイズや乗車定員、維持費も踏まえて試乗することをおすすめします。
公式情報・参考リンク
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